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するするエッセイ【踊ってくらす】#13

さぶすくマガジン「くまのつべこべ」するするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。
どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

いよいよ年の瀬。
というより、このような状況になって何ヶ月…
というような数え方をする声も聞くことがありますが、何はともかく年は終わり、明ける今。

僕自身は新作公演を終え(映像配信がこれからありますが)どんな日々だったかなぁと、あるはずもない時間の中で勝手にぼーっと振り返っている今日この頃。

一番感じる事は、人の変化でしょうか、
人が変わるのか、その人をとりまく何かが変わるのか。

これ最近かなり注意深く見ているんです。

前から付き合いのある人が、最近わりと変わったなぁーとか、あれ?そうだっけこの人? 
と思う出来事に出会う事はよくありますが、
以前ならば、そうかそうか、少し残念。
でもしかたない。
人は人。

と解決していたんですが、最近は、何があったのかな?
あの人には何が見えていて、自分には何が見えてないのかな?

など、まずその人が変わってしまったと感じることより、その人の周りで起こっている変化に目を向けるようになったんです。

だからといって何かが激的に変わる事があるわけではないし、
その人の事がしっかりとわかってあげられるわけでもないのですが、全てをその人のせいにしなくてよくなるんですよ。

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ダンス劇とは、日常に溢れるダンスのような瞬間や、演劇のような時間を切り取り、身の回りの【生きる】を楽しむ行為です。 ダンス劇作家として公演を続ける熊谷が、舞台から飛び出し、楽しむを皆様と共有するマガジンです。

ダンス劇作家「熊谷拓明」が、踊り続ける中で身に着けた【生きる】を楽しむ術を、■エッセイ■ダンス朗読劇■オリジナルダンス劇映画■ラジオ■対談…

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