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するするエッセイ【踊ってくらす】#11

さぶすくマガジン「くまのつべこべ」するするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。
どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

12月の公演に向けてのリハーサルの中、ありがたい事に色々なお仕事が重なり、判断、判断の日々であります。

制作の方からの「〇〇はどうしましょう?」の「?」に蕁麻疹がでそうですが笑。しかし、そんな中でも楽しく、ふわーっと暮らしております。

時間がなかったり、やるべき事が多い時って、かなりの割合で身体や精神がまともじゃない場合が多いのですが、そのまともじゃない身体と精神が、まともじゃない判断を下すと、まともじゃない結果が出てしまい、尋常じゃない忙しさを招くものです。

なので、わざと判断をやめたり、迫りくる「締め切り」を頭の中で抹消したりしてみましょう笑

これはほんとに逃げる。
ということではなく、まとまな時の自分の実力を信じて、仕事の手を止めるという事です。

昨日あんなに「最悪だ!」と思ったメールや案件が、良く寝た身体は「あ。なるほど、なるほど、そう来たのね。」くらいで対処出来たりするんです。

そんなの理想だぜ!
と突っ込んだあなた。
そう、もちろん「理想」です。

しかし、理想で思い描ける事ってすぐに現実的に起こりうる事なんです。

そんなの理想だぜ!の自分の思考が邪魔して、遠くの「理想」に追いやってるだけなんですね。

なので、レベル10の危機ではなく、レベル7くらいの危機の時にためしてみてください。

深呼吸して1度手を止めるんです。
眠くなったら寝てしまいましょ。

「うわ!寝すぎた!もう駄目だ!」
と思っても、少し落ち着いて自分の身体に聞いてみてください。あなたが、睡眠を選んだ事に感謝をしているはず。

身体とあなたは同じようで別人格だったりするので、当たり前ですが身体が資本ですから、自分勝手になりがちなあなたの思考をクールダウンすることも必要なんです。

今、身の回りで起きていることが全てじゃないんですよね。
わかっているはずなのにわからなくなるものです。

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ダンス劇とは、日常に溢れるダンスのような瞬間や、演劇のような時間を切り取り、身の回りの【生きる】を楽しむ行為です。 ダンス劇作家として公演を続ける熊谷が、舞台から飛び出し、楽しむを皆様と共有するマガジンです。

ダンス劇作家「熊谷拓明」が、踊り続ける中で身に着けた【生きる】を楽しむ術を、■エッセイ■ダンス朗読劇■オリジナルダンス劇映画■ラジオ■対談…

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