まりゑ

あなたの心の踊り場、まりゑです。 エンターテイメントの世界に浮遊しております。舞台、映像、歌、作詞、書き物、YouTubeなど。 ふと立ち止まり クスッとしてもらえる そんな心の踊り場になることができたら、これ幸い。

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まりゑ総統(桃太郎)をいつも優しく温かく見守ってくれる皆様(鬼)の寄り合い場。“鬼の居る場所”

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“まりゑ”

ある一定の年齢になると、 “新しいこと”に挑戦することは少なくなっていく。 面倒くさかったり、後回しにしてしまったり なにかと“言い訳”を作っては 『まぁ、このままでも充分幸せだし』 なんて自分の都合のいいように解釈をしてしまう、それが人間ていう生き物だ。甘いんだ、とても自分に甘い。 “まりゑ”です。いきなりの自己紹介です。 そう、芸名です。 はじめまして。じゃない人も改めて、はじめまして。 このコロナの影響で出演していた舞台は初日が延期され奇跡的に開幕でき

    • 同じ夜を鳴らす(春に綴ったパンパンな私のエッセイ今更公開)

      東京は夜 街をとぼとぼ歩く。 気の合う仲間たちと、他愛のない話で盛り上がり最後に飲んだバイスサワーがとても美味しかった トイレに行くタイミングを忘れて 膀胱はすでにパンパンだ。からだが、重い。 肌寒くもなく、生暖かくもない夜を少し歩きたくなった。 耳から流れてくるのは、思い出野郎Aチームの『同じ夜を鳴らす』だ どこかで香ったことのある甘ったるい香水のカップルとすれ違い くっせぇ紙タバコをふかす男を通り過ぎた 君たちの夜はこれからなんだろうね、と目を細めながら通り過ぎる

      • 甘やかしの大切さ。

        今年がもう、あと1ヶ月で終わると噂だ。 いや噂ではない。 これは現実の話だ。 歳を重ねると、年々時間の速度が加速していくという噂も 現実の話のようだ。本当に恐ろしいくらいに早い。 今年も色んなことがあった 色んなことがなかったことなんて一度たりともないけど。 結構自分自身の想い、みたいなものと 向き合う時間が長かった気がする。 ものすごい勢いの、モヤモヤが私を苛むときもあったし わけのわからない、イライラではらわた煮えくりかえったこともあった。 いつも自分自身を甘

        • 2つの“好き”あなたはどっち派?

          雨が滴る小窓。 空は白いね。青くも黒くもなく、白い。 梅雨の空は白くて靄ってる。 水を含んだ空気はやけに重い。 おかげで肌はしっとりしてる。 ベトぷるんっ。 おはようございます。 まりゑです。 梅雨に入ると窓を開けられるタイミングが少なくなる。開け放ちたい族の私は白い空を眺めて、口を尖らせてる。たこちゅう。 雨って縦線だけで降ってくれたらいいけど 風のおかげで横線も入ってくるからね。 荒くれ者よね。とにかく濡らしてくるやん。 さっ! そんな本日は… 2種類の“好き

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        記事

          自分はチョロかった

          わたしです。 まりゑです。 お久しぶりです。 今久しぶりに綴ろうと ここを訪れたところ 下書きゾーンに10本も、綴りかけの言葉たちが鎮座しておりました。 こんなにも全部、中途半端なまま 途中で辞めちまってるのかいあんたは。 と自分自身の頭に片手をあてて わかりやすく「やれやれ」としているところです。うぇい。 梅雨2023 襲来中 くるぞくるぞ〜 っていつも両手を拳にして 出来ないボクサーみたいに待ち構えてるんだけも マジで気づいたら背後にまわり込まれてて KOしてる感

          自分はチョロかった

          甘いの

          “詰めが甘い” を “爪が甘い” だと思っていた、今まで。 何だ、爪が甘くなるって。 みんな爪齧っちゃうじゃないそんなの。 ーパリパリしてて甘くて、お金もかからなくて最高だよな!爪齧り!君もやるといいよ!ハハっ!ー(吹替) Anyway 電車の中で爪を齧ってる人を見るのが苦手だ。 小指だけ爪を綺麗に伸ばして穿ってる人も見たくない。 あれはどこで教わったんだろ “なんちゃら知恵袋”みたいなものに掲載されているのだろうか。 【小指を鋭利に伸ばすと、鼻がいい感じに穿れ、鼻

          『挑戦』という言葉を掲げた気持ちはさながらジャンヌダルクの面持ちで。

          ごきげん楊貴妃。 2022年年末モード、まりゑです。 お久しぶりですね。 2022年が句読点を描き始めた今日この頃 私まりゑも26日まで出演しておりました 舞台『幽霊はここにいる』の東京千穐楽を迎えることができました。ぱちぱち ありがとうございます。 ほんとに、尊い千穐楽でありました。 コロナ禍に入ってからというもの 全公演完走出来ることが当たり前ではなくなって いつどこで止まってしまうかわからないという感覚が常に私の右眉あたりに駐在するようになりました。 いつも思っ

          『挑戦』という言葉を掲げた気持ちはさながらジャンヌダルクの面持ちで。

          ゆっくり眠りたいはずなのにこんな早くに目が覚めた朝、秋

          早いが過ぎる。 まだ寝ていたいのに。 親指を右往左往しながらこの文字たちを綴ってる現在朝5時過ぎ。 おはようございます。 舞台『月は夜をゆく子のために』の我、初日の幕が開いてから ずっとどこか浮遊している。 正直、まともな通常の生活が送れていない。 ずっとこの作品が脳内半分を侵略されていて そわそわして、ゾワゾワして、ドキドキして、ホワホワしている… 擬音が過ぎる。 心表現を文字にするって難しい。 私はついつい擬音に頼りがちだ。リスペクトオブ長嶋茂雄様なのだ。← 我、初

          ゆっくり眠りたいはずなのにこんな早くに目が覚めた朝、秋

          今年の山場、今ここ。今来てる。

          おはようございます。 久しぶりにこちらのnoteに綴りにきました、無類の無塩ピーナッツクリーム大好き人間 まりゑです。 私の体の3割はナッツに侵されています。本望です。 さて ミュージカル『シンデレラストーリー』も無事東京公演を終え ツアーもスタートし、愛知公演(めちゃめちゃ色々あったw)も無事終えて “ただいま東京”している私であります。 ホッとひと息したいところではありますが 10月8日に初日を迎えます 舞台『月は夜をゆく子のために』のお稽古漬な日々が待ち構えてお

          今年の山場、今ここ。今来てる。

          二月まりゑ初日

          二月だ。 もう、もう… もう〇月…もう〇〇月だ なんて言ってる間に今年は終わってるぞこりゃ。うごほー!!恐ろしの森っ さぁ今年の目標は【挑戦】である。 おいおいまりゑさんやい? 毎年毎年、前のめりに色々やりまくってるやないかい。いつもとそれ、変わらんのちゃう?… …言うよね。(いつものドヤ顔) わかりみ。 確かに、私は元来無類の“挑戦好き”なのだ。なんで好きなのかはわからない。ただ… ゾックゾクするでしょ?笑 それが好きなんだと思う。 知らない街を歩く

          二月まりゑ初日

          振り返れば『風桶』

          梅棒 『風桶』 無事、大千穐楽を迎えることができました。 ご観劇、応援してくださった皆様 本当にありがとうございます。 終わったー。 終わったんだなぁー。 稽古の日々から辿ると、なんだかとても昔のことのように感じます。 まるで青春の1ページを思い出すかのような感覚すらある。エモ。 稽古場でとにかく汗をかき 脳をフル回転させて 鈍った脳みそに振付刻みこませて 表情筋をコロコロさせて 休憩中わちゃわちゃして ナンダカンダ叫んだって やりたいことやるべーきでーすつって 千

          振り返れば『風桶』

          頭を抱えるほど。

          2022年になりました。 新年あけてまして、おめでとうございます。 もうあけてから、だいぶ時間経過してしまっているので 新年“あけてまして”にしておきますね。 時の経過はいつだって高速5G だって、もう出演しております 舞台『風桶』が 大阪公演千穐楽を迎えることが出来てるんですもの!ぶっとびー。 遠く、遠くのお話も 見えないゴールテープを切って駆け抜け 振り返るともうあっという間に “過去”になってる。 人生はこの繰り返し。 この繰り返しが出来ていること自体が

          頭を抱えるほど。

          ルーティンには、してはならぬ。

          今、私は珈琲を飲んでいる 時刻は朝の9時だ。 喫茶店に入り、 天井の蛍光灯の反射で、茶色黒く輝くブラック珈琲を味わっている。珈琲ってなんでこんなに美味しいんだろう。 少し向こう側のカウンターに座る男性が 小さな声で声に出して何かを読んでいる。 ごにょごにょごにょごにょごにょごにょ… はじめは何を喋っているのか全く耳が慣れず 役者さんが、台本を覚えているのかなと思ったが あまりにも途切れることない言葉の羅列に こんな区切ることのない怒涛のセリフは シェイクスピア作品

          ルーティンには、してはならぬ。

          神様はなんでも知っている。

          私はおみくじが好きだ。 一年のはじめに一回だけでいいだろーに。 おみくじなんて。と 思う人も中にはいるだろう。 でも私は、年に数回はおみくじを引く。 神様の集会があるとしたら 「お、そちらさんにもまた来ましたか?」 「ええ、来ましたよ〜。目瞑って、真剣な顔しておみくじ、引いてましたよ〜。」 「ははは昨日、うちでおみくじ引いたばかりなのになぁ〜私のアドバイスは左の耳から右の耳に受け流すつもりだなぁ」 「ですね」 (ー同、諦めたように笑う) みたいに噂されてるやも

          神様はなんでも知っている。

          東京の迷月

          月が綺麗ですね。 中秋の名月 と 満月が重なった のは8年ぶりなんだとか。 8年前のこの日 何をしていただろう。 月をじっくり眺めるくらい、 心に余裕はあっただろうか。 1年前に、キャンプ用チェアーを購入した。 流行りのキャンプにハマっているわけではない。 コロナ禍がはじまり、あまりにも外気に触れていないと焦り とりあえずベランダで読書するためにと、ポチった。 こういうイレギュラーな買い物は 数ヶ月経って後悔することが多いが これが意外と使用頻度高めだ。

          東京の迷月

          今はもう、秋。

          秋だ。 とてつもなく、秋だ。 2021年の夏も熱く そして慌ただしく 私の体内の水分は汗となって放出され 未確認植物を巡って ちょっぴり可笑しく、実はとってもホラーな物語の中を生きた。 夏はいってしまった。 軽く、帽子を掲げ、ひょいっと会釈をして。 後腐れがいつだってないのが 夏の君の特色だ。 “ひと夏の…”というフレーズがあるように なぜ、夏だけ許されるのか。 夏には、特別な“なにか”があるのだろうか。 随分と甘やかされてるなぁ、夏の君は。 はい。 こんにち

          今はもう、秋。