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NOTE 始めました

最近、マウンティング投稿や広告宣伝が多くて距離を置いていたFacebookだけれど、「過去のこの日」(On This Day)機能はお気に入りで、投稿は共有範囲を「自分のみ」にして密かに継続している。今回、思うところがあり、会員登録だけして長年放置していたNOTEで、過去に公開してこなかったFacebookの投稿を振り返りながら、日常で感じたり考えたりしたことを正直に綴ってみようと思った。


三年前の「過去のこの日」

今朝、目に飛び込んできた「過去のこの日」は、2019年年10月1日に3日後に予定された子宮たい癌の手術を受ける為にがん研有明病院に入院した投稿でした。8月14日に子宮たい癌ステージⅣの宣告を受けた私が最初にしたことは、加入保険の補償内容の確認と5年日記の購入。日記の中表紙「5年後の自分へ、メッセージをどうぞ。」には、「子宮たい癌を宣告される。5年後の今日、生きていることを信じたい」と記した。お蔭様で、3ヶ月に一度の健診は今のところ良好で、異常は見られず元気に過ごしている。

看護師さんがデザインした「かにこちゃん」


生かされたことに感謝して生きる

完解まで後2年。ここまで多くに人たちに支えられて来た私にとって、当時の感謝を忘れずに、これからを生きていくことはとても大切なことだ。ただ、約2年の療養生活を経て社会復帰できた時の感謝と感動が、最近では日常生活の中で薄れていくのを感じることが増えてきた。これは一度全てを手放して、ピュアな自分を取り戻せたような気がしていた私にとって、とても残念で悲しいことだ。でも、当時の感謝や感動を私に思い起こさせてくれるFacebookの「過去のこの日」は本当に有難い。今日、思いがけず目にした3年前の投稿は、私に「生かされている意味を問うこと忘れるな」と教えてくれたような気がする。感謝の気持ちで溢れていた当時は、まだまだ身体は不自由だったけれども、目の前の世界が輝いて見えていた。その世界を私の中に、もう一度取り戻していきたいと思う。

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