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踊歌を投稿する Twitter アカウント主の note です。 踊にかんする記事を投稿します。 ご感想・ご意見、情報のご提供もしていただけると励みになります。 odoriutabot[at]gmail.com ※[at]を @ に訂正お願い致します。

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江戸の里神楽・太々神楽

第20回 江戸里神楽を観る会を鑑賞してきました。昨年の第53回 東京都民俗芸能大会でもいくつか里神楽を観たので、その時の知見も併せて記事にします。 総説 江戸の里神楽・太々神楽 江戸の里神楽は能楽の衣装に歌舞伎の所作、歌舞伎や祭の音楽を取り込んだ黙劇という特徴を持っています。こうした芸態は中世に発達した念仏教化の思想を汲む壬生狂言に共鳴するところがあり、既に近世の段階で両者の類似性を指摘する声もありました。 本田安次も古楽軒の言葉を「正しい観察」[1]と言っていますが、

    • 第54回 東京都民俗芸能大会「風流踊の世界」について

      今年の2月4日(土)・5日(日)に第54回目の東京都民俗芸能大会が開催されました。筆者も現地で実見しましたので、その時に得た知見や踊の紹介を書いてみようと思います。 自己紹介 まず自己紹介をさせていただきます。 私は大学で民間の念仏信仰を研究している学生です。研究、というと大袈裟な感じがしますが、地域に根づく念仏踊の宗教性を様ざまな角度から調べています。この記事を書いている現在も、岩手県のさる団体様と奈良県の博物館ご所蔵の未翻刻史料を、市の教育委員会や学芸員さんと連携しつ

    江戸の里神楽・太々神楽