おどらぼ芸術祭について3/21(PM1:00)

毎日メールが続き本当にすみません。本当であれば、お一人ずつと電話やビデオ通話しながら意思疎通をするのがベストなのはわかっているのにこのような文章ばかり送ってごめんなさい。

※長くなります。結論は前半にしかないのでまたお時間ある時に最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

昨日深夜にまたスタッフチームで開催について相談しました。みなさんからいただいた内容も合わせて教えていただきました。スタッフから多くの意見をいただき、色々な意見もたくさん出ました。結果、最終的には私が判断して主催として決めることになりました。 私の意見として書きます。

おどらぼ芸術祭は開催します。開催に向けて最終準備をします。

今この状況で政府が出した方針に従い
一人でも踊りたい、
一人でも見にきたいという人がいるなら
可能な限り続けたいと思いました。
ただし毎日の情報を確認しながら
開催という形です。

芸術祭は日程通り、運営ができる限り下記の条件で主催が責任を持ち出演者は任意の状態で開催を続けます。

・政府の方針にあるイベント開催時のルールを最大限守ります
指定された条件についてできるだけクリアを目指して開催いたします
・当日までお客様には返金対応可能とし、当日も前売り価格のみで対応いたします。WEBチケットにつきましても公演開始45分前までキャンセル受付いたします。
無理な強行開催などではありません。いつでも辞退できるし戻ってくることもできるようにします。当日来れなくなっても大事な決断をしてください。
・出演者のみなさまに関しても楽屋でのルールを徹底し、安全な空間ができるように配慮いたします。
出演につきましても地域の状況と考えながら最大限安全に配慮していただいて大丈夫です。ご家族や友人を大事にしてください。急な出演キャンセルももちろん勇気ある決断だし尊重したいです。お客様のことなどもございます。お客様とも相談していただけたら嬉しいです。
座席の配置を広くし、間隔が出来るだけ推奨されるように組み直します
※政府ルールに記載されています
お客様の連絡先来場者リストを受付で作り、必ず公演の全ての情報の把握を把握します。※政府のルールに記載されています
・直接見に来れない方のためのライブ配信を構築しようとしています。
※来たかったけど来れない方に楽しんでいただける可能性について頑張って実現できるように動いています

ご意見としていただいた中には、スタッフのみんなのことを労ってくれて感謝お言葉をたくさんいただきました。本当にありがとうございます。プログラムディレクターをしているスタッフのおかげでこの芸術祭は成り立っています。
また一方でお金のために必死に開催しないでもいいじゃないか、お金のことをそうやって言われると開催も止むを得ないかなと思いますという意見についてもいただきました。ここについては語弊があるので伝わらないかもしれませんが、私の気持ちは一貫して一緒です。文章として伝わりにくいかもしれませんが、気持ちは書きたいと思います。なぜ開催しますというのか、公演費用について最初にみんなにかかる経費をお金をいったのか3つ理由があります。

①おどらぼのイベント主旨(赤字が出ない限り続けるというのがコンセプトのイベントである)
お金がマイナスになろうが一人抱えようが本当に今回は重要でないです。ですが、お金の意見を出したのはこういう状況で運営しているということはおどらぼのイベント全体のいつもの軸であり共有したかった。これ以外に目的はないです。毎回どのおどらぼのイベントでもしています。みんなで共有したかった。

②選択が自由にできるように公演自体が形成できている。また外出や用事などすでに世の中のリアルが、自分で決めることが大事という流れになっている。その日の状況で出演者もお客様も判断できる。

この状況の中でダンスを踊ったり、居酒屋で飲んだり、少人数制のバーにいったり、コンビニのような不特定多数のお客様と触れ合うバイトをしたり、クラブで踊ったりすることはみなさんの選択の中から生まれています。誰にも強制されていないと思います。起きて練習にいくのかバイトにいくのか勉強するのかと同じように、今日おどらぼ芸術祭でダンスを踊ることをこのタイミングでするべきなのか、すでに出演者のみなさんで考えて行動できるようにここまで情報を開示しているつもりではあります。きっと僕が発信しなかったらNEWSもみてなくて、気にしなくて出ようと考えていた人ももしかしたらいたかもしれません。
一人でも踊りたい、また一人でも見にきたいという人がいるために劇場はあるべきだし、政府のルールを守って主催として環境を作ることをそのまま維持したいと考えています。国は守ってくれない、大阪も判断を出したくない、その中で個人としてどうするべきかみんなが考えるきっかけになっていると思います。だからこそ辞退者もすごい重要な決断をしたことでしょうし、今までやると決めて必死にやっていた人にとっても開催するというベースで判断しないと批判の矛先が変わることがあるからです。全部間違っていないと思っています。来るお客様においても選択できるように返金やキャンセルは当日でももちろん対応いたします。その日公演をするべきかしないべきか毎日判断するべきだし、出演者もお客様もその日の状況で考えて行動していくことが大事だと思っているからです。主催が決断できないからそう言ってるのではなく、主催としては最後の責任は私になります。そしてお金にばっかりで安全を疎かにして逃げてはいません。今すぐに決断して欲しいっ思った場合止むを得ず辞退を選択されるなら、誰もかけることなく進みたかったしみんなで笑顔で本当に終わりたい気持ちはみんな同じでした。辞退も素晴らしい判断で、多くの人がそのような葛藤の中決断されてきてすごくすごく胸が痛くなります。振り回して申し訳ない気持ちでいっぱいです。1人でも踊りたくてお客様が自分の意思で来てくれる限り実施します。ここは主催としてブレずに言い切ります。

③収益の透明性
どれだけ儲けているのか経費がかかるのか赤字なのか分かるイベントは他にあまりありません。お金に必死である、出演者お客様の安全よりも回収を目的としているだけなんでしょという風に感じるのは、公演費用の情報を知るからそう思うのかもしれません。出る側の責任がチケットノルマや参加費がない状況の中で、一緒にこの目標人数のゴールを見る上で必要だから共有しただけなんです。一緒のゴールがないなら、食いつくような企画で参加費を募って営利目的ですればいいだけなんです。他のイベントとここが違います。ただ赤字は連帯責任ではもちろんありません。だから皆で盛り上げていくために公演で必要な人数を意味する数字を出した。それだけなんです。コロナだからおどらぼマイナスでも仕方ない。ただこれからもみんなでやるなら、説明した上でとことんみんなと考えたい。そう思ってました。ただ日頃からの僕の人間性や言葉遣いや敬意を持ってみなさんと接することができていないからだと思います。本当に申し訳ないです。ただ一人でも見る人がいて出る人がいるなら私はそういう場所として存在したいです。

この3つがすごく長くなってしまったのですが
おどらぼとしてはこのように開催に向けて最終準備をすることになります。
本当に正解かわからない中で早く決断して欲しいという意見をたくさんいただきました。本当に優柔不断で決めるのが遅く、そしてそのことでスタッフを初め、出演者のみなさまにストレスをお渡ししてしまい本当にごめんなさい。政府のルールの中で一人でも踊りたい人、一人でも真剣に見に来てくれる人がいれば準備してお待ちしたいなというのが私の最終的な答えでした。
もちろん当日出演者が発熱していたりスタッフが体調おかしかった場合は止める可能性はあります。強行開催しようと思っているのではないこと、伝わるか分かりませんが、少しでも感じることがあれば嬉しいです。

今回惜しくも出演できなかった人のために何かできないかも必死で今考えています。またこの開催期間中に安全を考えながらできるような新プログラムも考えましたが出せずにいます。批判や叱咤激励を受けながら、なんとか前を向いていきたいなと思って考えています。

いつも長い文章読んでいただき本当にありがとうごさいます。何か些細なことでもあればご連絡ください。

おどらぼ巖良明

LINEID:yoshiakiiwao

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