よそ者、馬鹿者、若者が保育業界を変える
脱却、イノベーション、創造、改革
言葉として甘美な響きがある。しかし、実際は血のにじむような努力が、
しかも継続的で、諦めない自力が求められる。
地方創生の記事を目にしたときに、関心をひかれる言葉が連なっていた。
地方を再生させるマンパワーの資質として、よそ者、馬鹿者、若者、だそうだ。
確かに、これは一理あると思った。
このワードに関しては、賛否あり、確かに「よそ者」という言葉をきちんと考えると、よそ者=部外者に参入できることは限られているとか、「若者」が全員改革派なのかという疑問や、「バカ者」も行き過ぎると困る、とか色々とあるんだけど、そんな細かい言葉の定義は置いておいて。
それら三つに関連する事柄としては次のことが言える
従来の方法に固執しないこと
無駄なことではなく、生産性がある(意味のある)ことを創出したい
行動力があること
どこの組織やグループ、地方であっても、学校であっても、会社であっても、同じような原理が存在する。
今までやってきたことを意味があるのか?と疑問に思っていてもそのまま踏襲し、無駄かもしれないと思っていても、意見が言えずに、そのまま倣ってしまう。
これは、保育業界の文化にも全く同じことが言える。
我々が、同じ釜の飯を食っていたのに、突如、「よそ者」になることはできないし、40を過ぎているのに「若者」になることはできない。
これらの標語は、その言葉をそのまま受け取るのではなく、それらに共通する理念を受け取るべきだろう。「若者」って言ったってそんなん、当たり前のように色々な人がいるわけだから、その言葉の意味を掘り下げていったってなにも意味がないだろうに。
じゃあ、我々ができるのは、「バカ者」になること。これならできるだろう。
40にもなると、後先のことを考えたり、過去のことを汲んだり、色々な事を考えてしまう。考えてしまうからこそ、行動が先に立たない。そして、できない言い訳ばかり探すようになる。
後先考えずに行動するからこういうことになるんでしょ、バカ
子どもの時や若い時に、よくこういわれた
しかし、行動するから失敗もするし、チャンスも得る事ができる。
大人になった今だからこそ、バカになった方がいい。小利口になるな。
空気を読むな。いや、読み過ぎるな。いや、読みつつ、無視しろ。
今年の目標は、空気を読みつつ、無視するバカになること。以上。
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