うちよそ小説のススメ(リベンジver)
みんなァ~~~~!!!!!うちよそ小説書いてるゥ~~~!!?(2回目
前回の記事から大体一週間と少し経ちました、
じゃんじゃんばりばり世にうちよそ小説が
えっ!!!!!!!!!
書いてないんですか!?!?!?!?
あの!!!!!自分の解釈でビンタして相手を殺せる!!!!
うちよそ小説を!!!!!!
書いて!!!ないんですか!?!?!?!?!
……成程カードワースが予想以上に面白い。じゃあしゃあねえわ!!!!!!!!!!!
さておきなんでコイツ2回も書いてるねんという話ですが
前回の記事、なんか感想で『カードワースの布教か?』と言われているのを目にしてしまい、いや俺は本気だが!?!?になったんですよね。
俺は本気でカードワースが入口になってると思うししたんだよ!
しかしどうにもお伝わり出来ていない様子。しゃあねえなあ!
ちょっと本気出して書きますか、うちよそ小説の書き方って奴を!
EX1.情報をもりまくれ
当たり前の話しますけど小説って台詞だけで出来ないんですよ。
ねっちょりとした状況描写による裏打ちがあって初めて小説というのは生まれます。
そして頭のいい皆様ならお察しが出来ると思いますが――……
この情景描写というやつ、台詞より盛れるんですよ。
何がって文章内に含む情報に決まってるだろ!
例えばですよ、AとBが喫茶店で待ち合わせしており、Bが後から来たということにしましょう。
Bが約束の時間丁度に喫茶店へ足を踏み入れれば、Aの姿が見えた。
そのまま足を運んで、対面へと腰を下ろす。
これが基本とします。ここにキャラクター描写を盛ります。
例えばAが本好きの几帳面としましょう。
Bが指定の場所に現れたのは約束の時間丁度。
なんせ几帳面な彼のこと、早めに来ているだろうと踏んでAの姿を探せば、優雅に珈琲を片手に買ったばかりの文庫本などを開いている。
わかりますか。
わかりますか!!!!!!
わからねえって言わせねえぞ!!!!!
この匂わせでグッ……と近づくんですよ!解像度が上がってバイブスあがるでしょう!?
勿論別パターンだって簡単です。
Aが例えば時間なんかそんなに守らないタイプだったら!
Bが指定の場所に現れたのは約束の時間丁度。
Aの事だ、どうせ遅刻してくるだろうと思うが一応探せばなんと既に指定の場所に座っている。明日は槍が振るのか、と思えばそのテーブルには少し前に注文していたのだろう、あたたかな料理の数々が並んでいる。
そういえば昼時か、と思えば合点がいった。
ほらーーー!マイペースでBを振り回しがちAの姿が見えません!?
こういう描写をニヤつきながらやります。不審者か?
ですが、こういうのを沢山盛れば盛る程実は相手のテンションって上がっていくしより『近づく』んですよ。
気になるあの子の一挙一動だけではなく時折落ちてくる公式情報を目ざとく覚えておく。そういう地道な行為が素晴らしいうちよそ小説へとつながっていく。素敵だねえ。
EX2.心理描写も盛り込んでみよう!
当たり前の話しますけど淡々と行動描写してるだけの小説っておもんないんですよ。いうて普段私描写読まなくても台詞だけで何となく物語辿れるような書き方を意識してるんですけどそれはそれ。
うちよそ小説で楽しいこと、
それは……気になるあの子の感情を捏造できるという事です!!
こいつ一生捏造してんなって言った奴表に出ろ。
うちよそ小説なんか捏造と捏造と捏造と幻想で出来てんだよ!
Bが指定の場所に現れたのは約束の時間丁度。
なんせ几帳面な彼のこと、早めに来ているだろうと踏んでAの姿を探せば、優雅に珈琲を片手に買ったばかりの文庫本などを開いている。
例えばさあ。これに心理描写を盛り込むとさあ。
こういう文章が下の句に続くじゃん。
薄いカーテンに遮られた柔らかな日光を浴びたAは相変わらずの姿ではあるが、ほぼ本能的にほう、っと安堵の息を吐いてしまった。
なんせ此方の心中にある不安を解消してくれるのは彼しかいないのだ、BはAの名を呼ぶが、その声が思った以上に藁に縋る弱者の声色になってしまっていたことに、気づくことはなかった。
こうじゃん!?これ心理描写!?しらねえ!
でもこういうことを沢山するとねえ!楽しい!!あと文字数バカ程増える!!!
でもさあ!!
このまま対面させコーヒーを傾けながらもその心中にあるものは何か。
瞳の奥に潜ませたあの子の心とうちの子の心情とは……!
という部分をドラマティックに色付けするのがすげ~~~楽しい!
同じコップを傾ける動作でも、指先が震えていたり、唇を濡らす程度しか傾けなかったり、香りを楽しむように優雅に飲むのでは違いが出ますからね!
後は天気やなんやらかんやらで匂わせてみたり!
晴れたり曇ったり雨が降ったりしろ!!!
音の描写なんかも心理にまんま影響されると思うのでお勧めです。
意味も無く主観で静かになったり賑やかになったりしろ!!
盛れ!!うちよそ小説なんてなんぼ盛ってもいいんですからね!
何かと厭われる心理描写に状況描写ですが、エモのモリモリチャンスタイムだと思えばそう苦しくはなくなってくる……はず?
EX3.結局必要なのは説得力……ってコト!
まあだらだら書いてきたんですけど、結局小説に必要なのは『説得力』って奴なんですよね。
『あの子らしさ』も平たく言えば説得力を出す技法の一つですし
それ以上に正当性や理由を叩きつけてやれば『らしさ』も捻じ曲げることが出来ます。
これパワープレイなんですけど、小説を書いているのは間違いなく貴方であり、そこでは貴方がその世界の王なので、そう難しいこと考えずに『うるせえここではセックスしねえと出られない部屋なんだよ!!』って理を記せばそこは間違いなくセックスしないと出られない部屋になるんです。
ここまで暴力的にしなくても、説得力は事前の説明や伏線を重ねれば持たせることが出来ます。『そうはならんやろ』も、事細かに理由と事象を重ねておけば『なっとるやろがい!』という一方的なものではなくなるはずです。
そしていい感じに作内で回収するとバイブスの上がる展開になります。
とはいえ『そうはならんやろ』→『なっとるやろがい!』のパワープレイもそれはそれとして趣があるんやけどこの話長くなるからやめよっか。
うちよそ小説じゃなくてコメディの書き方になる
因みに方法としては展開の逆算をするとやりやすいですね。
『クソ強い魔物を弱点の水で倒す』→『洞窟におびき寄せて地下水でも出すか』→『じゃあなんかの理由で掘ってたら水が出て危ない洞窟つくるか』→『ほな理由を避難所作りにするわ』→『クソ強い魔物出て被害出すか』→『あーこれ火災にすっかね、家とか燃えてそー』
みたいな感じですね、矢印の間を『なんやかんや』として、展開の根回しするために解決方法を探させたり、被災状況を描写したり心理描写などでモリモリ盛ったりするといい感じになります。
例えば『地下水でも出すかー』って時に囮役の子が泳ぎが下手だったりとか、他所の子火災にトラウマあんじゃん!!ってなったらそれはもう確変大チャンススロット回してるようなもんじゃないですか。
決めろジャックポット!情緒破壊へのフルスロットルを決めろッ!
といっても上のプロットって借り決めみたいなもんなので『避難所に洞窟作るってなんやねん』って思えば『あー、様々保管庫にするためのスペースにすっぺー』って感じで適当に調整します。
そいで4割書いたくらいには大体の終着点が見えてくるので
あとは上手い事します(天下無双)
難しい話はわからんから
俺は何となくでいつも小説内で説得性を持たせている
『伏線がちゃんとできててすごい!』って言われることがあるんですけど
展開ありきで後から伏線らしきものを執筆タイミングでブチこんでるから
伏線もクソもないんだよな
最後に
どうですか!!これが俺のありったけのうちよそ小説のバイブル!
もうカードワースの布教なんて言わせないぞ!
これで皆も書きたくなったしかけるんじゃないかな、うちよそ小説ッ!
そういえば前回言い忘れてたんですけど、
うちよそ小説って後で自分で読み直してめっちゃハッピー☆になるだけではなく、相手PLの情緒にダイレクトアタックすることが出来るので
めちゃめちゃ面白いです
やっぱ自分の小説で相手があげる断末魔でしか取れない栄養がある。
唸り苦しむ相手PLの声で皆も愉悦に浸ろう!!!
お弟子さんとの約束だぞ!!!!!