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2024年 G1 日本ダービー

割引あり

競馬の祭典日本ダービー 今年もハイレベルメンバーが集まった
メンバー見ても人気馬からドベ人気まで全馬に好走のチャンスがあるといっても過言ではない

今年は果たしてどうなるか‼️

今回は注目ポイントと全頭診断やっていきます


1.ポイント

①近走重賞での好走実績(特に皐月賞組)

まぁ当然のことなんですが、
現在の地力レベルを測るのには重賞での好走しているか?これをみると1発で分かる

皐月賞といったG1で好走しているか?
ステップレースを連対している実績はあるか?

②東京コースの実績


過去にダービーで好走した馬の戦歴を見てみると
ほとんどが東京1800mと経験した馬がバンバン走っている


なぜかというと道中前半はラップが緩む→終いの切れ勝負で時計が速くなる
平均ラップを見ると
12.6-10.9-12.1-12.3-12.3-12.2-12.5-12.2-12.0-11.6-11.3-11.8

前半1000m 60.2
後半1000m 58.9

このラップが東京1800m戦でよく起こる現象で
以前に1800mで好走できているということは今回の舞台でも通用する
ということなんですね

③穴馬について

Cコース替わりということもあり
内枠が有利というのは変わらないそこに注目して

1枠〜3枠+ダービーで8人気以下で好走した馬
(人気以上に好走して4着含む)を見てみると

2023年
9人気べラジオオペラ
東京1800m勝利、皐月賞先行して惨敗

2021年
9人気アスクビクターモア
弥生賞1着、皐月賞先行して5着負け、東京1800m3着

2020年
10人気ヴェルトライゼンデ
スプリングS先行2着、ホープフルS先行2着

2019年
12人気ロジャーバローズ
前走京都新聞杯先行1着、スプリングS先行7着

2017年
14人気マイスタイル
皐月賞惨敗、2走前弥生賞差しが決まる中逃げて2着

2016年
7人気エアスピネル
皐月賞先行して4着、弥生賞先行して2着

もう分かりますね 穴で狙う馬は実力のある先行馬です

特に重賞で好走した、にも関わらずガクッと人気落ちする馬はめちゃくちゃ多い

2.全頭診断(簡易版)

1枠1番サンライズアース


倒してきた相手は間違いなく重賞級で、持続力勝負には強いがキレる脚はない
ただ、競馬のスタイルが定まっていない印象で このレースで好走するには外より内枠のほうが良さそうと思っていた矢先に1枠1番を引いた まだまだ成長余地はありそうで狙うなら菊花賞かな

1枠2番レガレイラ


アイビーS
タイム上りがとんでもない内容
2歳戦にて後半57.7(L~重賞)クラスで勝利したのはイクイノックス、コントレイルのみ
ラスト3F32.7秒でみると史上最速
勝馬ダノンエアズロックと0.2秒差の3着 
外を回して上りがふんだんに使える展開だったにもかかわらずダノンエアズロックを差せなかった点は評価できない

ホープフルS
時計の出やすい馬場とはいえ、G1昇格後ホープフルS歴代最速タイムかつ後方14-11-10で上り最速で勝利
牡馬相手に勝っている点と 先行に展開向いた中この馬は大外を回してのシンエンペラーをぶち抜いての勝利 着順以上に評価できる内容

舞台は東京コースで上り最速を平気で使えるので適正は間違いなくいい
東京の鬼ルメール騎手が騎乗となる今回は 皐月賞からの巻き返しに期待
といいたいが、今回内枠で出遅れ癖のある点は割引

2枠3番ジューンテイク

末脚が使える先行馬で、速い流れは朝日杯4着で、2400mを走るスタミナは前走とすみれSで証明できる
東京コース初は課題ではあるが2枠という内枠を引けたのはかなりプラス

一応朝日杯4着の実績あり

2枠4番ビザンチンドリーム


大箱向けのこの馬にはこの舞台はチャンスで
前走は敗因明確
スタートさえ決まってしまえば、あの驚異的な末脚を使えれば
ただ、新馬戦ときさらぎ賞のメンバーは弱い

3枠5番ダノンデサイル


戦ってきた相手がホープフルS2着シンエンペラー、弥生賞レコード勝馬コスモキュランダ、アーバンシックなどなど強い相手 先行できればしぶとく脚が使える点はプラス
皐月賞に出ていないことからもまだ底を見せていない

3枠6番コスモキュランダ

弥生賞の走りを見てもロンスパ戦に強い中山向けの馬かな?と思っていた
皐月賞もモレイラマジックでうまく立ち回っての2着

ダービーでは割引かと思いきや 過去には皐月賞で負けて
ダービーで巻き返すという考えではこの馬にも当てはまる
昨年のタスティエーラ、マカヒキと全く同じで
やはりここでも評価すべき1頭

4枠7番ミスタージーティー

どちらかというと上りのかかる馬場が理想で若葉賞もスムーズな競馬で勝ち
評価できない

4枠8番アーバンシック

百日草特別
スタートしてすぐに隣の馬と接触する不利
後方からの競馬 スローベース差し有利の展開で上がり33.2 加速ラップ11.7-11.5-11.3のラップでの勝利
ダービー向けの馬と個人的に思うとメモしていた

京成杯 道中12秒台ラップ 緩い流れ
タフな馬場の中前で唯一後ろから迫ったのはアーバンシックのみ 
レース内容的に評価できる

皐月賞
スタートして寄られる不利で後ろからの競馬
ポジション的に好位置が取れなかったので終いだけで勝負していた
位置取りの差での4着なので着順以上の評価できる内容

重賞での好走という意味では皐月賞の着順以上に走ったこと
3走前の百日草特別 東京コースでの実績を取ると高く評価したい1頭

5枠9番ダノンエアズロック

アイビーS
先行してのちのホープフルS勝馬レガレイラを交させない内容 
東京適正は高く評価できる

プリンシパルS
折り合い完璧で前が残りやすい展開の中大外から上り最速での差し切る競馬
やはり東京コース適正は高く ここでも評価は必要な内容

5枠10番サンライズジパング

上りのかかる馬場がベストで良馬場速い時計には不向き

6枠11番シュガークン

青葉賞
スタート絶好で内をロスなく回す競馬
展開も位置取りも完璧な競馬で評価できる内容ではない

2走前も内をロスなく立ち回って終い外へ出しての伸びてで
展開向いての勝利 メンバーも弱い評価できない

今回6枠で内をロスなく回すには位置取りが厳しくなりそう

6枠12番シックスペンス

これまで中山コースでしか走っていないこと
強いメンバー相手に着順以上に評価できるレースをしていないこと
前半1000m 63.1 62秒台と超ドスローでしか競馬をしたことないのはマイナス 個人的に過剰人気かと

7枠13番シンエンペラー

新馬戦
スタート絶好 先行4番手以内の競馬 直線向いても1発鞭を入れただけで
伸びは抜群 終いの3F11-9-11.1-11.0と加速ラップでの勝利

東京芝1800m新馬未勝利で 走破タイム1:48:1 後半4F46.0 を3番手先行した馬
ブレイディヴェーグ
タスティエーラ
サリエラ

弥生賞
スタートしてすぐにトロヴァトーレとの不利はあったものの中団を確実に追走する形
逃げていたシリウスコルトが3着に残るくらいに前に有利の展開馬場
正攻法の競馬をしたシンエンペラーは1馬身離されているものの
上り最速先行しての競馬 着順以上の評価はできる内容だった

皐月賞
レコードタイムという超早いハイペースの中、ジャスティンミラノを見る形で先行
4コーナーまではミラノにべったりであり、速いペースが敗因だと個人的に思うが
そんな中前目で競馬して5着というのは先行力という意味では評価していい内容

ダービー向けではないのは違いないが、意外に走れているという
先行力という意味では評価できる1頭

7枠14番ゴンバデカーブース

今回は一度叩いての2戦目 東京左回りコースは得意舞台で
前走のNHKマイルは長期休み明けとはいえ
ジャンタルマンタル、アスコリピチェーノ相手に直線の伸び、上りを使っての4着は大したもんだと思う
この馬も底を見せていないことからも上位に食い込めるチャンスはあり

7枠15番ジャスティンミラノ

皐月賞
レコードタイムの出る超ハイペースを先行 初の中山 初の小回りコースを難なくこなした 
普通に強い
時計やレース中身ともに優秀の内容 これ以上にいうことはない

共同通信杯
1000m62秒と超スロー後方には厳しい競馬
上り32.6という共同通信杯トップクラスの上り瞬発力を使っての勝利
東京コースとなる今回はもっとも直結するレースを勝っていることは大きなアドバンテージ

新馬戦
大外ながら2番手を追走する競馬スローベースとはいえ上り33.5
しかも2着馬はのちの1勝クラスも勝利とレベルも高い 評価できる内容

前走から変わって今回は超得意の庭コース
倒した相手もG1馬や実力馬ばかりで
よっぽどのことがなければ、好走するのは間違いない

8枠17番ショウナンラプンタ

青葉賞
後方で脚を溜める競馬で前が残れる中後ろから差してきて着順以上の評価ではあるが
メンバーレベルに疑問
前半59.5 後半60.7と前傾ラップ 後傾ラップになるダービーとは真逆で
青葉賞組とはいえ評価はできない

8枠18番エコロヴァルツ

皐月賞
後方からの厳しい競馬の中後方一気の上り最速 位置取り次第ではさらに着順を上げれていたとは思う 個人的には折り合い重視しての競馬で力負けではないと思う

共同通信杯
スタートして前に行くが、折り合いを欠く競馬 最後は伸びきれず5着
度外視できる内容

朝日杯FS
後方からの競馬で1枠なのに4コーナーで大外を回して一番外を回す不利がありながらも
上がり最速でジャンタルマンタルで迫った内容

折り合いが鍵で、脚を溜めれれば末脚発揮できると思う近走は敗因明確で
皐月賞をダービーを見据えての折り合い重視したと思えば1発あっても


3.最終結論


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