【s3最終68位】轟け、包水！

【はじめに】

こんにちは、あらたまです。今期はsvで目標にしていた最終2桁を遂に取ることが出来ました‼︎
シーズン1で最終100位と本当にあと一歩と言うところだったので、達成出来て感無量です。

【結果】

tn:waffle
レート:2177
順位:68位

【構築】

レンタル

【コンセプト】
・フレンドボールに入るポケモン達
・命中不安技を採用しない
・可能な限り受け回していく

【構築経緯】
今期の序盤から、HDヘドロ毒菱ドヒド＋ドータクンorミミズズ＋補完枠が圧倒的に強いと感じておりました。大半の並びにドヒドミミズで受け回すことが出来ます。しかし、受け対策や純粋にキツイポケモンがいるので@1でそこを逆に潰して受け回しを成立させるのを勝ちパターンとしました。
パラドックスの参入により、地に足を着けている強力なポケモン達が環境入りによる毒菱の刺さり具合が向上。地面の一貫を切れてセグレイブに強い、浮いてる鋼タイプ物理受けの対応範囲の広さは相変わらずでした。
ヨウカンオフや最終日3日前くらいは格闘を等倍に出来てトリルでカイナに繋がるドータクンにしてましたが、純粋な物理耐久値が足りず最後はミミズに戻しました。

次に@1となる補完枠達です。
隠密サーフゴーは使わない理由が無いくらい強いので採用。搦手にも強くなるので優秀です。最終日付近で増え始めていたクエスパトラや、アンコカイリューに負けなくなりました。
他3匹は最終日までコロコロ変えておりましたが、最終日流行ると思っていたポケモン＋ドヒドミミズでは見れないポケモン達への最良の対抗策となる3匹をチョイスしました。
個人的に、最終日（今期）流行ると見込んでいたのが、マスカーニャ・サザンドラ ・トドロクツキと言った強力な悪タイプ、イダイナキバ、アンコカイリュー、ツツミ、隠密サーフゴーです。おそらくこの見立ては大方当たっており、適切な選択が出来たのは大きかったと思います。環境のトップにハバタクカミが立つのは予想出来ていたので、その一貫を切るための悪タイプ、さらに強い悪タイプポケモン達に強くハバタクカミの上を取れるツツミ、型次第では上記と打ち合えるイダイナキバ、ハバタクカミメタで増えるHD塩に強い隠密サーフゴー、と言った感じです。
この一連のメタ対象ポケモン達に強いチョッキカイナとスカーフトドロクツキを採用しました。
また、どうしようもない構築やポケモンに通していける高火力エースが欲しく、最後にツツミを入れました。
途中まで、渦カイリュー、気合玉サーフゴー、地割れラッシャ、流星サザンなど命中不安要素のあるポケモン達による敗北が嵩んでいたので構築単位でその不安要素が取り除けるように意識しました。
上記の結果、補完枠となるポケモンが決まり構築完成となりました。

【個体紹介】

ミミズズ@ゴツメ　土食　腕白
テラス:フェアリー
HB252 S6
眠る　鉄壁　ボディプ　ステロ

s1からの相棒。選出率もほぼ100%です。
環境に多いセグレイブとヘイラッシャからテンポを取れるので、刺さりがより良くなりました。ドドゲザンのけたぐり採用率が減ったのも追い風です。シリーズ1のプールでもめちゃくちゃ強いと個人的に感じていましたが、今まで以上にセグレイブが流行していたので仕事がさらに増えました。

テラスは、環境に刺さりの良かったイダイナキバにテラスを切ることで封殺出来るフェアリー。また格闘と違ってテラス後にも、ドラゴンの一貫を切れてかつ悪・格闘半減であることも偉かったです。剣舞炎ガブにも珠個体が減ったため後出しから勝つことが出来ます。

今期はミミズズの全盛期と言えるくらい多くの人が使っていたように思います。主流は尻尾切りからエースの安全着地が専らなようでしたが、ゴツメ眠るの受け型がやはり手に馴染みました。

ドヒドイデ@ヘドロ　再生力　生意気
テラス:毒
HD252 B6
毒菱　トーチカ　再生　黒い霧

最高のポケモン。ミミズと同じくほぼ全ての試合に選出しました。
環境トップのハバタクカミに強く、テラスを切ればツツミを止められる点が優秀です。流し際に毒菱を撒き、展開を有利に進める事が出来ます。毒菱＋ミミズズで電気セグレイブに寝てるだけで良かったりツツミやトドロクツキのリーチを伸ばすことが出来て生きる場面は想像以上に多かったです。
技選択が非常に難しいポケモンですが、毒菱・再生は確定で、隠密サーフゴーやドクガに抗える起点回避が出来る黒い霧、ハバタクカミの眼鏡シャドボや延命に使えるトーチカで決まりました。
毒テラスは、電気弱点やフリドラ抜群を消すことが出来、ジバコやロトム、ツツミなどの苦手なポケモンも流すことが出来ます。
トーチカ・黒い霧とヘドロを持つことで、隠密サーフゴーに粘る事が可能です。
今期はアンコールツツミや挑発ハバタクカミが少なかったように感じますが、それもまた追い風でした。

テツノツツミ@眼鏡　クオチャ　臆病
テラス:地面
CS252 B6
テラバ　フリドラ　冷凍ビーム　クイタン

エース枠。トドロクツキやイダイナキバ、カバ展開に牽制することが出来る高速氷アタッカー。また地面テラスにする事で、誘うジバコやサーフゴー、ドクガを返り討ちにすることが出来ます。また、ミトム対面でボルチェンカットをしつつ負荷を掛けていく動きも強かったです。
ドロポンのリーチも魅力ですが、命中不安と地面打点を優先して今回は見送りました。
最終日もジバコ入りやイダイナキバ入りテンポを取ることが出来て優位に受け回していく流れに繋げられました。
受け2枚＋高火力エースはずっと前から使っている構築で、本当に使用感が良かったです。

テツノカイナ@チョッキ　クオチャ　意地
テラス:虫
AD252 S6
ドンチ　冷パ　雷パ　地震

相手のツツミ、サザン、トドロクツキ、サーフゴーと打ち合える頼れる力士。途中までスナノケガワにしていた枠ですが、あまりに構築単位でツツミに無力なので最終日に変更しました。
虫テラスは格闘・地面半減なので、構築単位で重いイダイナキバ入りにも強気に初手出しが出来るのがナイスでした。
アタッカー系統なら何にでも対面そこそこの仕事は出来ますが搦手に弱く、流行っていたゴツメカイリューを呼びがちだったので1番選出率は低かったです。

トドロクツキ@スカーフ　古代活性　意地
テラス:鋼
H4 A252 B4 D132 S116
地獄突き　アイヘ　地震　蜻蛉

自慢の調整スカーフトドロクツキ。環境に多い個体はエナジーや挑発竜舞が主流でしたが、ハバタクカミやツツミ、竜舞セグレイブ、スカーフサーフゴーの上から動け、行動補償を持てる型にしました。
自分の中でも、相手が使っても環境で最も強いポケモンだと感じておりました。なんであそこまで使用率が低いのか不思議なくらいです。
この環境は悪・ゴーストの一貫を切ることが大事なので、悪タイプの中でも最もパワーの出るこのポケモンはどの型でも強そうです。
【調整意図】
hb-ノマテラ鉢巻意地カイリューの神速耐え
hd-臆病252ツツミフリドラ確定耐え　控えめ252パトラマジシャ最高乱数切り耐え（格闘テラバ2耐え）
s-最速竜舞セグレイブ抜き抜き
a 特化

耐久に振っているので特殊方面への後出しが効き、ゴースト悪の一貫を切る事が出来る優秀なポケモン。鋼テラスを持つことで、ツツミと打ち合えたり、ハバタクカミへの疑似耐性を持つことが出来る。
技構成は、地獄突き・蜻蛉が確定枠で、逆鱗が欲しくなりますがフェアリーへの打点となるアイヘとジバコ・ドクガに打てる地震は切れませんでした。

サーフゴー@隠密　黄金の身体　図太い
テラス:飛行
H228 B196 S84
シャドボ　マジシャ　巧み　再生

搦手に圧倒的に強いのが優秀。最終日付近でアンコ系統のカイリューが増加したのもあり選出機会はかなり増えました。サザン、マスカーニャ、トドロクツキが増えることと思っていたので、最終日付近でマジシャを採用しました。これがめちゃくちゃ刺さり、相手の崩しを逆に崩していくことで拾える試合が何度もありました。
悪の波動怯みが隠密によって防げるので、サザンの処理が楽になったのは本当に大きかったです。
構築単位でカバとイダイナキバが重めなのでテラスは飛行です。他に役割を分担させてテラバを入れられるのであれば、格闘テラバも良いなと感じました。

【選出】

基本選出:ドヒドミミズ@1
最もパワーが出る選出であり、殆どこれです。@1は出来る限りツツミかトドロクツキを選択して、圧をかけながら対面操作して、ステロか毒菱を展開していきます。
特にハバタクカミが多い中で、ゴーストの一貫を来れるトドロクツキが1番多く出しておりました。
先発ドヒドから投げて毒菱展開→眼鏡シャドボorショックであればトドロクツキバック、そこから蜻蛉という流れでゲームを優位に運びます。トドロクツキは、サーフゴーやジバコ、サザンドラ などドヒドミミズかキツいポケモンな軒並み強いので最高の相棒でした。
ハバタクカミが居なかったら、ジバコやカバ入りに対してはツツミから投げてテンポを取るパターンも多かったです。

カイリュー入り:ドヒドサフゴ@1（大体ミミズ）
受けポケモンやカイナがいる関係上渦カイリューは間違いなくくるので、必ずサーフゴーを出してました。鉢巻だとしても飛行テラスもあるので戦えます。

【重いポケモン】

・ドラパルト
・スナノケガワ
・ギロチンドドゲザン
・キノガッサ
・ミトム
・挑発持ち特殊ポケモン全般

【終わりに】

sv入ってから1度も取れていなかった最終2桁を取ることが出来て満足のいく結果となりました。
今期はヨウカンオフに参加したあたりから高い順位をキープしたまま、常に環境を読みながら構築を洗練していけたのが大きかったです。また、構築単位で命中不安定技を一切採用していないので下振れ要素が抑えられたのは精神的にも良かったです。
今期はヨウカンオフがあったり、ポケモンモチベの高いシーズンだったので身を結んで本当に良かったです。暫く出来ていなかったスプラトゥーンやマリオカートなども今後はやって行こうと思います。
また最終日に時間が取れるとわかるシーズンがあれば、もっと上を目指して頑張ります！

最後までご覧頂きありがとうございました。

【スペシャルサンクス】

最終日一緒に潜ってくれたK君
ツツミ・カイナの色フレボ個体を捕まえてくれたはぎもん君
ひよこ窓・犬窓のみなさん