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音楽よもやま話

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自分を形作ってきた大切な音楽たちをエピソードを交えたり、交えなかったりして話します。
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音楽よもやま話-第3回 ニガミ17才-  ちぇっ しゃー ばさっ ごそごそ かたかた ごくっ ぱきぽきぱき きゅー

夏の切れ端、渋谷「まさかこんなところでニガミ17才の名前聞くと思わなかったわ」と彼女はハイボールに浮かぶ氷を指で回す仕草を一時中断して言った。  季節は夏の切れ端、渋谷の一角にある少し高めの居酒屋。最近よく聞く音楽は?という話題の中で僕が挙げた名前「ニガミ17才」。右端の女の子から、きょとん、きょとん、1人飛ばして、きょとん、という顔をされた。飛ばされた1人は、僕の話など飲み会開始早々からまったく興味なさげに聞くともなしに聞いていたようだった。だが、ニガミ17才の名前を聞いた

音楽よもやま話-第2回 ポルノグラフィティ-雨男と貝女と冷蔵男のトライアングル

はじめに ポルノグラフィティは人生である。と豪語しておこう。なぜそう言える?というのはおいおい、回数を重ねて語っていくとして、今回は歌詞について深堀り(というか妄想)していこう。とはいっても、歌詞の素晴らしさについて語るにしても、ダラダラと語ってしまうことになり、余裕で10万文字とかになっちゃうから、もっと絞って語ってみよう。イメソンの帝王とも呼ばれたポルノグラフィティの歌詞世界における、ある3人の恋愛模様についてだ。 ポルノ世界の定義 ポルノ世界(ちょっと表現がアレだが悪