2020/3/15の日記~物干しハンガー、21分57秒、森の木こり~
日曜日、その憂鬱な午後に私は昼寝を試みる。だって眠いから。まどろみが重い毛布となって、憂鬱でありながら優しく私に覆いかぶさる。
それでも私は意識と無意識の間に立って、意識を革靴で踏み固めたり、無意識の方にぶら下がったりしている。だが、視界はグラグラしている。結局、仕方がないので身体を横にする。
フローリングに腕枕をして寝そべり、外を見る。見上げる窓には青空が広がっている。
良く晴れた空にベランダの物干しハンガーが揺れる。物干しハンガーの四隅から伸びるプラスチックの鎖が陽の光を