見出し画像

ブルーベリー収穫体験Stay Farm 誕生の裏側


ご無沙汰です。
コロナ禍の影響をもろに受けているホスピタリティ業界や航空業界に長くいたため、昔の同僚にも、気軽に「元気、最近どうしてた?」って聞きにくい雰囲気にも慣れつつありますが、ファームで元気にやってます😊インスタグラム@farmhouse_hamayou をご覧の方はご存知かと思いますが、ファームはビワの収穫や小屋づくり、草刈りとバタバタの日常💦。

あっという間に色づきはじめ、あっという間に完熟して木から落ち始めるビワ。たくさんの方にファームにお越しいただき、たくさんの笑顔とありがとう、おいしかった!をいただきました。

ビワの収穫体験をやってよかったこと、反省点をおさらい。

・たくさんのありがとう、おいしかった!をもらえた。←素直にこれが一番うれしい。

・6月中旬の収穫を想定していたが、2週間以上早まり、販売チャネル策定やオペレーションが同時進行でパニック状態。(でもその間もビワは待ってくれない(涙))

・ビワの成熟具合にあわせて、ゲストの人数設定調整の難しさ。せっかく来てくれたゲストには満足して帰ってもらいたい。(ビワの成熟、最優先)

・収穫が進むにつれ、目の高さのビワはなくなり、木の高いところが中心に。(大人は脚立が必要。よく来る子供たちは木登りが上達!)

・梅雨時期にあたり、収穫体験は天候に大きく左右。(そう収穫されないビワは待ってくれず落下が始まる(涙))

・ビワは収穫すると追熟しない、熟すとキズがついたり傷みやすく流通が難しい→やはり樹上で完熟した一番状態のいいビワを収穫して食べる、これ最強!(経験者談)

上のポイントをふまえて、ブルーベリーのプラン作りを開始。

画像1

画像2

いよいよ本題のブルーベリー!


ブルーベリーは収穫時期が長めなので、ビワのバタバタ感の反省もあり、ゆっくり準備をと思っていました。ファームに来てくれたゲストが、口々に、気持ちいいファームで美味しいフルーツありがとう、ご馳走さまと言っていただき、ブルーベリーも収穫体験をメインにと考え収穫の可愛いカゴやプランなどいろいろ準備開始。

画像8

わくわく60分食べ放題プランの壁

ブルーベリーもビワと同じく、収穫すると追熟しません。ということは樹上で熟したブルーベリーが一番状態がいい。そして熟すと皮がやぶれたり、実がつぶれやすい。そう、勘のいい方はおわかりですね。ビワと同じく流通が難しい。なので小さいパックでもお高めだったり(そして酸っぱい!)冷凍された外国産が多い。

うちのファームでは、来てくれたゲストが、少しでも幸せな気分になって帰ってもらいたい。せっかくおいしいブルーベリーのシーズン、近所のスーパーで買う酸っぱいのにちょっとしか入っていないブルーベリーじゃなくて、ブルーベリー本来の爽やかさと、自然のしっかりとした甘み(化学肥料使わないってそういうことです)をお腹と心いっぱい食べてほしい。それも木から木へハチのように移動しながら、まるで森の中を探検するかのようにブルーベリー狩りを楽しんでもらいたい。。。

コロナ禍の影響がここにも…

ブルーベリーとビワの一番の違い、皮をむいて食べるか、そのまま食べるか。そう、ビワは収穫したゲストが、自分で皮をむいて中の実を食べます。それにたいし、ブルーベリーは一般的には皮のまま丸ごと食べます。ブルーベリー畑の中で摘み放題、食べ放題、このご時世それはダメだろう。でも収穫体験なしの直販だけだと、せっかくのファームの雰囲気も味わってもらえない。

ブルーベリー収穫でクリアーすべき課題

・蜜をさける、検温、手指の消毒など一般的な対策→これはクリアー

・ブルーベリーを安全な環境で食べてもらう。一般的に行われているブルーベリー狩りは、自由にブルーベリーをとってその場で食べる。その指でまたブルーベリーをとって食べる。これはNG。

・ブルーベリーは7月、8月がシーズン。遠くに行けない今、近くのお気に入りファームで、新鮮な空気をすって、おいしいブルーベリーをたくさん食べてもらいたい。しかしいくら里山ファームとはいえ、炎天下は暑い。

画像3

Farmhouse HamaYou的問題解決型提案Stay Farm 

グループごとに専用テントをご用意します。同じ時間帯には3組から5組程度で設定、7,000平方メートルのファーム。密は十分避けられると思います。

ブルーベリー畑では収穫に専念してください。畑内での飲食はお断りします。食べられるだけ、ブルーベリーたくさん収穫してください。そのブルーベリーはテントに持ち帰り、ゆっくりのんびり食べてください。食べながらの収穫をさけるためのルールです。

木の下に設置されたテント なかなか収益をだすことが難しいファーム経営。いまはまだまだいろんなことをやって最適化したいヒットアンドエラー的実験中なので、あらたにテントを購入、先行投資しました。ファーム映えするおしゃれなテント、前後2方向が開放でき、風通しも最高、暑さも少しは解消できるだろう!地面や草の上に直接座ることもなく、みんなでお弁当をひろげたり、そのまま昼寝もできる空間が完成!これはみんなに喜んでもらえる(笑)

Stay Farm パッケージ、その内容とは

午前、午後が選べるファームで3時間の滞在

ファームでゆっくりしたいというリクエストにお応えします。7,000㎡のファームを散歩したり、希望者のかたには無料でファームツアーも実施します。お声がけください。


画像4

プライベートテントのご利用

グループごとにビワの木の下にテントを設置しご利用いただきます。木陰で本を読んだり、お弁当を食べながらお好きなワインを飲んだり、昼寝をしたり。私たちが、普段ファームでやっていて、幸せな気持ちになることは確認済みです(笑)

画像5

ブルーベリー食べ放題とグループにつき1キロのお土産付き

滞在中、ブルーベリー食べ放題です!ただし最低限のルールをお守りください。

1.ブルーベリー畑に入る前には手指の消毒

2.ブルーベリー畑内での飲食はご遠慮ください。口をさわった指でブルーベリーを触ることを避けるためです。

3.収穫したブルーベリーは、テントに持ち帰り、景色を見ながらゆっくりたくさん食べてください!グループに2リットルのミネラルウォーターをおわたしします。気になる方は洗ってお召し上がりください。

4.お土産のブルーベリー1キロもご自身で収穫していただきます。収穫前には再度手指の消毒をして、おいしいブルーベリーを収穫してください!

画像6


画像7


ご予約はインスタグラムアカウント@farmhouse_hamayouのDMからどうぞ。ファームのことを少しでも興味ある方や、以前お越しいただいた方がお友達と一緒にきてもらいたいプランなので、予約サイトではご案内していません。お手数ですがDMにて以下ご記入の上、お申し込みください。

― お名前

ー ご希望の日にちと午前か午後の時間、できれば第二希望まで

ー 人数(大人、子供、犬が同伴の場合は頭数)

ー ファームまでの手段(車or徒歩) ご予約先着2台まではファーム入り口に駐車可能です。

ー 当日連絡可能な電話番号

画像9

追加料金 大人@2,200円、小学生以上子供@1,100円、3歳以下は無料です。

体験型ステイファームプラン。ちょっと強気な料金設定に映るかもしれませんが、ブレークダウンをしても、きっと満足してお帰りいただけるプランになっていると思います。

夏の思い出に、ファームでの休日を過ごしませんか?

ブルーべりーもいい感じに熟してきました。ファームでお待ちしています!

画像10


見習いファーマーHamaYouです。農業や民泊を通じてみんなを笑顔にしたいと頑張っています。いただいたサポートが大きな励み、梅ジュースで乾杯しましょう^o^