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Bookチャレンジ再掲day1『やっぱりおおかみ』ささきまき

7日間の大きなテーマは
「きっかけになった本」
にして、2020年に書いたものをnoteにあげていきます。
終わったら、新たに読んだ本などを書いていこうと思います。

★Day1 : 『やっぱりおおかみ』 佐々木マキ
「一匹狼」とはよく言ったもので、
この絵本に出てくるおおかみはいつもひとり。
様々な動物たちが暮らす街にいくのだが、
恐れられたりして、仲間になれない。
仲間にも出会わない。
シニカルなおおかみが、比較的淡々と旅を続ける絵本。
話の内容にたいして、絵のタッチがコミカルでどっかかわいい。
幼稚園に入るか入らんか、くらいのときだったか。
写実的な絵の絵本に飽き飽きしていた俺が、
色んなタッチの変わった絵本に手を出し始めたきっかけになった一冊。
佐々木マキさんの絵は割と好みで
『ぼくがとぶ』
もお気に入りの絵本だったな。
ところで、大学時代、
北大には「一匹狼の会」という謎のサークル?
みたいなものがあって俺その一員、
と語るゼミのパイセンがいた。
「一匹狼の群れってなんやねん」
と居酒屋で飲みながらその話を聞いて思ってたのを思い出した。
きっと、チャーミングな男どもの集まりだったのだろう。

最近、自分の娘が保育園で同じ絵本を見たらしい。内容はまだそんなに理解はしてないみていないようだが、4歳の娘が絵がかわいらしいという認識の次に何を思うのか、最近楽しみになっている。

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