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YBCルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦

 本日はサンフレッチェ広島のマッチデイ。ルヴァンカップ プライムステージ 準々決勝 第2戦はアウェイ ニッパツ三ツ沢球技場で横浜F・マリノスを相手に19時キックオフだ。一週間前の第1戦はホームで3-1で勝利。この第2戦の結果で準決勝進出が決まる。サンフレッチェ広島はこの試合引き分け以上で勝ち進むことが出来るし、1点差での負けでも勝ち進むことができるという非常に優位な状況だが、相手はJ1リーグトップの攻撃力を誇るマリノスなのでそんなに余裕はないだろう。

 勝ち進むことを意識しすぎて守りに入れば、そこを突かれて押し込まれ、結果的に大量得点で敗退という結果になり得るだろう。やはり今日もサンフレッチェ広島のコンパクトで速いボール回しや前からの守備で相手を押し込むサッカーをどれだけ展開できるかがカギとなる。

 今期のサンフレッチェ広島のサッカーは体力を消耗するサッカーである。つまり走って、走って、走り回るサッカーだ。このサッカーを連戦で、しかもこの暑い時期にとなると選手達の疲労は相当だろう。交代枠が5人なのでそこは上手く使っていくとしても、DF陣など90分フルで出続けている選手も少なからずいる。なので戦力ダウンを承知でスタメンを入れ替えたりというのは当たり前に行われるのだが、今期のサンフレッチェにはそれがほとんどない。毎試合スタメンを見て驚くほどだ。これは監督が勝ちにこだわって無理やりにでも強硬しているというわけではなく、この暑さの連戦でもコンディションがそれほど下がっていないからであろう。

 これを可能にするのはやはりメンタルコントロールではないかと考える。選手個々人のモチベーションを上手くコントロールしチーム全体の雰囲気を良くしてコンディションの維持に繋げているのだろう。スキッベ監督のストロングポイントは戦術云々よりも、モチベーターとしての一面かもしれない。スポーツはどの競技ももちろん、私たちの一般的な生活ですら成功や充実感を得るためにメンタルの状態は非常に重要だ。その重要な局面を常に左右するメンタルに着眼し、そのケアを最重要と捉えて実践していく。これがスキッベ監督が浸透させている勝利のメソッドではないだろうか。

 今日もこのメソッドで勝利を掴み、難敵マリノスに完勝しようではないか。

ODA SYCLE
小田





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