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ベアリングの許容範囲

割引あり

 ハーレーに限らずモーターサイクルには数多くのベアリングが使用されている。そもそもベアリングとは何か?GPT先生に聞いてみると

”ベアリングは、機械要素の一種で、回転する軸とそれに対する負荷を支える役割を果たす部品です。主に摩擦を減少させ、機械部品の回転を円滑に行うことができるように設計されています。ベアリングは、様々な種類とサイズがあり、異なる用途に使用されます。
ベアリングは、球状の転がり体または円筒状の転がり体を使用しています。これらの転がり体は、内輪と外輪の間で回転し、摩擦を低減することで軸の回転を支えます。ベアリングは機械工学や自動車産業、産業用機器、電子機器など、さまざまな分野で幅広く利用されています。
一般的なベアリングの種類には、ボールベアリング、ローラーベアリング、スラストベアリングなどがあります。それぞれの種類は異なる機械要素に適しており、適切なベアリングの選択は機械の性能や寿命に影響を与えます。

 流石の回答で太文字の所が重要である。摩擦を減少させるための物なので触ってゴリゴリとした感触があるのもはもちろんNG、即交換なのだがそうでない場合の使用の判断はどうだろう?今回はそんなところを解説していこうと思う。

 車検などの点検時に触れるベアリング。状況を把握し継続使用するか交換するかの判断に迫られるわけだが、言ってしまえば不安ならば全て新品に交換すれば間違いはない。しかしそれはベアリングの単価が安く、交換が容易な場合ならまだしも、むしろ逆の場合が多い状況でそんなことを承諾してくれるお客さんはほんの一握りだろう。というか皆無に等しいと思う。また、そういった使用に関した許容範囲を理解しているのがプロメカニックであり適切な判断をするのが仕事だ。

 今回はその中でもエンジン内のある部分の判断基準を解説していこう。

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