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私の論考

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私自身についての自己言及、私の姿勢・考え・感じたこと、私と世の中の関わりについて。平たく言えばエッセイ。
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2023年1月の記事一覧

ルールが嫌なら変えればいい

最近はリレーマラソンに向けて練習をしているもんだから、どれだけ寒くても薄着で「屋外の移動は走ればあったかくなるし一石二鳥だ」くらいに思っていた。 でも流石に、先週くらいの積雪になると危なくて走ることもできないし、とにかく寒い。そんな中で「ジャンパー類の使用は禁止する」というブラック校則に縛られる生徒達はかわいそうだなぁと思った。 生徒会長として校則を変えた話中学生の頃、まったく同じ憤りを感じたことがあったことを思い出した。生徒会長に立候補して「防寒具の使用を認めろ運動」を

ブランディング・デザインはモノをつくるオマケにされがち問題

社外でも本業でも、動画をつくる機会が増えた。もっと上手くつくる人なんて吐いて捨てるほどいるし、反対に最近はツールが発達して素人でも動画がつくれる。それなのに「なんでオマエが動画つくってんの?」と聞かれるので言葉にする。 映像を求める人の「こう思われたい」を汲み取って表現に落とし込むことが本質であり、動画をつくるのは手段に過ぎないと捉えている。カタカナで言うと、ブランディング・デザインってやつだ。予算が許せば委託したい程には、動画そのものを自分で手掛けることに執着はない。

感情移入できないと駄作なのか?

映画・小説・アニメに限らず、作品を味わった後で「他の人はどんな感想を持ったんだろう」と探るのは好き。note内でも感想記事を漁ってはスキを付けて回ったりしている。 そんな感想巡りをしていると「まったく感情移入できないので駄作」というような投稿がチラホラあり、「そうなの?」と疑問に思ったので書く。 「感情移入できたか?」は感性によるところなので、人それぞれ判断があってよい。ただ「感情移入できないと駄作」と結論付けることに対して、私は疑問を持っている。 嗜好の方向性だと捉え

奢れる者も久しからず

普通の会社員と比べて、お酒をご馳走になる機会には恵まれている。 基本的に副業のギャラはメシ(お酒含む)で頂いているというのもあるし、副業の中に飲食業もあって、お仕事中に「よかったら一杯どうぞ」と言われることもある。二重でゴチになっている。 「よかったら一杯どうぞ」と言ってくれるお客さんの中には、見返り無くご馳走してくださる方もいる。 労いの気持ちなのか、前まで客席にいたのに店員になっているのが面白いのか、心の中までは分からない。 ただ、私を酔わせて得することなんてない