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マニュアル撮影練習中

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祖父の形見オールドレンズを使う動機で写真を始め、デザイン関連のお仕事ついでにRAW現像や映像関連に携わり、写真を起点に映像・SNSなどに広げている。撮ることそのものや、TIPSな…
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#デジタルカメラ

安心感か?ナマ感か?...の二択を超えて

万が一を考えて安心のため装備する派が多いけれど、リスクを負ってでも「ナマ感」を求めて装備しない派もいるモノってな~んだ? .... ... .. . カメラのレンズ先に付けるレンズプロテクターですね。 何万円~何十万円もするレンズに傷が付くと大変だから、数千円で買えるプロテクターを付けておけばお守りになるんだけど、クリア感を求める人はリスクを負ってでもノーガードで撮る。 絞って撮るかによっても違うかもしれないけれど、そこまでハイエンドな写真を撮っていない私にとっ

絡み合う写真表現とコスト

以前に書いた記事「ありのままの写真なんて存在しない」が軽くバズって、たくさんコメントをいただいた中で「もしかしてこういう価値観なのでは?」と感じたことを記事としてまとめる。 デジカメ世代とアナログ世代の価値観を、「表現」と「コスト」の2軸から比較した話。それから、本来は「表現→コスト」が「主→従」となるところ、逆方向の影響もありそうという話。など。 デジカメ世代の価値観この議論の前提として、作業量・金銭面での「コスト」と、自然か作為的かという「表現」という独立した2軸で捉

ありのままの写真なんて存在しない

デジカメで撮った写真に対して「無加工の撮って出しです!」と言うとき、「レタッチで下駄をはかせている訳ではなく、ありのままの写真の腕で勝負してます!」みたいなニュアンスを持つ。 撮って出しで勝負する方が「ありのまま」で尊く、レタッチは化粧美人みたくズルいものか?というレタッチ論争に関しては、様々な考え方があって良いと思う。主張ではなく、あくまで私個人の見解として記す。 私自身は日常的にRAW現像していて、レタッチで自分のイメージを作ることを肯定的に捉えている。なぜならば、タ