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マニュアル撮影練習中

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祖父の形見オールドレンズを使う動機で写真を始め、デザイン関連のお仕事ついでにRAW現像や映像関連に携わり、写真を起点に映像・SNSなどに広げている。撮ることそのものや、TIPSな…
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#未来予想

写真が進化してもオールドレンズで撮る

1つ前の投稿で「写真のミライ」を考えた際に、コンテンツとしての楽しみ方に重心を置いていた。今回は、撮る行為そのものの楽しみ方に重心を置いて考える。 撮影を手段と捉えれば利便性の追求となり、意識せず撮れる or 念じれば撮れる世界へと向かう。それとは別の方向性として、撮影を目的と捉えれば、不便益を楽しむ趣味として残り続ける。私はオールドレンズでマニュアル撮影する。そんな話。 手段であれば利便性、目的であれば不便益先日「何のために写真を撮るのか?」を問うた。 WHYの問いを

写真のミライはマトリックス世界

写真のミライを妄想するに、仮想現実をはじめとするXRを通過点として、映画マトリックスのような追体験コンテンツへと向かう。そんな未来においても、着眼点を持って感動を表現するためのコンテンツ編集は写真家の役割として残り続けるんじゃないかという予想について。 身体にプラグを刺して追体験する未来以前の記事で「写真を撮るとはそもそも何か?」という問いから、視覚から湧いた感動を留めて他の人に伝えられるようにする仕組みだという仮説を導いた。 仮説の裏付けとして、黎明期のカメラは現実世界