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#0160 仕事を道楽に~人の行く裏に道あり花の山~

こんにちは。釧路出身の小田原です。

昨日は「優等生を卒業してジブンで人生のオールを漕ごう!」という題名で、他人の意見に依存し過ぎず、これまで殺してきたジブンの内面を燃やして生きていこうぜ的なことを書きました。

とくに銀行員時代はジブンを殺していたので、書いているうちに熱くなってしまい長文になってしまいました。

今日は昨日の帰りの電車でふと思ったことを書きたいと思います。

上半期のシメである9月は忙しいという人も多いと思いますが、私もいままさにそういった時期にありまして、営業に事務作業に社内会議にと駆け回っています。保育園の送り迎えの時間があるので、時間も有限というなか、日中はとても中身の濃い時間を過ごしています。

めっちゃ忙しいし、ジブンのやっている仕事(例えば、公民連携×劣後ローン)の意味を理解してくれない時も多く、嫌なことも多いのです。

ですが、「捨てる神あれば拾う神あり」で、私がやっている仕事を求めているお客様に出会うものなんですよね。

そういう嬉しいことがあったときは、嫌なことは吹っ飛びます。

このお客様のために頑張ろうという気持ちになります。

そうして凄く仕事が楽しくなります。

本多静六が「職業の道楽化」と言ってましたが、辛いことがあっても、その道が道楽化していれば、その辛いことも楽しくなるので続けていけるのだと思うのです。


○仕事の道楽化

・ライフワークとライスワークの一致点を見出す

ジブン株式会社経営において目指すはコレだと思います。

真面目にやれよ!仕事じゃねーんだよ!って次元まで持っていきたい。

ですが、なかなかできることではないですよ。

そこで今考えているのは、ジブンが情熱を傾けられることと(ライフワーク)と仕事(ライスワーク)の一致点を多くすることです。

私の場合は現在サラリーマンとして働いているので、ライスワークの部分は会社の目指す方向とジブンが情熱を傾けられることを一致させる作業でもあります。

これは半分くらいはできているのかなと思っています。
一応は会社の事業として認められているので。
あとは一致点をどれだけ見出せるか。

いまやれることは2つ
・金利引き上げによる粗利向上:単純に引き上げるのではなく、なんらかの付加価値をつける。
・上層部をお客様に合わせる:お客様の思いを肌で感じて欲しい。現場に出て感じるものが多いので、上層部を現場に出させる努力をしたい。

・道楽化には努力が必要

本多静六は「人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も、名誉も、美衣美食も、職業道楽の愉快さには比すべくもない」と語っています。

一方で、職業を道楽と思える境地に到達するには努力しかないとも言います。努力すれば向上し、向上するから楽しくなり、生活も楽になると。

実際に大学で教鞭をとっていた彼は、とにかく学生に教えることが大好きだったそうで、講義の際は絶対に同じ資料を使わず、前日徹夜してでも最新の情報を資料に反映させ、学生が楽しく学べるように毎回講談の内容を工夫していたそうです。

24時間働けますか的な仕事人間とも違う。純粋に働くことが楽しい。楽しいと体調もいいし仕事に集中できる。そうして社会に認められるようになったのだと思います。

表面的な楽しさというより、interestingに近い面白いを追求していきたいですね。そのためには、ジブンの内面から沸き起こる情熱や感性に正直に動くことは必須。オールは絶対に握ることですね。

○人の行く裏に道あり花の山

これは株式投資の格言で、株式市場で利益を得るには、他人とは逆の行動をとらなくてはならないという意味です。

投資家は群集心理(ケインズの美人コンテストが有名)で動きがちですが、それでは大きな成功は得られません。注目を集めていないことに注目したり、他の市場参加者と逆の行動をとったりすることで、利益を得られる可能性があります。

昨日は横浜市のPPP地域プラットフォームに参加し、官民それぞれのプレイヤーたちと交流をしてきました。

主役は建設や運営を行う会社で、私のような金融は脇役。

名刺交換会も「うちはたりてますから」な雰囲気が多いのですが、そのなかでもドンピシャにハマる方に出会えるものなんですよね。

周りと違うことをして歩んでいたら素敵なお花に出会えたみたいな感覚になって、この言葉を思い出しました。

周りに合わせなければならないなってことはないんですよね。

また新たな喜びを求めて頑張っていきましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございます!

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