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声日記と音声コンテンツの新たな可能性に気づいた公園収録

前回の記事で「公園収録チャレンジ」を宣言していましたが、実際にやってきたものをアップしてみました。今回はその経験を自分なりに整理して記事にしています。実際の音源はLISTENのサイトで聴いてみてください。

臨場感を活かすと日記の書き方が変わる!?

フィールドレコーディング(野外での収録)は自分の声だけでなく、周囲の音も一緒に録音されるので、喋っている人が今どんな状況にいるのかをリスナーが感じ取りやすくなります。

周囲の音がその場の空気感や雰囲気を伝える役割を担っているということなのだと思います。(専門家ではないので、理論的にはそうじゃないかもしれませんが・・・)

私の場合は毎日の日記なので、例えば出張や旅行など、出かけた場合には、行った先の場所を感じられるところで収録するというのは良いかもしれません。

なんとなく、一日の最後にその日を振り返りながら収録することにしていますが、日中や夕方など、「今日は〇〇に来ています」のような、その日の印象的なことを体験した場所で録ってみる日記もありですね。

iPhoneのボイスメモだと、途中まで録音していたものに、続きを録音することもできるので、「昼:出かけた先で収録」+「夜:家で収録」のようなやり方もありかもしれません。よし、これは今度やってみよう。

目の前のことを話題にする=実況系音声コンテンツ!?

  • スケボーの練習してる人がいる

  • 車が通った

  • セミが頭の上をぉぉぉっ!!

  • ズンズン音楽かけてる人たちがキタ!?

  • パトカーがマジできた!!

  • 横を通った人がガン見してきた

今回の収録中に起きた出来事です。まさかパトカーが来るとは思わず、なかなか良い引きをしているなと思いました。

YouTubeのライブ配信や通常の動画では「実況」は立派なコンテンツになっています。そう思うと、ポッドキャストでも実況系コンテンツというのはありかもしれません。(もうすでにあるかもしれませんが)

思えば、子どもの頃に最初に聴き始めた音声コンテンツは、「ニッポン放送 ショウアップナイター」いわゆる野球中継でした。布団の中で小さいラジオを枕元に置いて、兄と2人で聴いたのが懐かしいです。

Twitter(現X)スペースで、金曜ロードショウでジブリ作品を見ながら、漫画家の大童 澄瞳さんが実況解説されていたのは、まさに実況系の音声コンテンツに分類されるなと、これを書きながら自分でも認識しました。

公式の映像コンテンツの特典で「オーディオコンメンタリー」が付いている作品もいくつか見たことがありますので、実況系の音声コンテンツは野外に限らずアリですね。

やっぱり集中するのがムズイ

こればっかりは慣れの問題と、収録しようとしている場所の周囲の状況・環境によるのだろうなと思います。

ポッドキャストの文字起こしサービス「LISTEN」の開発者で、ご自身でもポッドキャストを配信されている近藤さんが「森」で収録されているとのことだったので、私も一度「森」での収録を試してみようと思います。

今回、公園で一番怖かった(集中を阻害した)のは「セミ」でした。

自然の音は等倍速で聴きたいと感じる

この感覚は人にもよると思いますし、慣れの問題もあると思いますが、私は、フィールドレコーディングされていて、周囲の音、特に雨や風など自然の音がしっかり聴こえる音源は、等倍速(1.0倍)で聴きたいなと感じました。

自然の音は通常、倍速で聴くことはないので、倍速で聴くと違和感が強かったです。

例えば、雨がポツポツ降っている時の音を倍速にすると、すごく激しい雨が降っているかのように聞こえます。たぶんこれが私の感じている違和感だと思います。

そんなの気にしない、気にならない、という人もいるだろうなと思いますが、私は妙に気になりました。いわゆる自宅などで収録されている、野外の音が入っていないコンテンツを倍速で聴いている時には感じたことのない違和感でした。

雨の音は、前述の近藤さんの声日記「朝の散歩」で聴いてみてください。

声日記、現時点で16日継続してます。
面白くなってきたのでまだまだ続けていけそうです。

皆さんも「LISTEN」で声日記始めてみませんか?

この記事の内容について、声日記で話しています。

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