【Edge Rank 751】昭和を感じさせた令和2年4~6月のアニメ3本【奥野】
共同noteマガジンEdge Rank。奥野号です。カプレーゼが好きですけれど作るのがめんどくさいので、トマトに粉チーズをかけています。
新型コロナウィルス感染症による様々な制約が解除され、いよいよプロスポーツも開幕。県境を越えた移動も許されるようになりましたね。第二波・油断した人々による第二波は怖いですが、ひとまずは正式な(?)新しい生活様式に向かって一歩踏み出せたのではないでしょうかね。
僕は昭和生まれ・平成JUMP・令和おじさんですが、この2020年4~6月期に放送されていたアニメーションがおもいっきりオジサンホイホイだったので、どんな風にホイホイされていたのかをまとめてご紹介。いやあ全部良かったですよ。
超本格声優を起用・最終回は坂本九が流れた『波よ聞いてくれ』
3つ紹介するアニメのうち一押しなのがこの『波よ聞いてくれ』。スープカレー店のアルバイトだった女性がひょんなことから北海道の地域ラジオのDJになり無軌道に奮闘していくストーリーなのですが、とにかく声優の実力と名前がすごいんですよ。
主人公・鼓田ミナレ役の杉山里穂さんは、とにかく噛まないことがきっかけでスカウトされ、番組を持ってからも噛まない役柄を完璧に演じて見せています。このしゃべりだけで聴く価値がある。あ、アニメだから観る価値か。
周囲を固める声優陣もすごい。ミナレを見いだした麻藤(まとう)を演じるのは藤真秀(ふじ しんしゅう)さん。大河ドラマにも出演しているし、007シリーズではダニエル・クレイグ版の主役も担当。身近なアニメではジョジョの奇妙な冒険の第5部でリゾット・ネエロ役も担当している激シブな声優さん。
番組を支える構成作家の久連木(くれこ)役には数え切れない日本のドラマ・映画に出演、ゴッドファーザーでアル・パチーノを担当している山路和弘さん。
他の声優さんもみんな上手すぎて、画面を見ずに聴いていても楽しい。Amazon prime videoでも観られるため、ブラウザーで開いてそれを聴きながら他の作業をすることもありました。
最終回には夜空を見上げるシーンで坂本九さんの『見上げてごらん夜の星を』が流れます。これをじんわり聴けるのはもう、オジさんホイホイというしかない。
エンディング曲が大滝詠一。ハートカクテル風な映像も良かった『かくしごと』
『かくしごと』は娘に漫画家であることを隠す父と、その娘を描いたコミカルなストーリー。舞台は現代ですが、エンディングに流れる曲が大滝詠一さんの『君は天然色』。1981年、僕が10才の時に発売された名曲です。
この曲が、これも当時ハートカクテル(1980年代を風靡したわたせせいぞう作のおしゃれコミック)風の映像のもとで流され、いやあなんというかリアルに懐かしすぎてたまりません。
物語もお父さんの優しさが楽しく空回りしたり、仕事である漫画家の内情がわかりそうなお話を聞けたりと楽しいものになっています
RCサクセションのあの曲?『イエスタデイをうたって』
RCサクセション・忌野清志郎が好きな人なら必ずピンとくる『イエスタデイをうたって』。こんなタイトルのアニメがあれば、オジさんならピンときちゃいますよね。ごめん、noteのタイトルは昭和って書いてあるけど90年代は平成だよね。
原作は1990年代から連載が始まり休載を挟みながら2015年に完結した同名タイトル。90年代の東京・世田谷が舞台になっており、世田谷線をはじめとした地元の風景が映し出されています。電話のシーンではずらりと並んだ緑の公衆電話が昔を思い出させます。
あの曲は一部、エンディング曲で使われています。
いやー、ノスタルジーを感じる3作品でした。もし良かったらAmazon prime videoなどで観てみて下さい!
6月の共通テーマ「足元」
6月の共通テーマは足元です。
僕が好きなスポーツサンダルにKEENというメーカーのものがありまして。これを本当に、ほぼ一年中履いています。例外は冬の雨・雪の日だけじゃないかなあ。
これですね。いやあ本当に楽なんですよ。夏は暑くなく冬は寒くない。暖かい日であれば、下手に普通の靴でぬれるより、サンダルに素足でぬれた方が後がうんと楽じゃないですか。踵もあるから脱げにくいし、つま先もあるから指先が安全。まさに理想のサンダルです。また、雨が降っても滑りにくいのが嬉しいっすね。
これから日本は、梅雨とゲリラ豪雨の季節。こんな足元だったら雨の日のお出かけもストレスが無くって嬉しいです。夏のサンダルで何を買おうか迷っている方が居ましたら、ぜひ試してみて下さい。安くはないけれどおトクですよ!
今月のテーマは「足元」です。みなさんも靴の話、車や自転車のタイヤの話、土台や地盤の話や、意外と気づかない身近な話など、「足元」をテーマにしたエピソードを教えてください!noteやブログ、ツイッターでEdge Rankと同じテーマで書いてみませんか?ハッシュタグ #EdgeRankBloggers を付けて投稿すると執筆メンバーが読みます!
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内容によってはEdge Rankで取り上げさせていただくこともあります。
編集後記
今号はアニメのことばっかり書いたので、編集後記もアニメのことを。DVDのレンタル開始にあわせて観たんですよ。天気の子を。
君の名は。が国民的に大ヒットしすぎて、その次作が同じようにヒットするのは大変だとは思うのですが、よくまとまっているのではないでしょうか、というのが第一印象。新海監督は総武線の代々木辺りが大スキだなあというのが第二の印象でした。そして、前作では奥寺センパイ・今作では夏美さんの立ち位置のキャラクターを僕は好きなんだなあというのが第三の印象、でしたねえ。編集後記で感想の全てを書き切るのは難しいのですが、前作同様、何十回も観て感想をまとめたいと思います!
映画といえば次号(6月26日号)担当のヤギシタさん。映画館にも行けるようになった今、彼はどのように映画を楽しむのでしょうか?
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