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【Edge Rank 915】民謡酒場の至福【奥野】

11月に突入しました。早いもんです。東京はなんだかんだ暖かいっすね。

前号のEdge Rankの編集後記で中川マナブさんが書かれた通り、先日、彼らと浅草の民謡酒場「和ノ家 追分(かずのや おいわけ)」さんに行ってきました。目当ては和系の酒・食事と津軽三味線や民謡のライブです。自粛期間中はこちらも営業を止めていたので、宣言が明けてようやく!訪れることができたのです。

・お座敷やテーブル席のすぐ側にステージがあって生音を楽しめること
・全国大会で優勝するような演じ手がお店の店員もされていて、お酒を運んでくださるときに会話を楽しめること

こんな特徴があるお店です。もちろん演奏タイムがあるので、一流の音楽を楽しめる場でもあります。僕らが訪れた日は、2018年に浅草で行われた「第21回 津軽三味線コンクール全国大会」の一般の部で優勝された本田浩平さん(このお店で働いていたこともある方だそうです)の演奏を聞くことができました。

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音楽チャージ2,000円+飲食費、という料金システム。お酒飲んで美味しいモノ食べて、内臓に響く生音を聴けて、とても心地よいひとときでしたー。予定よりもお酒を飲んでしまいましたが、もちろん悪酔いしないで楽しく過ごしましたよ。

中学生のころからインストロメンタルやイージーリスニングといった、歌詞のない音楽ジャンルが好きだった僕は、その流れで1999年デビューの津軽三味線の吉田兄弟の音楽も聴くようになっていました。

2000年にデビューした上妻宏光さんも津軽三味線の音色を若い人に伝えた方だと思うのですが、こうした方々の曲を楽しく聴いていたんですね。YouTubeを観るようになってからは、全国大会映像を流して仕事しているようなこともありました。聴くだけでぜんぜん詳しくはないんですけどね。

やがて、津軽三味線を題材とした漫画「ましろのおと」が連載され、アニメが始まり、そんなののチェックもするようになります。すると、生の三味線の音が聴ける「民謡酒場」なるものの存在を知るようになるのです。行こう行こうと思っていて、ついに行けたのがこのたびの追分さんだった、というわけ。なお、アニメ版ましろのおとの音楽監修は吉田兄弟さんです。

お店の方と話していて驚いたのは、
1)ましろのおとに出てきた民謡酒場のモデルは追分さん(移転前)だったこと
2)吉田兄弟のお兄さんは追分さんで働いていたことがあること
です。いろいろな経験や知識がリンクしてくる楽しさを、ここでも堪能してしまいましたよ。

とっても楽しかった民謡酒場、また行こうと思います。
なお、お店の写真などは店員さんのお顔を含めて公開許可を頂いていますのであしからず。

札幌行ってきます

このご時世、またいつどんなタイミングでどんな規制が発令されるか、まったく分りません。これを書いている2021年の11月の上旬は毎日の感染者数がとても少なくなっているのですが、これだっていつどんなタイミングで増加に転じるのか(あるいは増加に転じなくなり沈静化するのか)分らないわけですものね。

ということで、いけるうちに、札幌旅行をしてこようと思います。目的はうまいもんを食べるのと「波よ聞いてくれ」の聖地巡礼です。少しだけ長めの滞在にして、普段仕事もホテルで行うなど、環境を変えた気分転換をしてやろうかな、という思いもあります。

旅なんていつ以来でしょう。こんな社会情勢になる前に行って以来でしょうから、少なくとも2年以上ぶりになるのではないかなと思います。

聖地巡礼以外は事前に過度の予習をせず、足で稼いで(?)ピンときたところに立ち寄れるような旅ができればいいなあ。そう思っています。

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編集後記

久しぶりにiPhoneを購入しました。13 Pro Maxの256GBのものです。だいたい1年に1度、ずっとサムスンのフラッグシップよりの機種を購入していたのですが、今年は価格と機能の折り合いが自分の中で付かず、iPhoneを買ってしまいました。
前回は8 Plusだったような気がするので、4世代ぶりくらいになるんですかね。感覚は完全に「新しいOSに触れる」みたいな感じで、いろんな違いを楽しんでいます。
ただこれだけは言いたい。Kindleの読書体験だけは圧倒的にAndroidが上でした。アプリ内で書籍が買えること、巻の続きがあるものは、前の巻を読み終えた後にスムーズに次の巻に進めること。これはAndroid版の方が良いです。

さ、奥野号はこれにてお開き。次は11月5日のしゅうまいさん号です。お楽しみに。

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