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#810 自己紹介のコツ。絶対避けたほうがいい定型文は?

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、チームワーキングで仕事をもっとおもしろく、キャリアもっと持続可能に、オンラインスクールスクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

今日は木曜日です。
毎週木曜日恒例、一緒にこのチャンネルを運営する「あいちゃんの質問コーナー」をお届けしたいと思います。
今日のあいちゃんからの質問は、こちらです。

自己紹介のコツを知りたい!

『自己紹介って難しくないですか?』
【4月最初の質問コーナーのテーマは、自己紹介についてです。
新年度を迎え、自己紹介をする機会が多くなるこの時期ですが、私は自己紹介がとても苦手です。
自己紹介が必要な場に行くと、いつも自分の番が回ってくるまでずっと心臓がどきどきし、他の人の自己紹介が全然頭に入ってこなかったりします。
最近は、フルリモートという働き方のせいか、リアルの時よりあまり緊張はしなくなりましたが、それでも自己紹介に対する苦手意識はあるものです。
私の周りでも自己紹介に苦手意識を持つ人が多く、自己紹介ってなんだか難しいなと感じます。
そこで今日は小田木さんに、自己紹介を難しくしないテクニックについて聞いてみたいです。
小田木さん流の自己紹介のコツがあれば、ぜひ教えてください。】

あいちゃん、ありがとうございます。
ということで、今日は自己紹介がテーマですね。
ちょうど4月に入って、自己紹介の機会が増えている人も多いんじゃないかなと思います。季節ネタですね。
ちなみに皆さんは、あいちゃんと同じように自己紹介が苦手だなという感覚があるか、それとも、結構機会も多いしへっちゃらだよなのか、どんな感じですかね?
あと、どんな工夫をしていますか?
今日の放送は、「私的には」というところを考えてみたいと思いますが、皆さんは自己紹介でどんな工夫やこだわりがあるのか聞いてみたいので、よかったらチャットにコメントください。

いくつかテンプレートを持っておく

コツだと聞かれますと、私は3つぐらいあるかなと思っています。
一つは、お決まりですけれども、いくつかテンプレートを持っているといいですよね。
その場のアドリブで話そうとしても、なかなかうまくいかない。
もしくは、焦っちゃって、伝えたいことが伝えられなかった。
こういうことってあるあるだと思いますので、日々いろんな人と出会ったりつながったりする機会があるということを前提に、いくつかパターンを持っておけるといいんじゃないかなと思います。

パターンで考えると、必要なパターンって、ある程度見えるんじゃないかなと思うんですね。
例えば、プライベートも含むカジュアルなパターン。
これが一個あるといいですね。
あとは、仕事のミーティングや商談で使う、ビジネスサイドにフォーカスをした自己紹介とか。
ベースを作って、それにバイヤーシーンに合わせたアレンジを加えて使う。そんなイメージですかね。
あとは、1分以内ぐらいで端的に伝えるケースもあれば、2分ぐらいもらえて、ちゃんと自分のことを紹介するケースもあると思いますが、いずれにしても、長すぎない、冗長すぎないためには、やっぱりその場のアドリブよりも型を持っておくといいんじゃないかなと思います。
そんなのは分かっているよというところだと思いますけれども、私もこれはベースだなと思います。

会話の種をまく

その上で、残りの二つは、ぜひこれがあるといいと思うよ、おすすめだよというポイントなのですが、一つは、会話の種を自己紹介の中でまくこと
かたすぎたり、ピカピカすぎたりすると、人って話しかけにくいじゃないですか。
自己紹介の目的というのは、自分を紹介することがゴールではなくて、紹介した自分と相手がつながっていくことが、自己紹介の目的であり、ゴールだと思いますので、例えば、かたすぎるとかピカピカすぎるとか、これって必要だけれども、相手との距離が近くなるかというと、あんまり近づけてはくれないと思うんですね。ちゃんと自分のことは伝わると思うのですが。
そうなると、相手にもう一歩近づくためには、会話の種をそこに仕込むというのが必要で、例えば、「最近、はまってるのは××です」というように、私の場合だと、「植物が大好きです。家族は、夫と子ども2人と愛犬保護犬柴犬のフクちゃんです。」人間らしい、人間くさい側面を添えると、逆の立場だったら、私はぐっと距離感が縮まるなと思いますので、結構大事じゃないかなと思います。

このVoicy放送でもおなじみの沢渡さんは、自己紹介の最後に、「趣味はダムめぐりです」と鉄板で一言を添えていて、それが相手との会話を膨らめるキーになったり、相手との距離感を縮める鍵になっているなと思いますし、この質問をくれたあいちゃんであっても、あるじゃないですか。私は、あいちゃんの「アジフライが大好き」というエピソードが、超おもしろいなって思うんですよね。
なので、あいちゃんは最後に、「アジフライが大好きです」とか、「趣味は、おいしいアジフライ探しです」そんなふうにお伝えができると、完璧じゃないかなと思います。

最後に場や相手へのメッセージをひと添えする

ぜひおすすめしたいポイントの三点目は、自己紹介の最後の締め方ですよね。
最後の締め方は、場や相手へのメッセージをひと添えする
これも、ぜひやってほしいなと思います。
繰り返しですが、自己紹介の目的は、自分のことを紹介することではなくて、紹介した結果、相手ときちんとつながる。
相手がいる行為が自己紹介なので、場や相手へのメッセージを最後にひと添えする。
これをぜひやっていただきたいなと思います。

受け取る側の立場になったメッセージを送ろう!

私がすごい残念だなと思うのが、よくある最後のメッセージのテンプレートが、「ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、よろしくお願いします。」これは特に、入社や転職や新しい部署への配属の最初の挨拶の鉄板だと思うのですが、個人的にはこれは使わないほうがいいと思います。
気持ちとしてはそう思っていたとしても、この文章は定型すぎるんですよね。
本当に思っていたとしても、その本心って伝わらないんじゃないかなと思います。
それよりも、例えば、「早く貢献できるように頑張りたいなと思いますので、よろしくお願いします」と言い換えられていたほうがいいと思いますし、他には例えば、「このチームで仕事ができることを楽しみにしていました」とか、「これから皆さんのことをいろいろ知っていきたいと思います。ぜひ教えてください。」こんな感じで、受け取る側の立場になったメッセージを送れるといいんじゃないかなと思います。
ミーティングにしても、「今日はみんなでワイガヤできることを楽しみにしてきました」とか、コミュニティに参加するにしても、「みんなからいっぱい刺激を受けたいと思っています」とか、そんな感じで、相手や場への自分の期待や気持ちをメッセージとしてちゃんと届けることが、ぜひ最後にひと添えをしてもらえるといいんじゃないかなと思います。
そういう意味で「ご迷惑をおかけするかと思いますが、よろしくお願いします」というのは、私は結構残念な自己紹介の一つのパターンになっちゃっているんじゃないかなと思います。

いかがでしょうか。
自己紹介のコツというか、私なりに「こんなふうにしたらいいんじゃない?」というところ、まずは、いくつかテンプレートを持っておくといいよねというのをベースにして、会話の種をまく。そして、自己紹介の最後に、場や相手のメッセージをひと添えする。
こんな感じでお伝えさせていただきました。
あいちゃんには、ぜひアジフライネタを使いまくってほしい。
こんなにきらりと光るネタはないと思いますので、それだけで大丈夫だと思います。
皆さんは、どんな会話の種をまきますか?

それでは、次のチャプターで「先週の一番放送とコメントありがとうございます」のコーナーをお届けします。

先週の一番方法は「心の声を聴く」ための2本セット放送でした!

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクールスクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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