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#804 「自分に合う合わない」はいつ判断するかと判断するまでに何をするかが大事なんだと思う

おはようございます。
仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び、小田木朝子です。
このチャンネルは、ズレやギャップに強くなれる、これからの仕事スキルをあなたへ、オンラインスクール育休スクラより、仕事、キャリア、両立にちょっと役立つヒントを配信します。

トークライブまであと5日

今日も、まず、私自身も楽しみにしているイベントの情報共有をさせてください。
4月4日火曜日のお昼12時から13時半で開催させていただきますトークライブ『考えよう、持続可能な“頑張り方” ~「チームワーキング」で仕事の景色を変える』が、いよいよあと5日でございます。
昨日の「あと6日」というタイミングから中途半端にカウントダウンを始めたという流れですけど、このイベントを一緒に盛り上げるパートナーの沢渡あまねさんと久保彩さんの3人で「持続可能な頑張り方」、そして「チームワーキング」という視点で、仕事の景色をどう変えていけるのかを語るという、私自身がぜひこういう機会を届けたいな、そしてみんなでこのテーマについてワイガヤをしたいなと思った企画そのものですので、これを聴いてくださっているあなたにぜひ来ていただきたいなと思っています。
イベントページのリンクを貼っておきます。
ぜひチェックしてみてください。

合う合わないの判断基準ってどうしていますか?

今日は、毎週木曜日恒例のあいちゃんの質問コーナーをお届けしたいと思います。
先週は、「なつさんの質問コーナー」ということで、ちょっと変化球をお届けしましたが、今日はおなじみあいちゃんの質問が戻ってきました。

テーマはこちらでございます。
自分に合う合わないってどう判断していますか?
【今週で3月も最終週、来週からは4月になり、新年度を迎える方も多いと思います。
新生活が始まる人もいれば、異動などで新しい仲間と出会うなど、新しい何かに触れることも多くなる時期だと思います。
そんな中で、今日、小田木さんに取り上げていただきたいテーマが、「自分に合う合わないは、どう判断するのか?」です。
学生時代、私は何を始めても、割りと序盤で合わないなと感じてしまい、続かない経験が多くあったのですが、振り返ると、何がどう合わなかったのか考えることはなく、なんとなく合わないなと感じていたことが多かったと思います。
何かを新しくやり始めても、なんとなく合わないなと思って続かなかったり、この人はなんだか合わないなと思ったり、逆に得意ではないけれども、これは自分に合っているなと思うこともあったり。
合う合わないは、いろんな場面であるかと思うのですが、これって皆さんはどう判断しているんでしょうか?
もし小田木さん流の自分に合う合わないの判断基準があれば、ぜひ教えてください。 】

というお題でございます。
あいちゃん、いつもありがとうございます。
自分に合う合わないってどう判断していますか?
確かに、そう考えると、「あれ?どうやって判断していたかな?」と思うこともありますよね。
例えば、何か新しいことを始めるとか、やってみる。スポーツだったり、趣味だったり、勉強だったりもあると思いますし、新しい場所でスタートを切る。あいちゃんも言っている通り、この時期に特に多そうですよね。
異動とか転職とか。
意図せずとも、これまでと変わるということが、「合わない」というテーマをもたらすこともありますね。
例えば、役割が変わるとか、仕事内容が変わる、ポジションや仲間が変わる。
改めてそういう時に「合うな」と感じたり、一方で「合わないんじゃないかな?」と感じることがあるなと思いました。

実は合わないと感じているだけが多い

あいちゃんに問われてみて、自分なりにも考えてみたのですが、合うとか合わないという感覚って、大きく二種類があるなと思うのですが、一つ目は、本質的にそもそも合わない
もう一方は、合わないと感じているだけ
この二つが、なんかあるなって感じませんか。

本質的に合わないというのは、そもそも自分自身の価値観とギャップがあったり、自分の強みや個性とギャップがあったり、もしくは、時間をどれだけかけても、適応が難しい。
これは、本質的に合わないジャンルですよね。

一方で、圧倒的に多いのは、実は合わないと感じているだけのケース。
これもあって、例えば、始めたばかりで慣れていないから合わないと感じることもあるし、そもそも適応が必要な適応期間中で、まだ適応できていないから合わないと感じることもあるし、最初はうまくできないから合わないと思っちゃうこともある。
これって実は、一時的なんですよね。
一時的なのですが、「慣れないな」とか「適応できないな」とか「うまくできないな」という期間って、結構ストレスが大きいので、「合わないな」「だからやめたいな」「続けたくないな」こういう感覚も持っちゃいますよね。
私もあります。

どう判断するかではなくて、いつ判断するか?

今日のポイントはどこかというと、本質的に合わないというケースと、合わないと感じているだけのケースの二種類があるけれども、どっちかという見極めが難しいですよね。
さらに、割りと初期の段階では、ぶっちゃけ分からないということのほうが圧倒的に多いと思うんですよ。
私も、新卒で入社した会社で、法人営業という配属になって、「マジかよ、営業かよ」と思って、さらに「なんでこの仕事なんだろう?合わないよな、もっと違う仕事がしたかったのにな」こういうスタートですけれども、今はどう思っているかというと、「営業最高!私はこの仕事が大好き!すごく合っていると思う」という感覚を持つに至っているので、本当に分からないなと思います。

見極めが難しいという中で、あいちゃんはどう判断すればいいんだろう?というのが、たぶん今日のテーマだと思うのですが、私が思うのは、大事なのは、どう判断するかではなくて、いつ判断するか?と、判断するまでに何をするか?という、こっちのテーマに置き換えるというのが、大事なんじゃないかなと思いました。
どう判断するかではなくて、いつ判断するか?と、判断するまでに何をするか?を、その時点で決めるという感じですかね。

例えば、合わないと感じているだけかもしれないな。
新しいことを始めると、最初は結構高い確率で、9割近くがそう思うことのほうが多いですよね。
例えば、リーダーとかマネージャーになりました。
最初はたぶん、「合わないな」とか「うまくできないな」「やっていけるのかな」「プレイヤーのままのほうがよかったな」と思うこともあると思うんです。
実際にデータでは、なる前になりたいという意向がある人は、一割強しかいないという傾向がある中で、実際にやってみると、6割の人がやってよかったというのが、リーダーとかマネージャーやステップアップをするというステージだと考えると、9割近くの人が最初は合わないなと思っているけれども、ちょっと続けてみると、6割近くの人が「これ、めっちゃ楽しい」と言いだす。

もっと身近なところで、育児なんかもそうですよね。
もちろん望んでそうなるのですが、スタートした瞬間、私も含めて結構多くの人が、「何これ?大変!マジか?これ、無理、もしかしたら私って向いていないんじゃないか?」と思うと思うのですが、たぶんそれなりに適応していく、時間をかけて適応していくといういうことが、往々にして起こっているのも、このテーマ。

ということは、合わないなと感じている初期の段階で、やっぱり判断ができないので、じゃあ、いつ判断するかをいったん自分なりに決めてみる
例えば、「とりあえず一カ月やってみて判断しよう」とか、「半年ぐらい腰を据えてやってみるか」もしくは、「結構高い山だから、まず一年やってみて判断しようかな」こっちのほうがたぶん、どう判断するか以上に大事なのかなと思います。

判断のタイミングまでに工夫や探求をしてみる

プラス、判断するまでに何をするかですよね。
合わないなと感じて、さらに、おもしろみを感じるための努力もしなければ、たぶんいつまでたっても合わないなと感じているだけになると思いますので、いったん適応するための工夫をしてみるとか、そこに新しいおもしろさ、さらに新しい自分がいないか探求してみる。
どう判断するかよりも、ちょっとこっちを決めてみる。
そのほうが、大事なのかなと思いました。

その上で、半年がたったぞ、自分なりに適応するためにいろいろ工夫もできたぞ、じゃあ、ジャッジしてみようといった時の判断基準は、ここはもうシンプルですよね。
例えば、移行期のストレスを越えても、得たいものがそこにありそうか?それとも、これをやっているなら、違うことに時間とエネルギーを投入したほうがいいなと思うのか、シンプルにこの二つだと思いますので、いつ判断するかを決め、そして判断のタイミングまでに工夫や探求ができたら、違うことに時間とエネルギーを投入したほうがいいなと思えば、違う選択をする。
こういう流れになるのかなと思っております。

あとは、そもそもその選択をする前に、なぜその選択なのか?とか、あと自分なりの根拠や、仮に与えられた環境や選択肢だったとしても、そこに向けての自分なりの期待は何があるのか?
ここを明確にすることが、その前のステップとしては大事だと思いますけれども。
それでも、自分で選び取るだけだと、可能性が広がらないケースって多々あるじゃないですか。
平たい言葉でいうと、「偶然をチャンスに変える」とか、「予期しなかった機会から新しい自分が発見される」こういうことってたくさんあると思いますので、私自身も自分の可能性を自分で限定せずに探求しながら、あいちゃんの言うところの「合う合わないの判断」をなんとなくで拙速にせずにちゃんと選び取っていきたいなと思っている次第でございます。

あいちゃん、いかがでしょうか。
改めてあいちゃんに問われはじめて、合う合わないの判断基準って、確かにどうしていたかなと考える機会をいただきました。
皆さんは、どう判断していますか?

それでは、次のチャプターで、木曜恒例の先週の一番放送とコメント返しをお届けしたいと思います。

先週の一番放送は「時間術の話」

続きはぜひVoicyでお聴きください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜
び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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