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#94 こんな上司面談は嫌だ!3つのパターンから考える対策

一週間がスタートします。
今日は12月21日月曜日ですが、最初に活動共有をさせてください。
今日、21日月曜日の12時から育休コミュニティ「MIRAIS」さん主催のイベントに登壇させていただきます。
「MIRAIS」とは、育休っていうこのステージをもっと変えていこうぜ、そんな想いでいろいろ一緒にさせていただくことが多いのですが、今日のお昼のイベントは「不安を打ち消せ!復職後に効く両立サプリとは?」というタイトルで、これから特に4月にかけて復職を迎える方、今、育休中で復職について備えたい、考えたいという方のためのイベントになっています。
本当に優しいイベントだなって思いますよね。
復職って、時期としてはおよそ育休の終了という形で決まってたり、明確だったりするんですけれども、その後のためにどんな準備をしておくのかとか、そのタイミングで重要なのが、会社とのコミュニケーションになってくると思うんですけれども、この辺はどうしたらいいのか。
やっぱり自分ひとりだけで考えるのって結構大変じゃないかなって思うんで、いろんな経験やケースからの事例があって発信されて、そこに対してモヤモヤを感じる、みんなで情報共有ができる場が作られる。
本当にすごい優しいイベントだなって思っています。
もし「お!今日じゃん、行きたい!」みたいな方がいたら、育休コミュニティ「MIRAIS」検索、こちらからイベントの情報があるかと思います。

こんな上司面談は嫌だ!

今日はそんな話に絡めて、「こんな上司面談は嫌だ」なんていうテーマを取り上げたいなと思います。
これは何かを一方的に批判する話ではないのでご安心ください。
育休復職に関わらず、仕事において上司とのコミュニケーションってめちゃくちゃ大事だと思うんですよね。
私はこれがですね、自分なりにきちんと強みを活かしてチームに貢献できるとか、あと仕事が楽しいと思える、仕事を通じて成長できる、あらゆるポジティブな面に影響するのが、やっぱり上司とのコミュニケーションじゃないかなと思っています。
上司とのコミュニケーションは日常的にとると思うんですけれども、その中でも復職段階とか、あと目標設計や評価のタイミングみたいな感じで、結構重要ポイントになる面談タイミングがあるんじゃないかなと思うんで、そこに絡めて話をしたいなと思います。

どんなふうに話していこうかなと思ったんですけれども、まずよくある残念な面談パターンを共有して、じゃあどんなところがポイントにできそうかっていうところを話していく流れにしようかなと思います。

まずですね、『こんな面談は嫌だ』残念なパターンその一。
事務連絡面談
それって「メールで良くない?型」って感じですね。
せっかく一対一で話せる場があるのに、情報伝達、物理的な条件の確認にとどまってしまう連絡。事務連絡面談、それってメールで良くない?型ということで、避けたい面談の一つかなと思います。

二つ目が、一方向面談
「やる気空回り型」
これも結構あるんじゃないかなと思います。
面談の場でどちらか一方が一方的に話して終わってしまうケース。
実はこれですね、特に仕事に真剣だったり、やる気が強い方に起こりがちなんですけども、自分の希望、主張みたいなものを一方向に伝えてしまう。なので、「やる気空回り型」っていうタイトルがあるんですけれども、これも本当に避けたいパターン。

最後三つ目が、なんとなく面談ですね。
「やらされ&確認作業型」
形式上やらなくてはいけない、書かねばいけない目標シート、こんなところに起因して、なんとなくかたち上は面談している体をとるんですけれども、本当に大事なことが話されてないケース。これが三つ目になります。

3つのパターンから考える対策

では、大事なのはどうしたらいいのか、何をポイントに臨めばいいのかっていうところですよね。
まず事務連絡面談については、一対一で話せる場はきちんと仕事への意欲だとか想いを伝える。これ大事じゃないかなと思います。
例えば復職面談において、勤務時間いつからいつまで働きたいのか、そしてどんなことに配慮してほしいのか、こういった伝達にとどまっちゃうケースってあるんですけれども、これだと残念なことに、私たちが仕事をちゃんと考えていること、意欲を持っていること、こういったことが全然伝わりませんので、伝える順番も大事だなと思うんですけども、まずは仕事を頑張りたいと思う気持ちだとか、チームに貢献したいと考えている心の内、そして例えばですけども、経験を積みたい、限られた時間の中でも成長したいと思っていること。こういったことは「言わなくてもわかるよね」ではなくて、「言わないと絶対に伝わらない」ことと思って、面談できちんと言葉で伝える
その上で、勤務時間の情報、もし配慮事項があるのであれば、配慮事項を伝えながら、それに対して自分としてはどんな備えをしているか、こんなところをセットで伝えていくといいんじゃないかなと思います。
順番も結構大事ですね。

そして次に、一方向面談に対してどうしたらいいのか。
これはもう前提認識がめちゃくちゃ大事ですよね。
面談は対話の場。対話の場なので、一方向的に自分の主張を伝える場ではなくて、自分のことも話すし、相手の事もちゃんと聞く。これが面談の前提じゃないかなと思います。
認識としては上司に対してヒアリングする、こんな姿勢で臨むぐらいでもいいかもしれないですよね。
そもそもチームはどんな方向に向かおうとしているのか、その中で例えば直近一年の重点的なテーマは何なのか、上司はどんな課題感を持っているのか。ここが聞けるとですね、じゃあ自分はその中でどんな役割が果たせるのか、何に頑張ればチームに貢献できるのか。こういったことが建設的に考えられるようになるんじゃないかなと思います。

私は思うんですけれども、面談って結構形式的に一回だけみたいな捉え方をされているケースが多いなと思うんですけれども、私はもっともっと上司と話をしていいんじゃないかなと思います。
普通に考えたらですね、目標設定の面談も一回で終われるわけがないと思うんですよね。もしかしたら忙しい上司の時間をとってしまって申し訳ないって思うかもしれないですけども大丈夫です。それが仕事ですので。そんな感じですね。

最後のなんとなく面談についてなんですけれども、面談の目的をですね、自分の期待役割を明確にして、かつそれを上司と握り合っている状態
これを面談の目標において臨むといいんじゃないかなと思います。
期待役割について過去放送でもしてますので、もしそれってどんなの、どうやってっていうところが気になる方は、めっちゃ大事なポイントだと思うのでぜひ聴いていただきたいなと思うんですけれども。
#61 リモートワークでも自律的に仕事を進められる仕組み大公開~期待役割の明確化~)
期待役割を平たく言うと、自分がチームの中でどんな役割を担うのか、どんなレベル感の仕事をするのか、何でチームの成果に貢献するのか。これを明確にして、かつ上司と合意形成していくっていうのが期待役割だなと思います。
ここが曖昧だと、何に頑張っていいのかわからない、そんな状況になっちゃうんですけれども、一方でこの期待役割が明確であれば、限られた時間を何に投じれば一番チームに貢献できるのか、自分が最も評価されるのか、これがはっきりとしますので、すごく私たちにとってもいいと思います。

そんな感じで上司とのコミュニケーションめっちゃ大事だよっていう話と、その中での面談のポイントみたいなものを私なりに話をさせていただききました。
ここのテーマは本当にいろいろあるジャンルかなって思いますので、もし何か思うところ、気づくことがある方、ぜひコメントください。

小田木朝子プロフィール

「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール育休スクラから出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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