#134 3つのタイプ別モヤモヤとの向き合い方
今日はですね、モヤモヤを取り上げてみたいと思います。
皆さんは日々の生活や仕事の中でモヤモヤする事ありますか?
ありますよね。私も結構あります。
たぶん、日常の中でモヤモヤを完全にゼロにしようと思っても、人との関係性というものがあったり、いろんな変化を経験していく中で、避けては通れないものがモヤモヤなのかなって思います。
本当に些細なものもあれば、結構長い間モヤつくものもある。
こんな感じじゃないでしょうか。
私も日々モヤモヤすることもあるんですけれども、ただ一方で、自分の中で感情をあまり起伏させたくないなっていう価値観というか考え方もありまして、特に怒るとか怒りってめちゃくちゃ疲れるじゃないですか。
そうやって感情が大きく起伏している状態って、やっぱりパフォーマンスが落ちちゃうんですよね。
なので、このモヤモヤと上手く付き合うっていうことって結構私の中では大事なテーマかなって思ってます。
まず、どんなふうに話を進めていくかですけれども、勝手に私の分類ですけれども、モヤモヤを種類別タイプに別けてみました。
皆さん、ぜひパッと頭に浮かぶモヤモヤを思い描きながら、どのタイプが当てはまるかなっていうのを聴いていただければと思うんですけれども。
モヤモヤ3つのタイプ別
まずモヤモヤタイプA、相手の発言や行動に納得できないとか疑問が残る状態。これがモヤモヤタイプAかなと思います。
結構多いですよね。なんでそうなるの?みたいな。
どうしてそこでそういうこと考えちゃうの?言っちゃうの?もしくは、結論や方向性に腹落ちができない。こんな感じですかね。
かなり多いタイプだと思います。
次はモヤモヤタイプB、これは期待が叶わないことを受け入れられない状態。例えば、なんでうまくいかなかったんだろうみたいな。
自分が期待した結果だとか、ゴールに至らなかった時だとか、相手に対してもなんでそうしてくれなかったんだろう?自分が思い描いた期待通りの行動をとってもらえなかった時。こんな状態がモヤモヤタイプBかなと思います。
結構モヤモヤタイプAとタイプBっていうのは、似てるし混在している場合があるんじゃないかなと思います。
そして最後モヤモヤタイプCは、答えが出ないもどかしさを抱えた状態。
これはいかがでしょうか?
例えば、なぜ働くのか、これからどうしたいのか、自分なりの答えが出せない状態。これがタイプC状態かなと思います。
一言で言うと、どれもモヤモヤっていう言葉で括られるんですけれども、タイプ別に自分の抱えるモヤモヤを分類してみることで、そこに対して対処する方法や打ち手が変わってくるんじゃないかなと思います。
なのでタイプ別に分類してみました。
タイプ別モヤモヤとの向き合い方
ここから、じゃあどうするの?っていうところなんですけれども、まずタイプAとタイプBは、私は対処方法は同じかなって思います。
タイプABの場合にまず考えたいことは、自分はなぜモヤモヤしているのか?この要因をきちんとつかむということが結構大事かなって思います。
例えば、理解されなかったという怒りからのモヤモヤなのか、それとも期待が裏切られたガッカリ感からモヤモヤを感じているのか、これをちゃんとつかむことで自分の傾向として、まず自分にインプットができますし、今後こういったモヤモヤを防ぎたいとか避けたいといった場合に、どういった対策をすればいいかみたいなことも分かっていくんじゃないかなと思います。
自分はなぜモヤモヤしているのか、この要因をつかむのと合わせてやりたいのが、相手の発言だとか行動の意図は何か?そして相手はどんな景色を見ているのか?、これをやっぱり考えたり想像してみるっていうことかなと思います。
相手がパートナーであったり、仕事上の関係であったり、そのモヤモヤを解決していくことが必要なプロセスの場合は、相手に直接聞いてみる、確認するっていうのも大事になってきますよね。
相手の発言や行動の意図、そして相手が見ている景色が分かったら、一旦受け入れる。あ、なるほどね、そういうことね。こんな感じですね。
例えば、前にも言ったじゃん、なんで?っていうモヤモヤを抱えたとするじゃないですか。その時に自分はなぜモヤモヤしているのかっていうところを考えると、例えば自分的には伝わったと思っていたけれども、思うほど伝わっていないことにガッカリした自分。こういったものが確認できるかもしれないですよね。
次に相手の発言や行動の意図は何か?どんな景色が見えているのか?って考えた時に、相手の中ではそれほど優先度が高くなかった。じゃあ、なんで優先度が高くなかったのか?そうかそうか、関心はそこじゃないんだという事実が分かったみたいな感じ。
ここまで分かると、それで良しとするのか、それともそこを解消するために、具体的にどうすればいいのかっていうのもなんとなくわかってきますよね。
しかもモヤモヤを一旦ちゃんと分解したことによって、自分の傾向と相手がどういう状態であるかというのが理解できたり予測できたりするので、次の打ち手はまた変わってくるだろうなというのが築けるんじゃないかなと思います。
そして次に、モヤモヤタイプCの対処方法ですね。
モヤモヤタイプCは答えが出ないもどかしさを抱えた状態。
これの対応策はですね、え?って思われるかもしれないですけども、やっぱりすぐに答えが出ないモヤモヤもある。これを受け入れることじゃないかなと思います。
例えば、仕事においてもキャリアにおいても、今後のビジネスの方向性においても、正解のない問いって必ずあると思うんですよね。
しかも拙速に答えを出さないほうがいいものもあるんじゃないかなと思います。
特にさっき事例であげた、自分は何のために働いているのか?とか、今後どうしていきたいのか?みたいな問いですね。
この辺は、抱え続けたり問い続けるっていうことが大事になってくるんじゃないかなと思いますので、モヤモヤを抱え続ける力みたいな考え方もあると思うんですけれども。
いろんな経験を積んで、そこから考えることで答えを出していかなきゃいけないものもあると考えて進みながら、自分の解をじっくり作っていくっていうアプローチが必要になるモヤモヤの種類かなと思います。
良き観察者になろう
こんな感じでモヤモヤのタイプとタイプ別対応みたいなところを私なりに整理をしてみたんですけれども、改めて考えるのはですね、モヤモヤってすごく嫌なもの、敬遠されるものっていうイメージがあると思うんですけれども、やっぱりモヤモヤにはいろんなヒントが詰まっているんじゃないかなと思います。
しかも、放置しちゃうと良くないなと。
なぜならば、状況への満足度が下がるじゃないですか。なんでだよ、もう、みたいな感じで。
そうなってくると自分自身のパフォーマンスも落ちちゃいますし、最悪の場合って、よくわからないモヤモヤを抱えた状態の自分というのが、周囲にも影響しちゃうんじゃないかなと思います。
ただ、それを無理やり飲み込もうとするのではなくて、モヤモヤしている自分を観察することで、いろんな発見と具体的な打ち手のヒントをそこから得ていくっていうのが、私なりにモヤモヤに向き合う上でポイントにしているところかなと思います。
「発散」ということで、誰かに話すっていう選択肢もあるんですけれども、これ自体はすごく私はいいと思うんです。有効だと思います。
ただ、日々抱えるモヤモヤって、誰かに話すだけだと足りないぐらいの数があるはずなんですよね。しかもスッキリするっていうのと解決するっていうのは、決してイコールではない。
なので、ある程度は自分で消化できる力っていうのを持っておいた方が良いなって思います。
消化っていうのは、飲み込むっていうことではなくて自分でうまく対処していく。
そのためのファーストステップが、まず自分が自分のモヤモヤの良い理解者になるっていうことかなと思いました。
最後に、ここしばらく私が感じていることなんですけども、自分のモヤモヤの観察上手になると、相手のモヤモヤに対する感度も絶対高くなってくるなって感じます。
仕事でもパートナーとの間でも結構大事なことで、相手のモヤモヤに気付けると聞けるようになるんですよね。
話していいよっていう状態だと相手も話してくれて、これが問題解決につながっていくんじゃないかなと感じております。
いかがでしょうか。
モヤモヤと上手に付き合っていきましょう、そんな話でした。
小田木朝子プロフィール
「仕事が好きだし、楽しいと言い合える女性が増えることが喜び」小田木朝子(おだぎともこ)です。
このチャンネルは両立女性のためのオンラインスクール“育休スクラ”から出産後の変化を柔軟に乗り越え、仕事がもっと楽しくなる“知恵とヒント”を平日の毎朝配信しています。2回の育休を経て、現在人材育成・組織開発を行う株式会社NOKIOOの役員をしています。
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