読書メモ 三島由紀夫「不道徳教育論」「童貞は一刻も早く捨てよ」

見出しからパンチがあるなということで、読んでみた。昨今童貞率処女率は非常に高く、自分はこのままで大丈夫、みんな一緒、関係性作るのめんどくさいと思っていました。しかし、文豪の三島由紀夫がこんなことを言っており、なぜこのようなことを投げかけているのか教えを乞いたいと思った。

内容
タイトルが強すぎるが、内容はさすが三島先生という納得する内容でした。
以下大枠のみ
・女性の処女は通貨として通用するが、男性の童貞は通貨として通用しない

・男性の人生にとって大きな悲劇は、女性を誤解すること。童貞を早く捨てるほど女性というものに関する誤解から目覚められる。これは人生観の確立の第一歩であり、童貞のまま作られる人生観は、後年まで大きな歪みを残す。

・童貞の少年の自尊心とは、少女のそれよりもさらに傷つきやすくできている。

・処女でもない年増の女性で「童貞喰い」という女族は今こそ奮起し菩薩のように1人で100人以上一身に引き受ける覚悟を持って欲しい。
etc.

感想
確かに長年女性と関係がなく人生を過ごしていると、男性と付き合っている女性を軽視したり、顔が良くないなど自己保身のために思ってしまうことがある。村上春樹の初期作品や近年のラブコメのように、積極的な女性というものは、自分に来るというのは嘘でした(23年間で最大の真実)。だから菩薩のような年増の女性と関わるチャンスを持たなければならない。バキ童チャンネルのピーター博士も男は年上好きの方がいいと言っていた。人生観を取り戻すために、行動し傷つく覚悟はできた。今こそ立ち上がれ俺、日本。

しかし自分から行動を起こすのだが、何したらいいのか?


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