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小田易断の占例:茶飲み友達M女史の場合

日々自由気儘に占いの研究に没頭している私ですが、時には研究の一環として、自分自身や親しい友人の事を占ったりもします。
今回私が占わせて頂いたのは、最近モテ期が来ている(羨ましい!)という我が茶飲み友達のM女史。
モテ期が来ているということだけあって、様々な男性とご縁があるようですが、その中でも特にM女史に好意を示している有力な男性が二人いるとのこと。そこで、この二人の男性とM女史の相性についてイーチンタロットで占ってみました。
占いの内容に入る前に、簡単にですが、今回の占いの対象となる三人の紹介をしたいと思います。

M女史:30代女性。小田の茶飲み友達。現在、モテ期の真っ最中。

N氏:30代男性。海外在住。M女子がN氏の住む国へ旅行に来た際に偶然知り合い友人となる。

T氏:40代男性。M女史の以前の職場関係での知人であり、最近一宮巡りを完了させた哲学的男子。

いづれも個性的なお三方ですが、まずN氏とM女史の相性について見ていきましょう。


第48卦・井。その意味するところは「人を選ばず与える・生かす・清める・縁の下の力持ち」等等

井とは文字通り井戸を指します。井戸は、町や村の中央に有り、時が移り変わり周囲の景色や状況が変わっても自身は変わらずに万人に恵み(水)を与えます。
N氏は、現在海外に居住していますが、日本に帰ることなく、正に井戸の如く現在の居住地に根を張るであろうと私は見ました。M女史にそのことについて尋ねたところ、実際、N氏は現地に永住したいと言っていたとのこと。
また、この卦は下卦が風を表しておりその意味するところは「謙遜・柔軟・従う」等等。上卦は水を表しておりその意味するところ「危険・色難・困難」等等。
今回の相性占いでは、下卦をM女史、上卦をお相手の男性に設定しているので、そこからこの卦を読み解くと、N氏と交際或いは結婚すれば苦難困難の多い生活をすることになり自己を抑制してそれに従うことになると解釈できます。


第23卦・剥。その意味するところは「危機・剥奪・崩壊・衰退」等等。

この卦は、山が崩れ去り地に帰るさまを表しています。最後の「陽」が、今まさに五本の「陰」に食い尽くされようとしています。
上卦は山を表しておりその意味するところは「止まる・固い・頑固・自己満足」等等。下卦は地を表しておりその意味するところは「受容・忍耐・服従・柔順」等等。
この上下の卦を見ると、M女史がT氏と交際或いは結婚すれば、頑固で自分の意見・価値観を頑なに変えないT氏にM女史が柔順に従い耐えることになると解釈できます。また、プライベートに触れるためここには書けませんが、T氏は現在私生活で少々問題を抱えており、もしかしたらそれが後々山が崩れ去るような崩壊を引き起こす原因となるかもしれません。

以上の結果から見て、N氏とT氏の両者どちらについて行っても苦難や困難が絶えない生活が待っているようです。とはいえ、未来は変わりやすく運命を握るのは常に人ですから、あまり占いの結果にとらわれすぎず、あくまで判断材料のひとつとして活用するぐらいが良いと思います。

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