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2024年の自分の運勢を占ってみた

明けましておめでとうございます。
去年の正月に引き続き、今年も自分の一年の運勢を易経で占ってみました。
引き当てた卦は第54卦歸妹の初九でした。なんだか、解釈が難しい卦を引き当ててしまった気がします笑

【第54卦歸妹】
卦辭:歸妹,征凶,無攸利。(末娘が嫁ぐ,行けば凶,何も利益は無い。)
初九:歸妹以娣,跛能履,征吉。(末娘が嫁ぎ侍女が随行する。足が萎えていてもどうにか歩ける。行けば吉。)

「歸妹」のタイトルの意味は「末の妹が嫁ぐ」。
上が震(年配の男性)、下が兌(若い女性或いは末娘)であり、若い女性が成熟した男性に求愛する様を表しています。古代中国社会では、女性から男性に結婚を求めるのは邪道であるとされていたので、卦辭に「征凶」の一文が入っています。
また、震の性質は「激しく動く」で兌の性質は「喜ぶ・楽しむ」であり、卦辭はそれに対して凶であると告げているので、この卦を引いた場合、衝動や好奇心で動くのは慎んだ方が良いでしょう。因みに私は昨年、仕事面に於いて好奇心に従って動いてしまい見事に判断を誤ったので、今年は、何か新しいことを行うときはよく考えてから動こうと思います😅
恋愛・婚活面についていうなら、若い女性にはご用心といったところでしょうか…幸か不幸か今のところ、歳の離れた女性に求婚される予兆は全くありませんが笑

初九の文中の「娣」とは、女性が嫁ぐ際に随行する侍女或いは介添えとしてついていく同族の女性をいいます。
「娣」を、仕事面に於いて自身をサポートしてくれる役割の人物として解釈するならば、今年はサポート役の人(私の場合は本社の営業担当者の方になります)の忠告をよく聞いて慎重に動くと良い様です。
去年は良くも悪くもノリで動くことが多かったので、今年は何事も慎重に行こうと思います。2024年も宜しくお願い致します🐉

参考文献:
『古代汉语词典』(何宛屏),商务印书馆,1998年12月第1版

『易経 中国の思想7』(監修 :松枝茂夫・竹内好 訳:丸山松幸),経済思潮研究会,昭和40年1月1日発行


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