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【初開催】さっぽろテレビ塔バーティカルランニングを攻略

世界各地で開催されるバーティカルランニング(階段レース)は、それまた著名な建造物で開催されている。当スポーツの起源であるエッフェル塔をはじめ、エンパイアステートビルや上海タワーなど、主要都市の最高峰で開催されるのがこのスポーツの魅力。

日本最高峰あべのハルカスでの大会は2016年から世界大会に指定され、国内におけるバーティカルランニングの波は、ついに北海道にも押し寄せた。

大会概要・ホームページ

高さ90m・437段、国内では最短距離ともいえるこのコースを制するのは果たして...大会のルールなど詳しい内容はホームページをご覧頂いて、今記事ではレースのちょっとしたコツや、さっぽろテレビ塔ならではの攻略法を少しだけお伝えします!

2本の合計タイム

一般の部ではコースとなる展望台までの階段を2回駆け上がり、その合計タイムで順位を決定します。1本目は10時、2本目は11時半より30秒毎のウェーブスタートです。事前に送られてくる自分の指定時刻を確認して、5分前にはスタートエリアに集合しましょう。

2本の合計タイムで90分のインターバルがあるといっても、100mや200mのダッシュと違いますし、「普段から1000mのインターバルを5本もやってるから安心だぁ〜」なんて言ってたら痛い目見ますよ!いや本当に。

なにせこの競技、いったんダッシュで登り始めれば30秒で乳酸地獄に襲われますから。しかもレース後は脚プルプル(バーティカル現象)状態になってしばらく経っても回復しないし、咳き込めば血の味がするしで本当にキツいスポーツです。

"90分のトレーニング"と思って、1本目登った後に体が冷えないようにジョグしたり、体を動かし続けると2本目も同じようなタイムを揃えられるかもしれませんね!

ペースの話

"30秒で乳酸地獄"と記しましたが、普通に歩いて登ればそんなにキツい思いをしなくて済みます。「おりゃーーーー!タイム出してやるぞーーー!!!」みたいな感じで前半から突っ込んでしまうと、後半は地獄です。何度も言いますが、本当に痛い目見ます。

一応ランニングスポーツですので、最後まで走り切れればそれなりのタイムが出ますが、日本のトップ選手でさえ至難の技です。フルマラソンのように、42.195kmをイーブンで走り続けるような緩い感じでスタートをしましょう。後半きつくなってからが勝負です。


437段、90mとは

この数字をみてピンとくる人はもはやマニア。ある程度のタイムを予測出来ているはずです。しかし今回、北海道では初開催のバーティカルランニング。おそらく初めての方が多いはず...

ということで、初めての方向けにタイムの目安を教えちゃいます!参考までに、東京タワー階段競走(531段92.5m)の順位別タイムです↓※()は女子

1〜3位 2分10秒 (3分30秒)
4〜10位 2分30秒 (4分20秒)
11〜30位 2分45秒 (5分30秒)
31〜50位 2分59秒 (6分00秒)

これ以降がボリュームゾーンといえます。詳細なタイムはこちらをご覧ください。
東京タワー階段競走ホームページ

東京タワーより少し短いので、自ずとタイムも...なんて思っていますがそうもいかないのがバーティカルランニング!階段の特性ひとつでタイムが大きく変動するので油断は禁物です。

少しでも速く登りたーーーい!という方はYouTube観て勉強してくださいね^ ^
階段YouTuber


まとめ

北海道では初開催のバーティカルランニング。国内最短距離となるこのコースは、2本のタイムをいかに揃えられるかがカギ。前半は焦らずゆっくり、後半に絞り出す。

階段の魅力を存分に体感してください^ ^皆様とお会いできるのを楽しみにしています!

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