嫌いな食べ物

今夜お集まり頂きました皆様にお話するのは毛ほどの重要性も無いお話 しがないオタクの嫌いな食べ物の話

あまり誰にもちゃんと理解して貰えない そんなお話

大雑把に言うと和風な甘いもの、ココア、汁物が嫌いです 


まず和風な甘い物、というのは具体的に言うとダークマターです。別名あんこ。あとはそれと似た栗餡、いもあんみたいなものも全部嫌いです、というかベーシックあんこよりもいもあん栗餡の方がよほど食べられません

ここから派生しまして、羊羹が食べられません モンブランなんてもってのほか、正月の栗きんとんは家で作るけど食べられない始末

あとは私の中では同系統に分類してるニンジンのグラッセ、煮豆とか やわらかくて甘いものが割と苦手、ちょっと気持ち悪くなってしまう

ここまではなるほど、という感じ さあここからだんだん分からなくなるので覚悟してくださいね

小さい温泉まんじゅうは食べられます。ごま団子は食べられます。むしろ好き。大福は食べられません。普通の大きさのまんじゅうは食べられません。

お分かり頂けただろうか。あんこ、実は食べられるやつもあるんです、好んで食べることもあるんです。温泉まんじゅうの皮の風味とか胡麻の香ばしさの引き立て役としてのあんこならOK。でも饅頭とか大福とかあんこが主役っていう感じなのは食べられません。どら焼きとか食べられない、赤福も食べられなくていちご大福はギリアウト。お汁粉?地獄の沼みたいなもんですよね

ちなみに超例外的にあんまんは食べられます。但し中村屋(セブンとかに売ってるメーカーのやつ)に限る。井村屋のは食べられない。

なんかこう、もっそりして口と喉に残るのが苦手。中村屋はトロッとしてると言うか、逆さまにしたら落ちる感じのあんこだから食べられる

まあでもこんなの説明してわかってもらえるわけがないので基本的にあんこは嫌いって言います 自分でも食べなきゃ分からないし9割くらいのあんこはダメなので1割の可能性にかけてチャレンジしたくない

そして先程栗餡といもあんはベーシックあんこよりも苦手って書きましたがこちらの方が割と深刻で、こいつらは例外なく食べられません。同じような風味のお菓子全般苦手です。さつまりことか、さつまいもプリッツとか。さっきも多分書いたけどモンブラン栗きんとん一口も食べられません、1口目でグロッキーになります なんか脳みそに浸透する甘さ……

ちなみに生クリームに言及しますと、基本好きです。が、一定量を超えると脳みそがふわふわして気持ち悪くなります。何故。意識が飛んでるんですか?生クリームで酔えるんですか?

今のところ同じ現象が高い肉、脂身の多い魚、豚の角煮でも起きます。脂質多めな柔らかいもので酔う現象。こちらに関しては味は全部好きなので生理的に受け付けないってやつです。家系的には高いもの食えない体質は大変大助かりですね

自分でも改めて文にすると意味がわからない感じですね。あんこの9割と、栗餡いもあん、脂の多いものが食べられないそうです。

ただしこいつら厄介なのは食べなきゃ行けない時が必ずあります。お土産、お茶請け、高級店。食べらなきゃ帰れま10開催でございます。

京都奈良修学旅行のお土産ガチャはSSRが硬い八橋、SRがよく分からんプリントクッキー、Rがもちろん生8つ橋。地獄のガチャかな?Rどころかフレポで回せるNくらいでも良いレベル ちなみにSSRの硬い聖護院8つ橋は和菓子の中でナンバーワンに好きですどうでもいいね

ということで食べたくないけど吐きそうになりながらも無理に押し込むことは出来ます。あ、つぶあんはまじで無理


しかしそのつぶあんをさらに上回るまじで金輪際関わりたくもない液体があります。あんこと同じ(???)色のでろ甘液体C、学名をココア。

「それ」を1口飲んだ瞬間、脳天を突き破る勢いで口いっぱいに広がる甘さ。そのまま食道を、胃を、小腸を、大腸を全身を蹂躙する様は全盛期のナポレオンを彷彿とさせる。ああ、その液体を飲み込むことも叶わず鼻にもその甘さが抜け、ここから新鮮な空気で中和する最後の希望すら途絶えた事を理解してしまう。やがてそれは血管とかリンパ管的サムシングを通ったゆっくりと全身を巡り穴という穴が甘さの暴力の前に空気を取り込むことを放棄し、やがて朽ち果てる四肢。ああ、私、お母さんにお釣りの20円返せてなかった…のに……な………

という感じです。なにあの劇物。バイト先でココアを注ぐときにマスク越しに香るのですら割と気持ち悪くなるので鼻の息とめてます。ココアとカフェモカ頼む客ばーかばーか

とりあえずココアは一切だめです。甘くないやつなら行けるかもしれないけれど、甘いやつのトラウマが深すぎて今更飲もうなんて思えない

しかしココアパウダーはお菓子に大変役立つので重宝してます。お湯とか牛乳に溶かさなければ許せるんです。

牛乳で思い出したけれどカルピスを牛乳で割ったりヤクルトを牛乳で割ったりするのもかなり苦手、そいつらを温めようものなら私はその部屋から逃げる。「甘ったるい」という表現が似合う飲みもの(とくにあったか~いやつ)は飲まなくて済むなら一生飲みたくない。

ちなみにコーヒー飲む時は普通のSサイズのブレンドコーヒーにポーションミルクと砂糖2つずつ入れるのが好みです。あれ?甘ったるいとは???

話がそれまくったけどとりあえず甘ったるいの権化のようなココアはまじであんこ以上に苦手、これは頑張っても飲めません。まずにおいの時点でギブ。チョコレートドリンクとかも、与えるな危険


余談。ツナも嫌いです。においと食感がダブルで苦手、特に匂いが嫌いだけどバイトの作業の中に「ツナの油を絞る」があって、あれは本当に地獄 絞った日は時給200円上げてくれ


そして汁物。これは嫌いって言うか…めんどくさいっていうか…あまりいい印象を持たない感じですね。

わかめと豆腐のスタンダードなやつとかは普通にすごい好き。あとは貝のお吸い物とかテンション上がっちゃうよね。でも重めのやつは好きじゃない、豚汁とか、お雑煮とか 

私の中で汁物はご飯の最後に食べてお腹を落ち着けるものっていうイメージ(たしか作法としては汁物が先の方が良かった気がするけどその辺は悪しからず)で、なのに今日のご飯も美味しかったねーでクールダウンしたい所に豚汁に「やあ!元気かい?僕は元気!」って登場されても「いや、大変元気なところ申し訳ないけど君はお呼びじゃないんだよね…」ってなる感じ、汁の中にある大量の具をもっきゅもっきゅと死んだ目で飲み込んでいく、ああ早く器よ空になっておくれ…と願いながら食べる。そんな事考えてたらまあ苦手になるよね。同様にラタトゥイユも具沢山しかもトマト味、主役を張れますよ貴方なら。食事の終盤に出てこないでおくれ、ちょっとお呼びじゃないんだよな…ぶっちゃけ食べるのが面倒になってきちゃう 

まあそもそもトマトソースが苦手なのはある ケチャップとかトマトの甘さが前に出てる感じのはめちゃ好きだけど、ラタトゥイユみたいな酸っぱい感じが売りなトマトは苦手で、だからトマトソースとかミートソースのパスタは苦手でナポリタンは大好きみたいな…

まあ今はトマトの二面性はどうでも良くて、要するにちょっとボリューミーな汁物が苦手です。具は三種類までにしてください。肉は入れないで、置いといてくれたら醤油とみりんと酒で美味しく煮込むので。


この他にも細々食べられないものはあったと思う、ゴーヤとかお酒の風味のお菓子とか。まあその辺は細すぎて自分でもよく分からないので食べる場面に出会ったら本能的に避けてる感じです。

以上、私の嫌いな食べ物の話でした。




最後に好きな食べ物紹介します。みかんです。



[完]

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