![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123287852/rectangle_large_type_2_dea68a5d2575d29b03ceebeb0f3b9f55.jpeg?width=1200)
22小品目 宇宙タイミング
宇宙タイミングというのはプリミ恥部さんの言葉で、なんかこう説明はしにくいんだけど、自分の意図していない偶然?みたいな、人形劇のコマになったようなストーリー?みたいなそれがサプライズっぽいようなわくわくするような感じだ。
この間、ヌノネーとランチしてから雑貨屋に行って、さんざん語り合った後に別れ際、ふたりともよしもとばななさんが好きだという話になった。
そこから「ちがうことをしないこと」の話になって、プリミ恥部さんがふたりの会話に登場した。でもヌノネーが美魔女の宿のバイトに行かねばならなかったので、
なんという名残惜しい!
これぞ宇宙タイミング!
と言い合いながら別れた。
話は変わるが、今週末に前いたところの友達がふたり遊びに来る。米を作っている若い女と畑オタクの同い年の女だ。前者をマーミさん、後者をサーヤさんとする。
そして登場人物はもうひとり、週末農業学校の同期のつなっしーだ。卒業して4年目にして、同窓会をしようということになっていた。そしてつなっしーは来年から移住して古民家で醤油を作るんだそう。さらに偶然、そこはわたしの帰ってきた場所から車で1時間半の近場(近くはないのか)だった。つなっしーは以前、マーミさんの畑の手伝いに行ったので、3人とも面識はある。
もしかして、今週末、そこにいたりする?
連絡してみるといるのだそう。そして、マーミさんとサーヤさんがウチに来る道程のちょうど高速を降りるところにつなっしーの住まいがある。ふたりとも寄りたいと言う。
これぞ宇宙タイミング!
なんていうか、適当に楽器をいじってたら、曲ができてたみたいなことかもしれない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?