私が話すは貴方だが、耳に残るは無関静音

「ねー、鳥の声、聞こえる?」
「時計は、今何時?」

隙間風の感触に、身を震わせる。
ほんとは、風に震える季節にはまだ早いのだけれど。どうやら私は最近、少し寒がりになってしまったらしい。
それも仕方のないことかもしれない。だって、最近は目が覚めても少しも外に出ていない。
色彩豊かな景色も、音色も、今ははっきりと認識できない。

「ねー、あーちゃん」

来てしまった。まだ聞こえているこの声は、まだ聞こえていることに喜ぶべきかもしれないけれど、どうしようもなく震えてしまう。

「あーちゃん、元気かなぁ?元気だよね!今日はね、いよいよ1つ!だよ!」

1つ。意味するところは、なんとなく理解はできる。

「じゃあ、いくよー?」

あぁ。次はきっと。

「これは、どんな味がする?」

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おはようございます!!!!

どうも、世界の妹比企谷小町です。違います。おかのこまちです。
体調不良で2日から身体ガッタガタだったんですけど、なんかだいぶ良くなったしいけるかー!と思って今に至る。間に合うかは知らない。
というわけで、アドカレ、4日目ですね!遅れてたらごめんなさい!
実は今日までの記事を読めていないです。あとで読みます。超楽しみ。
きっっっっと超絶面白いんだろうなぁ!僕の後に続く人たちもメッッチャ最高なんだろうなぁ!〆切ギリギリ見切り発車な俺とは格が違うぜぇ!(予防線)

はい。そんなわけでテーマすらろくに決まってなかったわけなんですけど、去年の見てると割とそれもアリかー!って感じの多かったんで、割とフリーダムにやろうと思います。

まずは冒頭のアレの弁明を。
ごめんなさい試しにやったらぁ!って最初二行書いてすぐ行き詰まったんですが、無理矢理最後まで押し切りました。押し切れてるよね?
文章書きてぇマンが聞いて呆れる出来ですが、一応意味は考えて作っておりますので答え合わせはできるつもりです。そんな深いアレとかないけどね!多分小餅とかレベルの本読みには殺されるレベル。

というわけで!今回のテーマ!それは…

オタク!神曲に歌の上手さ正直考慮してない説!!!神曲認定に最も大事なのは曲!!!みたいなとこある!!歌上手いに越したことはないけど!!(偏見)

冒頭全く関係ないとか突っ込む人はとりあえず冒頭の続きを書いてほしい。僕には無理だった。

はい。これ、超個人的な意見になるし特に統計とったりなんかしたりしてないのでただの偏見になるんですが、というかそんなん当たり前じゃんと言われるかもなんですが、最近自分が勝手に思ってしまったのでちょっとだけ語りたいなと思います。よろしければお付き合いください。

小さい頃のこまちさん。保護者、特に祖父母からですね。歌といえば歌手の上手さだ、みたいな感じで教わって育ってきました。家族みんな歌が好きな家ではありましたけど、クラシックとかの曲だけの音楽は嗜みませんでした。実際僕は今もあまり嗜みません。なので当然、僕も割と最近まで歌は歌手の上手さが命だと思ってました。

オタクになって数年。まだ学生の時ですが、たまたまSNSでとあるアニソンシンガーの評価が流れてきました。結構な割合でディスられていたのですが、当時は自分も好きな歌があり、またそれらが神曲と呼ばれていたこともあって歌は上手いと思っており、割と衝撃でした。
そこからしばらく、いろんな曲を聴くうちに、あれ、神曲って言われてる歌、頭にめっちゃ残るし実際めっちゃいい歌だと思うけど歌そんなに上手くないやつ多いな…と、思っちゃいました。

難聴なのにわかるんかい!と言われたら本当その通りなのでもうアレがナニでフルバスター川谷なんですけども。

そこで何が神曲を神曲たらしめているんだろう?そうだ曲だぁ!簡単な話し!朝○○でもわかる!!
実際、特にアニソンって曲が強い曲がめっちゃくちゃ多いんですよね。個人的にですけども。自分が好きな曲も、神曲と言われている曲も、曲がみんっっっっっっっな強い!(断言)
もちろん、歌の上手さが全く必要ないかと言われれば全然そんなことはないと思います。やはり歌の上手さは中核のスパイスだと思いますし、その歌声や、歌い方がいいから聞き返したくなる、印象にのこる。そんな神曲も山ほどあると思います。
また、歌詞も重要なスパイスですね。時代性を捉えた歌詞、意外性のある歌詞等々、それそのもので影響があると同時に、歌、曲に感情等々のテーマを与える役どころでもあると思います。
実際はこれらにさらに要素が加わり、全ての総合評価で神曲を神曲たらしめているのだと思います。

しかぁぁぁぁぁぁっし!バァァァァット!エクセレェェェェェンッ!
あえて言おう!やはり曲はその中でも最もウェイトを持っているとぉ!!!!
なぜか!

極論、オタクって感情昂ぶれば何でもいいんですよね。

だと思います。多分。きっと。
特にアニソンは、どこまでいっても劇伴のイメージと言えば分かりやすいでしょうか。物語に曲が合えば、あとは自ずと付いてくる、曲が主人公だ、俺がギャランドゥ!みたいな。なんなら物語さえもあとからひっかけてくる。主人公なので。そしてオタクは泣き叫ぶ。
語彙力がないので諦めますが、実際感覚的にも曲が印象的なものがとっても多いと思います。なのでアレンジとか、オタクすぐ気付く。逃げる時のトカゲみたい。尻尾切りたい。絶対きもい。
あと、これも1つの要因だと思うのですが、バックグラウンドストーリーはほぼ必ず付いて回るんですよね。opedはもちろん、キャラソン、はたまた声優の歌にまで。なぜなら声優の歌を聴くオタクは声優のバックグラウンドをだいたい知っている。バックグラウンドストーリーが付いて回るからといって曲が重要って意味にはならないと思ったそこのあなた。正しい。めっちゃ正しい。なんならさっきまで俺も同じこと思ってた。
ならなぜか。《劇伴》、かなと。劇伴って基本的に音楽だけですよね。そんで、古来オタクが愛してきたアニメ、ゲーム、映画等々、物語に関わるものほぼ全て、重要なシーンにおいて特徴的な劇伴が流れ、それに後押しされてオタクは泣く。オタクは叫ぶ。オタクはアバンギャルド大嶋。それは時にopであったりしますが、概ねやっぱり、音楽のみが多いです。そしてその音楽には、ストーリーを背負い込む力があります。実際背負い込ませるための音楽なので。それが上手くいったらオタクは一度感情のみの生物になります。ただオタクという生き物は非常に不可思議で。勝手に音楽に背負い込ませようとするんですよね、ストーリーを。もちろん背負い込むベースがあるから、opやedはストーリーから出来上がったものだから(基本的には)だとは思うけれど。
めっちゃこんがらがってきたけど何が言いたいかというとたぶん「ストーリー×楽曲=感情咽び泣きファイヤー!」の組み合わせに慣れている。慣れているから曲が良ければ勝手にストーリーの想いや感動も曲に入れ込んでくれて、感情爆発焼却処理中または後好きになってくれる。そんな面もあると思う。の話。

結局理論的なことは何も言えてない内容ペラッペラじゃんかクズゴミカス土に埋まれエコファミリー。
こんだけ言ってきましたが、じゃあ曲が良ければ誰が歌ってもいいの?と言われるとそうでもない。例えばコネクトはやっぱClariSだなぁと思います。とある著名男性ボーカルさんのコネクトは歌歌うとして上手いとは思うけど肌に合わないというかなんというか、でしたし。最終的にはやはり総合評価、歌も歌詞も全部含めてだとは思います。でも多くの場合、曲が知ってか知らずか、評価軸の核を担ってるんじゃないかなと。

具体例全く示せずに申し訳ないなぁと思います。体調不良立ち直りかけの勢いだったので色々調べるのはちょっとしんどかったし、内容推敲するのもめんどくさかった()
もっといい感じのテーマとか、文章とかはまた別の機会にお披露目できたらなと思います。そんな機会があったらな!!!!

最後に。
全人類《魔法使いの夜》やってくれ!!!

横目に見ていたFNS歌謡祭の蒼井翔太を思い出しながら。

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