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「アノマリー」をぶっ飛ばせ

いや、そんな
ぶっ飛ばさなくてもいいんですよ、アノマリー
たいせつに育ててあげましょう

前々回「伝えたいのはアノマリー」で
写真を撮る動機となるアノマリーの発見を
前回「みんなアノマリーのせいね」では
アノマリー写真を形作っていくさまを
それぞれお話しました

みなさんなんとなくでいいので
わかっていただけましたか?
大丈夫ですよー
わたしもまだぼんやりとしてますから

さて、今回は写真を撮る上でだいじな相棒
カメラのお話

例えば今回のタイトル写真
いなかの小さな公園
遊具はブランコしかなくて
ゴミ箱があって
コンクリートブロックのベンチ?が数基
普段ならきっとカメラを向けもしないようなところです

それでも撮ったのは
きっとカメラそうさせたのです
今日のカメラはマイクロフォーサーズという
小さめのデジタル一眼
レンズはよく分からないメーカーの
防犯カメラ用(3,500円)
このレンズがキモでした

見てのとおり
ピントが合ってるのかどうか怪しい
色のノリが浅い(白っぽい)
画面周辺が変なボケ方をしている
(同心円方向に流れているのでぐるぐるボケと言います)
こんな変な写りをするレンズだから撮っちゃったんですよね
これは、カメラ先行の撮り方です
いつも使っているキチンと写るカメラや
スマホだったらレンズを向けもしないはずです

白昼夢のような公園、いかがですか

また、こんな写真

拡大して見てみてください♡

2月に雪が降った時のものです
普段はよく見えない山並みの凹凸が
午後からの逆光で面白いなぁと思い撮りました
その時持ち合わせていた400mmの超望遠レンズがなければ
きっと撮らなかった、いや、撮れなかったですね

いつもは見上げるほどの高さのゴミ焼却工場の煙突
その後ろに迫る、標高1,800mに至る山肌
山頂を越えてくる会津地方からの冷たい空気をともなった雲
この景色、とっても「かっこいい」でしょ?

これらは極端な例ですね
でも、やはりわたしたちは普段持っているカメラに影響されて
スマートフォンであればコッテリした色が基準の
高画素の大きなカメラなら画面の隅々まできっちり写った
そんな写真を撮っています
そしてそれらは「アノマリー」に意味づけをします

だから自分の好みのカメラを見つけるられるのはとてもステキなことですし
毛色の違うカメラで撮るとワクワクしちゃいます♡

写真に正解なんてありません
みなさんのたくさんのアノマリーを見せてくだい
( ^-^)੭ꠥ⁾⁾

星間新幹線

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