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夜にかける

25度ぐらいの過ごしやすい陽気でしょう

そんな天気予報のおねいさんの言葉を信じて出かけたら
容赦ない日差しにやられてヘロヘロです

日差しの強度だけを考えると
5月下旬と7月中旬はほぼ同じですからね
腕はいい感じに真っ赤になってます

なので、涼しげな夜の話題を

夜と昼の違いの一番は明るさ、ですね
地球から1億5千万kmにある太陽
その明るさは−27等星
かげっただけで真っ暗です

暗い中に光源が入るととてもドラマチックになります
上の写真は
対向車線のヘッドライト
先行車のバックランプ
遠くの街あかり
路肩の反射材
さまざまな光源が入り交じってにぎやかで
それでいて画面の半分を占めるブルーアワーの空が
これからくる闇を想像させてます
街路樹のブレも夜に対する不安感を匂わせてます

こちらの写真はどこにもピントがあってません
シャッタースピードが遅いせいで手ブレも起こしてますね
全体的に赤い光が多く、興奮感が高まります
それらが夜の静寂と対比し「何かが起こりそう」
何かを写したわけではないですが
何かが写ってしまった感じが、なんか好き

写真は引き算、とよく言われます
見せたくないものを画面から整理し
見せたいものを強調すべし、という意味です
夜の闇は自然とそういったものをかくしてくれるので
手っ取り早くいい写真っぽくなります

夜も暖かな季節になってきました
お散歩がてら2−3枚撮りに行こうかな

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