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写真へちょっと一言

写真の楽しみ方として、そのまま見ることが多い、いやそれがほとんどかなぁ
スマホで見るか、PCモニターで見るか、プリントしてみるか
手段はいろいろあるけれど

今回は、写真にちょっと一言入れてみようというお話

いい写真ってなんだろう、となったとき
撮影者の想いが伝わる写真
って言われるけど、実際それが伝わることって少ない

これは撮影者の腕が悪い、というわけではなく
写真を見る側にも、読み取る能力が少ないこともある

テーマパークに行って楽しんでいる写真なら
なんの迷いもなく
「楽しそうだねー、このアトラクションって新しいやつ?」
なんてお話はできるだろうけど

いきなり山の中の写真を見せられて、どう? なんて聞かれても
答えに、困っちゃうよねぇ

(눈_눈)エーッ

見せた方も困らせるのは本意ではないのだけどさ
この絶妙な伝わらなさにモヤモヤしてしまう

そんなことあるでしょ?

かといって
説明したりキャプションを付けたりするのも
なんか負けた気がするじゃない?
オイラってへたっぴなんだなぁ、って

そこで
写真に文字入れ
を提案します

提案といっても、この方法なんて相当昔からあるし
なんなら、雑誌、ポスターなんかで毎日目にしているもの
決して珍しいものじゃないね

なのでやってた

こぼれだね いちりんさくも ひとしらず

文字が入っていないと
貧相なコスモスが横たわっているだけの写真
で?
って言われておしまいな気がする

そこに一言入れることで
とたんに写真が立体的にわかるようになる

あ、3Dになるわけじゃないよ
写真が取られた環境や状況
時間の経過が感じられてくるってこと

この写真では俳句らしいものを入れたけど
絵手紙のような短文などでもいい
写真を撮ったときに感じたことがちょっと入るだけで
作品っぽくなるよね

きんもくせい やみにまぎれ みちびいて
あなたはだあれ うんめいのひと

普段だったらダメダメな写真でも
意味ありげなことばを載せると
どこかそれっぽくなるし

わけいりて くびすじのあせ ぬぐいいる
がんかをながむ きみをめでつつ

今回使用したのはこのアプリ「PHOTO IKKU」
他にも文字入れアプリはたくさんあるので
気に入ったものを一つ持っておくと
表現の幅が広がるんじゃないかな

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