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お写んぽのふりかえり

スマホの待受を、過去に撮影した写真が表示されるように設定しています。それも、モノクロに変換したものを。これがとってもお勉強になってます、って話。

こんなふうに、表示されてちょっとうれしい。
もちろん、写真と画面の縦横比が違うので、画面の構図はめちゃめちゃになっちゃう。仕方ないけどね。でも、モノクロの写真にしてくれる、とういところがキモなのよ。

モノクロ写真は、色の情報がないです。あるのは明るさの情報だけ。明るいところから暗いところまでどうつながっていくか。明暗の配置はどうか。それらが写真の主題とマッチしているか。

スマホの画面を見るたび過去写真がドリル問題のように表示されるので、撮影時に、何をどう撮りたかったのか写真から読み取ります。例えば、上の写真だと

・朽ちた切株を影の部分がつぶれすぎないよう、明るめに撮った
・手前の地面から奥の山並みまでの奥行きを地表のディティールの荒さであらわす
・切株の縦方向の朽ち方や樹皮の荒々しさをコントラストを強くして表現

こんな感じだったんじゃないかなぁ。撮った時のことはもう忘れちゃったけど。でもこうやって読み取りを続けていくと、自分の写真の良し悪しがわかってくるし、次回の撮影の際、何をどのように撮るのか頭の中で組み立てやすくなります。

これは10年ぐらい前にiPhone6で撮ったもの。
青空と花と雲の対比がいいなぁ(と自画自賛)。
で、オリジナルがこれ↓

撮影時にメリハリを考えてたんだなあ、と再確認。
頑張ってたな、わたし。

写真を見る練習なんて、どこから手をつけていいかわからないもんです。でもこの方法なら、自分の写真で繰り返し確認できるので、とてもおすすめです。単に過去写真を見る楽しみとしてもやってみて損はないですよっ!

iPhoneの場合の設定方法は以下の通り
[設定]-[壁紙]-[新しい壁紙を追加]-[写真]

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