dp3 merrill から見える景色の色

梅雨の合間の晴れの日の夕方、いつもと違う色が窓の外に広がっていたので慌ててカメラを取り出して撮ってみた。dp3の画面越しに見えた色はもう少し明るめではあったもののカメラが吐き出した露出よりアンダーに露出補正して色が落ち着いたのを確認してシャッターを切った。RAW現像はそのまま。


梅雨の合間の夕日。

いろいろ癖が強いといわれているがもともと古マニュアル機(笑)を使っていた自分としてはAFのあとのMF調整はしやすいし露出補正もシャッターもダイヤルとボタンで動かせばちゃんと変わってくれるので問題ない。おそらく今の最新鋭の機種はなんでもちょうどよい具合に画面を作ってくれてレンズの色癖を補正してくれるのだろうが、こいつは頑として写った色を吐き出すことに専念してくれているように感じる。自分としてはちょうどよい感じ。違和感がない。昔で言うとエクター25とかベルビア50を使って撮った感があって懐かしさと驚きがこんなに手軽に手に入ることに驚いている。たくさん試して良いものを見つけるというよりは一枚一枚を丁寧に、でも瞬間を切り取るくらいの手軽さも持ち得てるとすら感じている。まあ大したことない写真ではあるが、自分がその瞬間に見ていた色がこんなに再現できていると感じたので自分的には満足の一枚。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?