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ミスコンテストの実態

お久しぶりです。ゆかこです。

ゲームから少し身を引いて挑んだのはミスコンテスト。

「闇が深そう」とか「どうせ出来レース」とか、色んな偏見をお持ちかと思いますが、その実態が明らかになりましたのでなるべく具体的に書いてみます。

①ミスコンは結局出来レース?

これはコンテスト形式(特に投票を伴うもの)のオーディションだと必ず疑ってしまうところですよね。結論からお伝えします。

部門によるけどほぼ出来レース

今回私が受けたコンテストには

Boys→小1〜高校生男子
Little teens→小1〜小4女子
Teens→小5〜高2女子
Miss→高3〜30歳女性
Premium→30歳以上

の5つの部門があり、私はMiss部門を受けました。

これらの部門の中で完全に出来レースだったのは、日本大会進出の権利がかかった「Miss」と「Premium」の2つ。

上3つの部門においては完全に努力次第で順位が決まっていました。しかしこれらの部門には日本大会進出がかかっている訳ではありませんでした。

大会のメインとも言える2つの部門、実は出来レース展開になるまでの時間が少し違いました。

Premiumは始めから勝負が決まっていて、Missは大会1ヶ月前に決着。

Premium部門にエントリーしていたのは3名。
そのうち大会前からプロデューサーと繋がりがあったのは2名。その内の1人が6年前からPに目を付けられていました。

大会には私の友人も数人呼びましたが、みんな口を揃えて「なんであの人がグランプリ取ったんだ?」と言っていました。

ルックスとパフォーマンスだけなら、Pと繋がりのあったもう1人の方が圧倒的に良かったのに。なんででしょうね。

そしてMiss部門。Pの中ではもしかすると最初から決めていたのかもしれませんが、あからさまに1人を贔屓し始めたのが1ヶ月前からでした。

贔屓対象はなんと公務員。副業禁止にも関わらずコンテストに参加した、元アイドル志望の公務員。

Pは何としてもその方をグランプリにしたくてこんな事まで言っていました。

「スピーチは皆が皆 全部聞いてないし基本咎める人も居ないから、「公務員でも色々な活動をして新しい形の公務員になります」って言っても大丈夫!」

いや副業禁止やろ( ̄・ω・ ̄)

それからPの贔屓は加速して、大会が近くなると私は目も合わせてもらえなくなりました。

面倒だし辞退したかったのですが、結末まで見届けて皆さんにより具体的なリアルを届けるためにnote書こ、という気持ちになったので一応やり切りました。

大会の結果、案の定何も得られず。
前回大会の参加者のインスタを見て、「イベントにはこれだけ参加してインスタはこのくらい投稿すれば何かしらの賞は確実に貰えそう」など色々分析しましたが駄目でした。

私が何も受賞できなかった一番の理由。
それはただの大学生だからです。
ミスコンは未来に投資ができない仕組みでした。

②私が味わった闇の深さ

箇条書きで表すと以下の通り。

・Pと参加者の距離が異様に近い
・Pのストレスの捌け口にされた
・Pによる謎マウント
・大学生に勝ち目は無い
・車持ってない奴に人権がない
・Pが好き放題しても咎められない

苦痛の9割は大会プロデューサー O氏によるものでした。O氏の厄介な所は、過去に大手芸能事務所に所属していた経験がある点です。彼女は10代の頃にスカウトされて芸能活動を始めたものの売れることが出来ず、引退して地元に戻ってきて起業してミスコン運営を始めたという経歴の持ち主です。

彼女が「私の代わりに羽ばたいてゆけ!」というスタンスでミスコン運営やってるなら良かったのですが、「これを機に名の知れた人間になってやる!」という野心むき出しで運営をやっていたので色々と大変なことになっていました。

若い頃に半端に芸能をかじっていた人あるあるなのですが、とにかくエラそう。自分が一番経験あって偉いと信じて止まない、大変香ばしい人間。

モデルウォーキングのレッスン中、
「その歩き方が難しいのは分かるけどカッコ悪いからやめた方がいいよ。アタシはできるけどさ。」
と最後に謎マウンティングされました。


ある日O氏に呼ばれて行ってみればいきなりイベントの企画書を作るように言われ、企画を考えている最中にも彼女から他のファイナリストに対する愚痴が出てくる出てくる。
ファイナリストのこと「キモい」って愚痴ってましたよ。録音しておけば良かった…。

他にも、ダンス講師の人がボイコットした際に代打でダンスの振り付け講師になるよう言われて急ピッチでダンスを作った、なんてこともありました。

ゆかこ「とりあえずサビのとこ作りました…!」
O氏「もう大会まで時間無いしダンスやらない事にした。ごめんね!」

流石にぶっ飛ばしたくなりました。

挙句の果てには規約違反紛いの案件を押し付けてきました。

O氏から「コンテストやその過程で脱ぐことは無い」と聞いていたので参加したのに、大会直前に「誰かCM撮影行けませんか?」みたいなLINEが来て、見てみると「必要なもの:水着」と記載が。


いや本日って…


コイツやりやがった!


「やりやがったわね…スルーしとこ。」
と思っていたらO氏から直接電話が。

O氏「ゆかこちゃん…行ける…よね??」

はぁ???????

ゆかこ「講義中です。すみません」

このように断ってから本格的に見向きもされなくなりました。凄くないですか?

こんな苦労を重ねて、本来運営がやるべきことの一部を私がやったのに何の賞も貰えなかったんですよ。

車持ってない大学生だからか…。

ということで、まとめるとこんな感じ。

・しっかり出来レース
・受賞したいなら自営業かフリーター
・車無し大学生は参加不可にしてほしかった
・そもそもミスコンはやらない方がいい

ちなみに、大会の時に着用するように言われたドレスも私だけおかしかったです。
ほかの方は凛とした美しいデザインなのに私だけ小学生が着るようなちゃちいデザインで、Teens部門と間違われそうなものでした。

二度とやらんわ、こんなクソゲー。