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美容とエステに関する資格と仕事

美容・エステの仕事は、誰かを綺麗にすることができる素敵な職業であり資格です。「美」に興味があり、人を喜ばせることが好きという人にとっては、まさに天職と言えると思います。しかし、美容・エステと言っても色々な資格と仕事があります。ここでは、美容・エステで人気の高い資格と仕事について紹介しますので、参考にしてください。

ネイリストは、お客様の爪を美しく保つ仕事です。カラーリング、アート、ジェルネイル、スカルプチュアネイル及びリペアといった作業、甘皮処理等のネイルケア及びマッサージ等のハンドケアの仕事も行います。ネイリストの仕事で大変なのは、意外と体力を使うことです。長時間同じ姿勢で細かい作業に集中するので、眼精疲労や肩こりに悩まされる人も多いようです。ネイリストの資格を取得するには、スクールに通って爪の衛生学や生理学等の正しい基礎資格や技術を身に付ける必要があります。

エステティシャンは、フェイシャル、ボディケア及び脱毛といった施術を通して、お客様が綺麗になるお手伝いをする仕事です。具体的には、美肌作りや小顔を叶えるフェイシャル、肌トラブルの緩和や痩身を叶えるボディケア及びムダ毛を処理する脱毛等の仕事です。エステティシャンの仕事で大変なのは、お客様中心のスケジュールを組むため、生活が不規則になりがちなことです。ときには、理不尽なクレームに対応する必要もあります。それでも、悩みを解決されたお客様の「ありがとう」を聞くことができるのは、エステティシャンの何よりの喜びです。エステティシャンの資格を取得するのに、代表的な2つの協会が認定する民間資格について紹介します。日本エステティック協会は、日本における健全なエステティック業の普及と発展を目的として1972年に設立されました。その代表的な民間資格が、「認定エステティシャン」「認定上級エステティシャン」「認定トータルエステティックアドバイザー」となります。日本エステティック業協会は、エステティック業界の発展を目的として、1987年に「全日本エステティック業連絡協議会」として設立されました。その代表的な民間資格が、「認定エステティシャン(基礎資格)」「上級認定エステティシャン(上位資格)」「認定インターナショナルエステティシャン(最上位資格)」となります。

ヘアメイクアーティストは、モデルや人前に出る仕事の人等のヘアセット及びメイクを行う仕事です。雑誌、テレビ番組の撮影や舞台、イベントの裏方として活躍するほか、結婚式を手掛けるブライダル・ヘアメイクアーティストの仕事も人気があります。自分のセンスをクリエイティブに活かせるヘアメイクアーティストですが、大変なのはお客様最優先でスケジュールを調整する必要があるところです。日程の融通がきかない現場がほとんどのため、多忙になるとプライベートな時間を確保するのは難しくなります。ヘアメイクアーティストの資格を取得するには、スクールに通ってヘアメイクの知識及び技術を身に付ける必要があります。美容師の資格を取得していると就職にも仕事にも非常に役立ちします。

美容部員(ビューティーアドバイザー)は、デパートの化粧品売場等で美容のアドバイスや化粧品の販売を行う仕事です。カウンターを訪れたお客様にメイクのアドバイスをしたり、タッチアップのお手伝いの仕事をしたりします。美容部員で大変なのは、体力勝負の仕事であることです。メイクのアドバイスは華やかで優雅に見えますが、中腰の姿勢でお客様と向かい合ったり1日中立ちっぱなしで仕事をしたりと、足腰及び体力を使います。美容部員には特定の資格はありませんが、まずはヘアメイクの資格を取得してみることをお勧めします。

美容鍼灸とは、美容を目的とした全身に行う鍼灸治療全般のことです。ただし、一般的に直接顔面部のみへ鍼治療を行うことが多く、全身の鍼治療と区別し美顔鍼と呼ばれることもあります。東洋医学では、体の健康なくして美容は実現できないという考えがあり、皮膚面だけの美しさを求める西洋医学的な考え方とは異なります。皮膚組織は体内の健康を顕著に表すほか、精神的な健康具合による自律神経機能の変化に非常に敏感な組織です。美容鍼灸治療を行うことで心身から健康な状態を実現し、その結果そういった心身の健康状態を表す皮膚組織を健全な状態にするような秩序を用いるため、短期間の治療では美容効果は出にくいですが、効果としては非常に持続すると言われています。最近では、多くの国で美容鍼灸治療が行われており、特にアメリカでは薬や外科的な治療以外での健康意識が高まっているため、代替治療として美容目的での鍼灸治療人気が高まっています。鍼灸師の資格を取得するには、専門学校に通って鍼灸師に必要な知識及び技術を身に付け国家試験に合格する必要があります。


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