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誰にも気づかれないままわたしだけのスペシャルわがまま週間を決行して自分で気づいたこと🌀🌀

誕生日には
特にイベントなどしない私たち夫婦
二人の誕生日がちょうど一週間ちがいなので間の日曜日にドライブに行ったり買い物に行ったり
乾杯などすることもなく
何の変哲もなくゆるゆると過ぎて行くのがいつものパターン

でも今年わたしは節目の誕生日

還暦を迎える誕生日の前後一週間
なんだかいつもと違うことを
したくなりました

子どもたちの誕生日には
定番のお寿司とケーキでお祝い
でも ほしいのは
そんなことじゃない

ここまで生きて来れた幸せと

子どもたちがみな職に就き
これからは自分のために
働いて行ける幸せと

背負っていた荷物を少しずつ
下ろしていける幸せは
もう手にしている

振り向けば穏やかなこのごろ
何も変わりなく過ぎゆく毎日だけど
この一週間をもう少しだけ
特別なものにしたかったのです

さて 何をしましょうか

ちょうど先週あたりから
慢性胃腸炎が悪化したのか 
胃腸がキリキリ痛み始めていた


おなかの調子が悪くて
お弁当作れませんでした
ごめんなさい
           母


初めての置き手紙を
キッチンのテーブルに置いて
自分のお弁当はおにぎり🍙だけを
持って出勤


季節の果物🍑を切り分けて
家族に出すのもやめて
まるごと1個かぶりついて
一人で食べてしまう‼️

そろそろ
トイレ掃除をしないといけないけど
わがまま週間中にはしない
来週まで待ってもらう‼️

夕食のことを考えず
暗くなるまで畑に出て

誰よりも先にお風呂に入り
入ろうとする家族を待たせる

帰って来るかどうかわからない
子どもたちの夕食は作らない
早めに布団に入ってゆっくりする

ガンガンクーラーを効かせている
居間の設定温度を上げて
誰もいない時にはそっとoffの
スイッチを押す

普段は家族のためにと
頑張ったり我慢したりしていること
この一週間は免除される
スペシャルウィークを
自分で設定してみました

でも
勝手に決めたスペシャルを決行する
わたしの中のスッキリとモヤモヤの
葛藤に比べ
周囲で見ているはずの家族はただ
はいはいと流れていくだけで
誰もそんなスペシャルには
気付いてはいない

ご飯が無ければ自分達で作っているし
お待たせーってお風呂から出てきてもテレビやケイタイを見ながらフツーに過ごしている
食器棚のコーヒーカップは
きれいに揃って並んでいるし
明日のお米も洗われている

わたしがあれこれ思わなくても
みんなやればできるんだね


家族のために
子どもたちのために

無理をして
頑張ってきたつもりでいた

でも
夫や子どもたちの笑顔をみて
一番嬉しいのはわたし自身

みんなの健康を考えて
玄米食を取り入れたのも
害のない野菜を作っているのも

みんなのためにと言いながら
幸せを求めていたのは
他ならぬ
わたし自身なのかも

みんなに健康になってもらいたい
みんなに幸せになってもらいたい

家族のためにと
やってきた事

それらは全て
みんなの笑顔を見たいという
わたし自身の
願望を満たすためのもの

みんなは
それに付き合って
くれているだけなんだよ

みんな
それぞれに
自分の人生を生きているんだよ



誰にも気づかれなかった
わたしだけのわがままウィークで
反対に自分が気づいたいろいろ

何の変哲もなく過ごしていることが
とても幸せなんだということ
それを求めていたのは
わたし自身なんだということ

幸せと感じるのか
辛いと感じるのかは
揺れるわたしのきもち次第

こたえは自分の中にあったという
おはなしでした😊✨


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