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英語を話すためには、「〇〇」も大切に


広島の平和記念資料館に行ったことはありますか。

先日、やっと平和記念資料館に入ることができました。
以前、広島を訪れた際は、コロナ前だったこともあり、多くの訪問者が列をつくっており、その時は入ることが叶わず、旧小学校の資料館を訪問しました。

今回、平和記念資料館を回る中で、日本人のガイドの方が、英語で外国人の親子に説明をしていらっしゃいました。
小中学生くらいのお子さんも真剣にその話を聞き、時には質問をしながら、目の前にあること・ものに対して理解を深めていく様子がうかがえました。


もし戦争について意見を求められたらどうしますか。

日本は、戦時中唯一の被爆国であり、戦場になった沖縄や硫黄島等、空襲を受けたたくさんの地域をはじめ、さまざまな戦争被害の体験談を学校で聞いてきていると思います。
また、同時に「日本人」として、戦争被害を生み出した責任も問われてきました。特に、アジア圏に旅行したり、その国や地域の方々と話す機会があると、教科書には詳細に載っていない史実を聞かされることもあると思います。
「日本人」として意見がない、というのはあってはならないことだと思います。

「ドイツ人」の方に聞いたこと

「ドイツでは、ホロコーストのことはどう捉えられているのか。」
ということを、ドイツ人の方に聞いたことがあります。

ホロコーストは二度と繰り返してはならない。
悲惨な歴史であり、「ドイツ人」が過去に行ったことは、
現代の「ドイツ人」として、決して忘れてはならないと思っている。
二度と同じ過ちを犯さないためにも。

このように答えたのは、1人や2人ではありません。
聞いた方々は、「ドイツ人」として覚えていなくてはいけない、とおっしゃっていました。

「日本人」として何を知るか

私自身も日本の歴史について全てを知っているわけではありません。
だからこそ、「日本人」としての回答を求められた時に、日本の歴史だけではなく、相手の国や地域の歴史を踏まえた上で、話せるようになることを心がけていきたいと思います。


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