見出し画像

外食コンサルってなんだろう

こんにちは、オセアニックエージェント齊藤です。
皆さんは「外食コンサル」という響きをどう感じるでしょうか?

なぜそのようなことを考えるかというと、
このオセアニックエージェントを立ち上げるとき、
自分が「外食コンサルはじめました」と名乗るのには抵抗があり…

それはなぜなのかを考えてみました。

◆外食コンサルって必要?

私自身、以前はビールメーカーの
外食コンサル的な部署で活動していました。
そのときは、まさにコンサルの存在に対して懐疑的なところがありました。

外から意見を言っているだけではなく、
もっと自分で責任をもって作り上げていきたい!
と考え、それを実現すべく、外食企業に転職しました。

当時年商200億ほどのベンチャー系の外食企業に飛び込み、
自ら業態開発を3年ほどやり、その次は経営を学びたいと、
年商5億ほどの外食企業で運営責任者のポジションを
1年半ほどやらせてもらいました。

約5年ほど外食企業の中で動く経験をした上で出た結論、
コンサル的なポジションは、必要なんだなと感じました

なぜか。

客観的に会社の状況を見てくれて、
成長への道筋を客観的に考えてくれるから
です。

外食って、本当に経営者のやることが多すぎて、
新しいことに中々頭が回らないんですよね…

ちょっと余裕がある時に、
「あっ!こういうことやったら面白いかも!」などと思っても、
次の日には「○○店でこんなクレームが入りました」、
「○○店長がやめるっていってます」とか、
それはもう面白いくらいに色々なことが起こるもので…

結局、「やったほうが良いもの」に手を付ける前に、
「やらなきゃいけないもの」に忙殺されがちなんですよね。

もちろん、中には自力でやり切って、
ものすごい成長をされる経営者の方もたくさんいらっしゃいますが。

なので、
自分の会社、考えに共感してくれていて、
客観的に状況を把握してくれて、
次のステップの道筋をアドバイスしてくれる人
は、
とても貴重だな、と後から考えると強く感じました。


この素晴らしい日本の食文化を正しく残したい。

そう考えて、私たちは活動します。

次回は、「私たちの強み」は何か、ということを考えたいと思います。

◆外食コンサルに必要な考え方って?

では、そのような思いに至ったのに、
なぜまだ「外食コンサル」を名乗ることに抵抗を感じたのか。

それは自分自身も、世間的にも、「コンサル」という響きに
少しの不信感があるからかなと思います。

「言うだけ言って、責任を取らない」
「お金だけ取っていって成果が残らない」などなど。

もちろん、世には素敵な外食コンサルの方もたくさんいらっしゃいます。

その方々は何が違うのか。

自分なりに分析すると、大きく2つあるかと考えました。

「理念にもとづいてブレていない行動をしている」

「自分たちの強みだけにフォーカスして仕事をしている」


簡単に言えば、
「自分はこういうお店を、商品を、世に生み出したい、残したい」
という確固たるものがあり、そこに共感する人と仕事をする。

そして、自分たちの強みを理解していて、
それ以外はお金になりそうでもやらない。
例えば、新業態の開発は得意だけど、人材育成、組織づくりは
得意でないから、依頼されても手を出さない、誰かに振る、
ということができる。

こういうブレない仕事をしている外食コンサルの方は、
成果にもつながっていて、信頼を得ているのではないかなと思います。

先ほど、「客観的に見てくれる、考えてくれる」という存在が
必要と話しましたが、ただ客観的に分析するのではなく、
その外食企業の目指している方向性、理念と、
コンサルの理念が共鳴できるものでないとうまくいかないと思っています。

ここが双方が考える成果のずれとなって、不信感につながるのかなと。

◆私たちがやるべきこと

そう考えたとき、私たちもブレずにこの2つの考えを
実践していこうと強く決心しました。

言うは易しですが、やはり事業を継続させるためには、
頼まれたら色々やりたくなってしまうのが現実です。
ただそれでは、いつの間にかお金だけのためにやるコンサルになり、
成果も残せず、不信感を持たれるようなコンサルに
なってしまうかもしれない。

なので、私たちは、
「日本の食文化をずっと豊かに、食に関わる人をもっと豊かに」
という理念を掲げ、
「FUN」「UNIVERSAL」「GLOBAL」という
大事にするバリューも明確に掲げました。

外食コンサルにも理念が大事、と考えているからです。

※詳しくは「自己紹介」の投稿で
「はじめまして、オセアニックエージェントです。」

これを実現できる仕事に全力をかけて取り組んで、成果を残します、
という私たちの決意です。

外食がこのような環境になっているからこそ、
素晴らしい食文化を生み出す外食の強みを、
活かせる方法を考え、提供していきます。

日本の食文化をずっと豊かに、食に関わる人をもっと豊かに

するために。

次回は、
では「オセアニックエージェントの強み」はなんだろう?
ということを考えていきたいと思います!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?