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師走満月🌕

12月は毎年、気付いたら過ぎ去っていく。
12月26日、27日位になると色々一気に落ち着いてきて、光にも音にも一瞬だけ置いて行かれて、それか刹那、光音が届かない、雪のような世界に包まれて、息を吸う。

今年最後の満月は、慌ただしさの只中に輝く。
だから、敢えて今、月を見上げて、木枯らしの混じった空気を吸い込む。

巡る季節と立ち位置。
空気が暖かくて、太陽の光がまだ眩しかった頃一番安心を感じさせてくれた人は今、私にとって話しかけるのが怖い人となってしまった。今の事実よりも、そのギャップの方にショックを受けている。

電車の赤ちゃん。
電車で沢山の荷物と共に赤ちゃんを抱いているお母さんがいた。隣の席のおばさまが赤ちゃんに向かって微笑みながら、手を振りながら、お母さんを労っていて、ひだまりのような光景だった。

バスを乗り降りする際、どうしても発生する「段差」
乗る時も、降りる時も、おばあちゃんの方が先に立って、おじいちゃんに向かって手を差し伸べていた。おじいちゃんは、その手をしっかりと握って進んでいた。可愛くて、とても素敵な関係性だと感じた。

一年に一回。
その頻度でしか話さない人たちがいる。コンテストでクリエイターの皆様方。それでも、私の事をしっかり覚えていてくれて、去年言ってた事、こういう風に叶ったよと成長を、挑戦を語ってくれる。私もしっかり覚えてるよ。話を聞かせてくれてありがとう、また来年ね。

シンパシーとエンパシーの違い
理解ベースか良心ベースか、だと思っている。同じような事を経験したことある人は自分なりの解釈と共感が出来るし、余計な事は言わない、という配慮ができる。良心から来るシンパシーを有難いけど、あまり信用する事ができないのはタイミングが悪くなったら、パタリと終わるのを、それこそ今まで経験してきたからだと友人と話していた。

友情という稀有な関係性
一緒に居続けたいから、スタンスは変えずに、でも一旦距離を置くと言う選択肢が現実的に、持続的な選択として存在する関係性。一緒に居なくても、一緒に居れるから。

安定した関係性
…ってなんだろう、と問われていた。なんでしょう。
常に話し続ける、とかではなく繋がり続ける、という事じゃないかな。手を伸ばせば、掴んでもらえる自信を持てる事。

思考を止めない
たとえ、それが辛くても
綺麗なものが好きだから



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