つばさインタビュー

どうも。今朝起きたらハワイ便が5月末までないと発表されお布団に突っ伏しました、ありっさです。

世界の中ではまだ機能している空路もあるようですが…(どういう判断基準なのだろうか…?)とりあえずは日本に帰ってこれてよかったな〜と再認識しました。今日もサクサクと溜まっているインタビュープロジェクトを執筆していきたいと思います!

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インタビュープロジェクト第16弾は…「つばさ」くんです!

つばさっち

めちゃくちゃ年上なのに最初に若そうに見える印象が強すぎてそのまま「つばさくん」呼びをやめずにここまできちゃいました。もう多分ずっとつばさくんでしょう。高田馬場の百円コーヒーが推しのカフェ、ROSTARに理由はもう忘れたけど来てもらいました!(なぜか集合場所はきちんと覚えています笑)

高田馬場まで来てくれてありがとうございます。インタビューを開始したいと思います。まずはPooloのみなさんに自由に自己紹介をお願いします。

1991年生まれの28歳で、今は旅行会社に勤めています。ホテルとか航空券の手配とか旅行の企画、それから営業。後は団体旅行扱いなのでそれの添乗をやったりもしているので海外にもちょくちょく行っていたりします。海外においては大学時代に休学してバックパック背負って世界一周もしているので、結構行っている方だと思います。性格は内向的な人間で…

内向的はないと思います。

いや本当。最近はアリッサと同じ様によくそう言われるけど、昔からちょっと人見知りで、初対面の人は結構話しかけてくれると嬉しいです。仲良くなったら結構話すタイプって社会人になってから気づいた。

そうなのですね。Pooloで出会った感じではそんな印象感じませんでした。わたしも初対面の人には割と人見知りします。Pooloはあんま感じなかったけど…いい人や波長が合う人が多いのでしょうか。(めちゃくちゃ余談ですがPoolo人見知り勢この騒動が治ったら人見知り再発しているのでは…笑)それでは、今頑張っている事は何ですか?

仕事ですね。11月と12月とか…冬に自分が抱えている結構大きな企画がたくさんあって…多くて50人、少なくて20人とかの規模。でも既に数年自分が担当しているお客さん達だから、その人達がスムーズに出国できるように、そして安全に帰国できるようにビザの手続きとか航空券の手配とか目の前のタスクに集中してやっています。

後はプライベートの方でいうと圧倒的に自分の知識や技術が不足しているなと最近痛感しているので、平日の通勤時間とか空いている時間に本読んだり、新聞読んだり、ニュース読んで、日々自分のインプットになる事を頑張ろうとしています。自分のスキルアップに繋がるように。

Pooloも言ってしまえばその一環。何かをやる際ににいつも考えているのが、どっちの選択肢を取った方がおれが幸せになれそうか。最近よく言われているクオリティ・オブ・ライフに貢献するのはどっちなのか考えて、決めるようにしています。

まいてぃも日々の生活の質を上げたい、みたいな事を言っていましたね。そういえばつばさくんはなんで旅行会社で働いているのですか?

旅行が好きだから。元々就活では航空会社を志望していました。そこで何がやりたかったかというと、新しい航空路線…日本と新しい国をつなぐ路線を考えるのがしたくて。就活の時軸にしていたのは人と人を繋げたいって事。直行便ができたら、そこの国の人との交流とかも増えるし、単純に行きやすくなるしね。ビジネスとか経済とか平和にも繋がる。だからその手助けをしたくて。それなら選択肢は航空会社と、あとはある意味旅行会社もその路線だな、と。まあ縁あって旅行会社にしか受からなくて、今の会社に決めた感じかな。

今も日々感じるのは、嫌でも観光系の情報とか自分の元に入ってくるし、自分も現地行くし、ツアーするなら旅先の情報も知っておかないといけない。あとは自分の性格の一部としてプライベートで旅行に行くときも結構仕事に役立ちそうな事を観察しているかな。人もだけど、風景も好きだし。そういう、元々好きな事の寄せ集めだからこの仕事は性に合っていると思う。

ただ今の仕事をずっと続けるかと聞かれたら…実は転職するべきか悩んでいる。自分の将来とかを考えてみると、旅行業とか今やっている仕事で得られるスキルってきっと近い将来機械ができちゃう。そう考えるとオリジナルのスキルが必要になってくるのは営業しかない。その営業も現状そこまでやる必要がない。ウチあほっといても人のつてで結構仕事が入ってくるから、基本毎日ルーティンワークなの。

他にもアウトバウンドはもう頭打ちしている。海外から日本に来る人は増え続けているけど、日本から外へ行こう!という人はもう長い間変わっていない。で、その中でもオンライン旅行会社がどんどん自分たちのシェアを伸ばしているから、そうすると古い旅行会社は縮小するしかない。だから今自分が身を置いている業界は横ばいか下がっている。落ちていく業界に自分を置いていく事になる。どんだけ頑張って成果を出しても給料は上がらないし、会社としてのポストとかも埋まっているから出生もできないし。仕事は楽しいし、やりがいもあるけど、この業界は環境の変化に対応しきれていない。だから全く別の業界に移動しないといけないかもな、と感じている。

成る程…Pooloって旅行が好きだから旅行業界に勤めています、とう人まあまあいますよね。わたしの知っている限りではそのほとんどの人が今転職を考えていたり、既に転職していますが…。旅行を盛り上げられる方法はまだまだあると思いますが、前回のインタビューでパトくんやバナさんが提案していた様な、今までのやり方とは違う方法が必要になってきた時代なのかもしれませんね。他にも、今のこの世界的な騒動が収まったらまた少し違う状況になっているかもしれませんね。実際つばさくんは今割と本格的に転職活動を検討している様ですよ。さて、では転職活動を控えているつばさくん、自分の強みは何だと思いますか?

感情を一定に保てる事。冷静でいられるし、観察力がある。なんかあってもあまり動揺しない。これ自分の性格の悪いところでもあるのだけどね。

自分を客観視しながら話している感じ。自分のことを一歩引いて見ている感じ、割と、感情を一瞬撃ち殺してしまうから、その場でっていうより、ちょっと後で振り返って感じてくる。強みではあるけど同時に感情をほぼ無意識的に打ち消してしまうから、弱みでもあるのかなぁって。まあ仕事とかでトラブルとかあっても冷静に対処できるけどね。

まあ、冷静であることって「感情的にならない」という側面もありますからね…。それで自分が損しているな、と特に思ったことがないのなら今のままでもいいのではないでしょうか?あとでブワーっと悲しくなってくる、とかだと少し考えたほうがいいかもしれないけど。次の質問の答えは先ほども少し触れている様な気がしますが、Pooloに入った理由を聞いてもいいですか?

1つは自分があまりにも内向的な人間だったから、何かの本で「こういう人は外の世界に恐怖を抱いている、自分以外の誰かに、コミュニティに属する事に対して勝手に恐怖を抱いている節がある。でも、出てみないとわからないから空想の世界で怖がっている。だから出て行ってみて、自分の不安通りの世界にはならないんだよ、ってのを自分自身で知る事が大事だよ」と書いてあってこれにすごく共感して。その時にPooloを見つけて、旅も好きだし入ってみようかと思って。

入ってみたら本当に楽しいし、怖くないなと思って。こんだけ自分に関心がなかった人間が、こんな風に人と話せて刺激をもらえているから、やっぱり入ってよかったなって思っています。今までは自己開示するとかもあまりなかったのだけど…割とPooloの人には話すし、なんでも話せるって思う。これは自分の性格上いい事なんだろうな、と思っています。

本当に内向的な人間だったのですね…。今のつばさくんに昔の知り合いとかが会ったら「誰や」って思われそうですね。つばさくんにそう思ってもらえているのならPooloの皆さんも嬉しいと思います。

2つ目は最初の講義でも目標として掲げたのだけど、次のキャリアを見つける事。Pooloの強みは18−35歳が集まっている事。縦の関係でも横の関係でもなく、斜めの関係なのよ。学生と社会人と、あとは違う職種の社会人とか。普段会社で働いていると、上司や同じ業務をしている同僚とかばっかりで斜めの繋がりが薄くなっちゃう。あ、ちなみに斜めの関係というのは職種とか既存の関係とかそういうのを飛び越えて、全く違う関係っていう意味。そして今の学生は違う時代の人達だし、なんでも選べる羨ましい時代。だからそういう色々な人達と関われるのはすごく強いな、と思っている。それでできる相乗効果がすごいと思うし、自分も活用したいなと思っている。だから例えば転職を考えるにあたって何かしらヒントになりそうな考えこの環境の中でなら得られそうだなって思っている。

あ、最近こういう考えも持っておけばよかったなと思うのがあって。Pooloのコミュニティを実験として使える人は羨ましいなと思う。まえまえとかジマとかこれをチャンスとして捉えていて、自分のスキルをある意味実験して次のキャリアにつないでいこうとしていると思う。だけど自分はそういう実践できるスキルがないから、そういう事ができるのは羨ましいなと思う。だから今になって、ここを使って何が出来るか、もう少し考えておくべきだったなと思う。

ほおほお。斜めの関係、というのは確かにそうですね。わたしの中だと学生だけど最終学年とか大学現在通っていない人とかかな…?違う大学の学生でも普段過ごしている分には会わない人たちですし。スキルを持っているのは確かにいいですね。けれどPooloは新しい事とかやってみたいプロジェクトに参加、協力してくれる人を集める場としても向いていると思うので、つばさくんも運動会などで実践したと思いますが、その可能性をもっと、もっと探っていきたいです。それではPooloでやってみたい事はありますか?

学園祭が延期になっちゃったから、あれをなんとか成功させたい…やり遂げたいよね。みんなのモチベショーンも今ちょっとびみょいしね。あと悩んでいるのは体育祭寒くて出来なくない?って…(笑) まあだから、体育祭やらないにしても、代わりに何するかとか、そもそもなんでこの会を千葉でやるのか、とか色々考え直さないといけないし。10月の時は学生と社会人の壁を乗り越えるという大義名分があったけど、今はもう参加メンバーも固定化されてきているから、コンセプト自体も最初から考え直さないといけないし。

…とこの様に色々考えていたつばさくん。その後、どんな経緯を辿って学園祭開催になったのかは知らないですけど、謎にトランジットの合間にわたしも参加できて楽しかったです!普段あまり見ないメンバーともお話しできたし、楽しかったです!次の質問では、Pooloから焦点をズラして、地元自慢をして欲しいです!

地元は愛知県名古屋市…じゃなくて清須市です。

おう…

清須市は名古屋の上にあるのだよね。日本酒の清須市鬼殺しがある。旧春日町っていうところにいて、五条川という桜並木が綺麗な、川の堤防の麓に自分の家があります。あ、だけど川が氾濫したら、家は間違いなく吹っ飛びます。何があるかっていうと、宮繁大根という大根が名物で、有名で、給食の時はこの大根を使った料理とかが出てきます。特徴としては小学校と中学校が街に一つずつしかなくて、且つ隣り合っています。人口が少ないので、みんな普通にエスカレーターで進級していく。で、小学校の最上階に使われていないプラネタリウムがあるのですよ。

へー、素敵ですね!

だよね。

さて、地元自慢なので、自分の住んでいる市ではなく、名古屋市に目を向けたいと思います。

清須市終わった…

名古屋といえば名古屋名物。名古屋の人は割りかし見栄っ張りで、味が濃いやつが好きなのね。街としてはちょっと下品で派手好き、というイメージ。そこが面白いのだけどね。とりあえず名物は全部味が濃くて、茶色い。味噌カツとか味噌煮込みうどんとか。とにかく味噌由来のもの。手羽先とか天むすとか。後はきしめんとか。意外と東京にも名古屋で有名なチェーン店とかが出店しているので、好きな人は好きなのでしょうね。

名古屋で一番おすすめしたいお店は「喫茶マウンテン」というところで、大学のすぐ近くにあったのだけどここ、結構全国的に有名。名物はいちごスパゲッティとか抹茶スパゲッティとか…一番おすすめはバナナスパゲテッティです。これやばいの。まずほかほかで出てくる。バナナがスパゲッティに練りこんであって、バナナの切れ身がたくさん上に置いてあって、生クリームと、さくらんぼ、更にバナナって感じ。めちゃくちゃ甘いし、みんな食べれないけど、怖いもの見たさでみんな見にいく。でも正直美味しくない。食品ロスが叫ばれている中でちょっとやばいと思うのですけど、まあ…。因みに「マウンテン」なので食べきれたら「登頂した」と言います。

要らなすぎるネタきた…

食べ物以外だと、名古屋って何をするにしても中途半端な反面、何をするにもやり易い。観光するにしても、食事するにしても、仕事するにしても…ちょうどいい。だから愛知の人ってあまり外に出たがらない。うちの大学とか隣の大学とか就職圧倒的東海3県しかいない。割りかし地元に誇りを持っている人が多いのじゃないかな。

あと名古屋よく言われるのが「大いなる田舎」という表現。日本の中で3番目に発展している都市だけど、一駅とか二駅とか離れるとすぐ田舎だから、ちょうどいい。住みやすい。どこ行くのにもちょうどいい距離。大阪方面も東京方面も。名古屋東京間そろそろリニアもできるから、通勤時間40分で通えるのよ。で、トヨタのお膝元。なんでもトヨタに結びついている…お金も雇用も人もあるから、地元を一度好きになったら住みやすい場所なのが愛知という場所だと思っている。

リニアできたら名古屋から東京も通勤可能範囲内になるのでしょうか。日本に最初に引っ越してきてびっくりしたのは「40分通勤ならまあ、」という人が多かった事です!わたしは大学への通学徒歩20分位が希望です。因みにハワイの時は車で25分でした。この地元自慢めちゃくちゃ熱意持ってしてくれたのつばさくんが初めてな気がします。ありがとうございます。聞いていて楽しかったです。それでは、仕事柄海外にもたくさん行っていると思いますが、一番オススメの国はどこですか?

うーん…悩むけどチリかな。今大変な事になっているけど。

当時大学3年だったのだけど、好きな子がいて、その子がチリに留学していたのよね。で、普通は南米行く人ってブラジルとかウユニ塩湖とか目指して地理は通り過ぎるだけって人が多いのだけど。チリの首都はサンティアゴ (Santiago) という街で、特に見るものはないけど、その子が住んでいた街がそこから車で2時間ほどの場所だった。日本と真反対の海に面した場所で、そこがめちゃくちゃ好きだった。そこで留学していた女の子は実は日本に彼氏がいて、その時自分の想いを打ち明けるべきかちょっと悩んでいたのよ。その子は会いに行ったら、色々名所とか連れて行ってくれたのですよ。でも俺がチキンすぎて、何も言わず、結局バイバイしちゃったのですよ。

でも今思うと、なんとなく相手もその気は分かっていたみたいで、一緒に行った時にこのセリフああいう意味で言ったのかな、とか後から考え出して若干後悔して、しばらく落ち込んでいた。

おおう…つばさくんって毎回なんか恋バナ可愛いですよね。なんかスケールすごいけど。

そうかな(笑)。チリハその子がいるとか関係なく、その街が好き。海が一番下になってて、どんどん山の方に向かって、坂を上がっていく街なの。家もすごいカラフルで、街の人たちが使う移動手段が手動で回すゴンドラと車、みたいな。リゾート感覚だけど、すごい面白くて、海鮮も美味しいし。みんなと朝一で仕入れに行ってご飯作るみたいな暖かい場所を、地球の反対側で感じられた場所。南米の中でも比較的治安がいいしね。後は人がものすごいオープン。とりあえず街がカップルで溢れている。宿に困っていたらなんか日本語喋れるチリ人達が色々と泊めてくれた。

なんかすごいですね。まあつばさくんいい人そうですしね…。チリの人も助けても大丈夫だろう、と思ってくれたのでしょう。この質問もちょっと前に触れていると思いますが、日々意識している事やモットーはありますか?

モットーは「取る選択は自分の幸福度に繋がるように」。意識している事はここ2、3年位やっているルーティンワークがあって…1日でこれだけはやる、というリストをスプレッドシートをまとめている。日経新聞読む、部屋の片付けやる、洗濯する、とか。休みの日には今まで見た海外ドラマを一つ英語字幕で見るとか。

へー!色々習慣化しようと努力しているのですね。それでは反対の立場の学生に言いたい事や聞きたい事はありますか?

Poolo参加できて羨ましいな、と思う。だからこそリソースをすごい有効活用して欲しいと思う。せっかくPooloというものを見つけて、高いお金も払っているだろうし。若い子は選択肢が豊富だから迷う事もたくさんあると思うけど、とりあえず目の前の目標をきちんとこなして欲しい。長期的な事は見つけにくいけど、短期的なのは見つけやすいと思うので、少しずつこなしていくと、将来やりたい事が見つかると思う。

了解でーす。確かに将来やりたい事はまだ全然分からないけど今度は時間作ってあれやろう、とかは湧き出てくるかも。湧き出すぎてゼミの先生にいつもびっくりされます(笑)。それでは最後は前回インタビューした人からの質問となります!前回はひなちとひさのさんの2人だったので、2つ質問があります。まずはひさのさんから「旅のお供は何ですか?」

実用的なもので言うならスイムタオル。水泳やる人が使う、速攻で乾くタオルは世界一周した時にめちゃくちゃ便利だった。バッキバキになるけどね(笑)。短期の旅行でも使えると思う。

…だそうです!スイムタオルじゃなくても、タオルは一枚持っておくと便利です!というか持っておかないとヨーロッパ旅行不安になって帰ってきました(笑)!そして、次はひなちから…「日本人であることに対して誇りを持っていますか?」

わ、ひなちっぽい質問。

誇りに思っていますよ。日本はいい国だとは思う。部分的には。例えば温泉とか。お風呂文化ってめちゃくちゃいい。

これヨーロッパ行ってからめちゃくちゃ深く理解しました。温泉は前から好きでしたけど、家の一般的なお風呂や清潔概念が日本は素晴らしい。あとご飯も美味しいし…。ありがとうございます。それでは最後に、次の人への質問をお願いします。

名古屋は好きですか。名古屋の印象はどうですか?

締めこれでいいのですか…まあ、分かりました。ありがとうございます(笑)。

つばさくんでした〜。ひねくれている部分もありますけど、基本的には優しいつばさくんです。基本的にいつでも24歳位だと思っちゃいますけど…(笑)。困ったことがあったら助けてくれる、実は人見知りらしいつばさくん、皆さんもお話ししてみてください!

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