maicoインタビュー

今日は珍しく色々こなせてホクホクしています、ありっさです。ダラッッとして終わっていく日ももちろんあるのですが、1日の終わりを振り返った時に色々できていると思うとちょっと嬉しい。

それでは今日のインタビュー記事です!

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インタビュー記事第20弾は…「maico」さんです!

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可愛いまいこさんがいっぱい送られて来て尊死しました。最後にもう一枚掲載しちゃいますね〜。

わあああ…20本目台に到達できました。嬉しい。1年間の間で(かなり)緩くとですけど続けてこれてよかった。(←まだ終わっていません)まいこさんは家に遊びに来てくれて、お得意のマシンガントークを炸裂して嵐のように去っていきました(笑)。まいこパワー全開のインタビューをお届けします!

こんばんは!インタビュー、頑張って書いていくので遠慮せず話してくださいね。それでは手始めにPooloのみなさんに自由に自己紹介して欲しいです!

鹿児島県の奄美大島で生まれて、中学まで本土で育って、高校からは家を出て一人暮らし始めました。で、高校3年間、大学で福岡に出て5年間過ごしました。

大学3年生の時に香港に行って、その後休学もしてシンガポールでブラック企業インターンをして、無事に生還して、今の会社に入って、今年で4年目の春を迎えました!属性?概要?はそんな感じです。

好きなものは2つあります。絶対譲れないものの1つはは海外…というか旅?で、食。将来はここ2つを結びつけた何かをやりたいと思っていて、今目指している生き方は会社で自己成長する事とフリーランス事業を軌道に乗せる事。ざっくりいうとこんな感じ…どこを切り取るか難しいね。

旅と食は聞いた事あるような気がします。まいこさん!って感じのテーマですよね。どちらかと言うと…ブラック企業インターンって何ですか(笑)。

ブラック企業インターンね!それは、一応肩書きはおにぎり屋さんの店長として行ったの。丁度私が始めたタイミングでそのおにぎり屋さんはデリバリー事業も立ち上げている段階で、おにぎり屋さんの店舗を回す事と、そっちもやる事に。

でも、もう本当にクソほどベンチャーだったから人が足りな打て、もう私が動くしかない!という感じで、私よりよっぽど年上の30とか40の人に大学生の私が指示出す、みたいな。1日平均20時間位働いていました…。楽しかったけど物理的に時間がもう足りない!店舗回して、シンガポール中にデリバリー行って。で、夜は日本酒バーもやってた。

このおにぎり屋さんは日本に親会社があって、日本の農家さんを助ける!みたいな趣向でおにぎりとか日本酒バーを出す!みたいな。でも、そのせいで営業が終わるのが深夜の1、2時とか、ひどい時は3、4時とか…。

でね、聞いて…ひどいよ。社長の家に住んでいたのだけど、帰ったらもうソファで気絶するようにバタ〜ンって。でも朝ももちろん仕込みあるから、とりあえず起きて、シャワー浴びて行く、みたいな。デリバリーも拡大したいから基本断らなかったから…注文数10個とかならいいのだけど、500個とか。500個は運動会の注文だったのだけど、その時は夜通しでにぎって、後で自分でデリバリーも行く、みたいな。でもその時は日本の食を海外に広めたい!と思っていたからやってみよう!ってことで漲っていたのだけど…。私はそういう揺るがない思いがあったから最後までやり切れたのだけど、一緒に行った友達ははメンタル病んじゃって…途中で帰っちゃったの。

その時初めてその子と喧嘩したの!で、その子の目標はインターンをきちんとやりきる!って事で、私はそれを分かっていたから「仕事とか全部私に投げていいからやりきろう!」ってベッドの上で泣きながら言ったのだけどその子は「もう歩けない、もう嫌だ」みたいな感じで…。その子の彼氏もシンガポールに応援に来てくれたのだけど…その子は本当にその時まで卒業した後の就職先はどこでもいいと思っていたのだけど、海外から見る日本の伝統芸能…能とか。その素晴らしさに気づいて、海外の人にその文化を広められるような仕事に就きたい、と発覚して。だから今回インターンを諦めて日本に帰る代わりに、見つけた自分の夢を追いかけて欲しいと約束して別れたの。だけど…私がインターンを終了して日本に帰国した時には、もうそういうの興味ないって言っていて、どうでもいいと思っている所に就職してしまったの。その結末に私はもう、ええええって感じ。

他にもかなり苦い思い出なのだけど、私シンガポールにいる間に付き合っていた人と別れたのだよね。彼はその時ヨーロッパの大学院に留学していたのだけど、時差の関係で時間も合わないし、やっと電話できたら楽しい話をなるべくしたいから、悩んでいる事とか大変な事を話せなくて…その時に1番聞いて欲しい話もできなくて。だからもう別れよう!と思ったの。でもね、その時は今までの別れの中で初めて引きずったの。で、シンガポールでおにぎりとか運んでいる間に涙が出てきて「やっぱり好きだわ」と思ってすぐ電話して伝えたのだけど、お互い決めたことだし、もう1回付き合っても同じ事だよね、と言われて私もそれを受け入れて…1周回って青春だったな。というか、そういう経験もちゃんと消化されることあるんだなって今話しながら思った。

なんかもうすごかった…。インターンも確かにもう漆黒ブラックですし。それはインターンではなく普通に企業と言えると思います…。そして彼氏と別れちゃう経緯も、好きなのに別れたままでいるのも哀しいのですけど、でも確かに全部ひっくるめて見てみるとめっちゃ青春ですね。それでは大学生活めちゃくちゃ頑張ってきたまいこさん、今頑張っている事は何ですか?

今は…仕事!私の働き方のプランは20代の内は会社で自己成長、フリーで自己表現。この2つの相乗効果と固めているから、会社の方では商品開発に携わりながら原料を売る仕事をしていて。どういう味とか食感にしたいというのを聞いて、希望に見合った提案をして、お客さんと一緒に商品作るみたいな仕事なのだけど私はこれがすごい好きなの!で、3年やってきて、ようやくやれることが増えてきて、次はこうしたい!とかが出てきて。前までは会社の方針と私のやりたいことが噛み合ってなくて、苦しかったのだけど、今はそうでもなくて。

精神的に自立したいと思っているから、自分の力で稼げる、という事は自分にとってすごく大事なのだけど…会社の中にいながら、企業をちゃんと伸ばせるプランを中長期で計画して実行できたら、稼ぐ力を身につけられそうだなって思って。でも自分だけじゃ絶対できないから、社内外の人と関係性を築きあげたり助けてもらったりしないと…みたいに色々な要素が絡んでいて…でも、心は許したくないと思っていて。会社でもフリーでも依存したくない、個人事業主のマインドを大事にしたい。

それがメインの軸なのだけど、この4月から新規事業のプログラムが会社で始まっていて。そっちはこの1年をかけてビジコンとか選抜とかあるし、上手くいったら子会社もできるかもしれないプログラムなの。で、私は自分のやりたいことをやり遂げるためにも、今から1年後にはその新規事業部に移動したいなって!新しい事をしたい。事業計画とか。逆に苦手なのはもう飽和していることを継続する事。

確かにまいこさんは常に新しいことに挑戦している姿勢が一番しっくりくるような気がします。結構中期的なスパンでキャリアを考えているのですね。

フリーランスの方ではフードコーディネーターとかフードスタイリストみたいなことをしたいかな。料理家みたいにレシピに強みを置いている人もいれば、写真映えとかに強みを置いている人も。私は食を通して表現をしたい。どうやったら美味しく見えるかとか食べてもらいたいと思ってもらえるか。最終的な目標は映画のエンドロールに自分の名前が乗ることなのだけど、一旦今は静止画で美味しさを表現できるように頑張っていきたいと思っている。あるシーンにどういう食があれば、そのシーンがもっと輝くかなって考えるのが好き。映画は作り手の想いがたくさん詰まっているのだけど、食を通してそれを更に輝かせたい。私の食の力で、そんな風に自分の世界観を持っている人を押し上げたい。

だからね、今はスクールに通うことにしたの!基礎を学んで、仕事に広げる人脈作りもできるように。気をつけようとしているのは基礎を学ぶ+自分のオリジナリティも加えること。そうしないと満たされないと思う。夏とか秋ぐらいには卒業して肩書きもできるから、ガンガン仕事を取りに行きたいなと思っている。

食xアートが軸。メジャーな分野ではないから自分で作り上げる必要があるけどやりたいからやる!そして30代や40代に差し掛かった頃にはフリー1本でやっているけるように!

フードアーティスト、ということですかね。実現したらお仕事がすごい楽しそうですね。映画に映っている小物ってお話に絡んできたり、シーンのニュアンスを伝えるのに役立つので、食がそういったメッセージ性を持てたら面白そうですね。まいこさんの夢を聞いているといつもワクワクしてくるので、これからも経過報告を聞きたいです!それでは、Pooloに入った理由を教えてもらいたいです。

Pooloのビジョンと私のビジョンが一緒だったから。

旅の価値を広げる、という点ね。これだけ海外が好きで、そこに時間もお金も投資してきたのに、日本では旅行=遊びという概念が強いから…ギャップイヤーもあんまり広まってないしね。日本をもっと変えたかった。それに今勤めている会社も大企業で、グローバルとか言っているのに名ばかりだな、って思う瞬間がいっぱいある。理由は彼らが別に旅とか海外とか行った事ないからじゃないかな、と思っている。行かないことはその人の自由だからいいと思うけど、表面的なことは言って欲しくない。多様な価値観を持ってほしい。日本はとても鎖国的だと思うけど、もっと旅することの価値を上げたい。

だから端的に言うとPooloはいわゆるサードプレイスかな。

ふむ。確かに旅行に行く、行かないはその人の自由ですけど知らない事を知ったように言うのは少し違うような気がしますね。表面的な理解だけでは実行できない事もありますし。日本は少々鎖国的な面もあるけど、それは現代では多数の国が抱える問題ではありますし(だから良いという訳ではないのですけど)、日本は1回開くと決めた後の追い上げが早いと思っているので、そろそろ開国期に入って欲しいなあ…。Pooloにはどんな価値を見出していますか?

めちゃめちゃ価値を感じている!

理由は自分以外の働き方や価値観に深く触れることができるから。だから私の人生は1個だけど、それ以外の人たちの人生も共有している気分になるというか。純粋に応援したいなと思う人ばっかりだし、これからも繋がっていきたい。一緒に人生を楽しみたいな!と思っている人たちばっかりで多種多様ですごい好き!

言葉の節々から愛を感じました。色々な人生を追体験できるというのは確かにすごい楽しそうだし、Pooloの人たちとならそれが可能かもしれないと考えるとワクワクしてきます。個人的には様々な物語を追って1番近くで見てみたい、という願望もありますし…。そんなPooloですが、この1年で一番印象に残っているエピソードを教えてください。

たくさんあるけど…。「Poolo」という観点で見ると学祭だけど、個人としてみると夏どっぷりサークルのみんなで、そうめん流ししたのとか船乗ったのとかすごい印象に残っていて…私ね、夏が嫌いなの。というか夏に飽きちゃって。けどPooloでそういうもう超夏!みたいなイベント一緒にして、夏を共有して、夏を少し好きになった。

私は結構夏好きですよ。ずーっと夏のところから来たけど(笑)。1年の中で夏が1番輝ける時だと思っているからなのですけど。夜にべったりした暑さが残っている中コンビニにアイス買いに行ってうだうだ話すのとか好きです。

あー。それは私もすき。

(色々話した結果、夏も好きかも、という結論になりました)

この1年が終わった後はPooloとどう関わっていきたいですか?

お互いに応援しよう、とか助け合う、とかそういう関係性でいたい。それぞれが頑張っていることをシェアしあう、相乗効果みたいな関係性を積み重ねていきたい。ずっと。

積み重ねをずーっとしていける関係性っていいですよね。憧れます。この時間と関係性がずっと続いて行けますように、と。その為にもみんな頑張っていかないといけないですね(笑)。次会った時に語れる事がいっぱいあるように。それぞれの道に進んでいっても、他の場所で頑張っているあの時の仲間がいる、って考えると力になりそう。それではPooloの質問から離れて…冒頭でも触れていましたが、地元自慢をしてほしいです!

鹿児島の本土の方でいきたいと思います!

正直中学までは大嫌いだったの!こんなクソ田舎、と思って出ていったのだけど、今はめっちゃ好き。自然が豊かだし、食が美味しい。空気が美味しいし星 ー 海外とか日本も含めて色々な星を今まで見てきたのだけど、自分の家から見える星空が一番綺麗だと思っている!いつも帰省した時はお母さんと一緒に行く温泉があるのだけど、帰りに星見ながら散歩して最近の事を話す時間がめっちゃ好き!

食に関してはお米とか、お酒とか、お肉とかが東京比べて1/10の値段で同じクオリティで売っているのが本当に素晴らしい!

ここでもバッチリ食の宣伝をいただきました(笑)。全然ブレないですね。お母さんと帰省の度に過ごす親子タイムも聞いていてほっこりしました。それでは、オススメの海外の国も教えて欲しいです。

あのね、私って基本色々な所に行きたいから、気に入った国じゃないと2回以上は行かないのね。

(めっちゃ迷っています)

よし、決めた!フィリピンのボラカイ島!

ここは超アクセス悪いし天候も毎日すごい良い!って訳じゃないのだけど、それでも行きたいと思って2回行ってきたの。で、今後も家族とか大事な人を連れていきたいと思う場所がそこ。パーティアイランドと呼ばれている。海外でベストビーチに選ばれたビーチもあって。セブ留学中に行ったのだけど…左は海、目の前砂浜、右からお店とか音楽とかブワーッと響いてきて…夜通しお祭りがワイワイガヤガヤ続いているの。その砂浜の横にお店が沢山並んでいて、波の音を聴きながら、音楽が流れてきて、美味しいもの食べれて…本当に日常と離れていて、その瞬間に集中できるし…大切な人を連れていきたい場所。街自体はかなり小さくて、海岸沿いにブワーッと広がっている感じ。そこのゲストホテルに泊まるのだけど、どこに行くのにも近いから遊びやすい。ずっと遊べる。

情景を聞くと夏真っ盛り!って感じの場所ですね。楽しそう…。やっぱり結構夏が好きなのではないだろうか…。大切な人を連れていきたい場所っていうのもいいですね。ありがとうございます。それでは日々の生活の中で意識している事やモットーはありますか?

たくさんあるけど、1個は経済的且つ精神的に自立した人でありたい。何かに依存したくない。何かに縛られたくない。自由である為に努力する。

楽しむ、というのもあるかも。楽しい事を楽しむのは誰でもできるけど、ネガティブな事も楽しめる人間になりたい。1人でも楽しむ事ができる力はこれまでの経験上あると思う。

自立。自由。楽しむ。

後は表現の違いだと思うけど、太陽というのが私の中で一つの理想形。日中はサンサンとみんなを照らしてくれて、楽しい時間にしてくれるけど、夕方とかになったら沈んでいくじゃん。ちょっと切ない瞬間とか悲しい事とか、ネガティブな瞬間も一緒にシェアできる人間になりたい、と思っています。

あー。なんか英語の慣用句で、"With great power comes great responsibility"というのですけど、ざっくり説明すると大いなる権力を持つ人には大いなる責任が伴う、という翻訳になるのですけど大いなる権力=自由と捉える人が多いので、まいこさんの言っている事にはスッと納得できました。それに太陽みたいな人になりたい、という表現も素敵だと思います。それではPooloの皆さんに言いたい事はありますか?

出会ってくれてありがとう!というのはめちゃある。タイミングが少しでも違ったら会えていないと思う。2期生だったら、みんなとこういう時間は過ごせなかったし。それぞれの人生を歩んできて出会えた存在だし、それを作ってくれたタビッポにも感謝しかないと思っている。

これはかなり大多数の人の中で共通している認識だと思います!そう思えるメンバーに会えて嬉しい。それでは最後の質問です。前回インタビューさせていただいた人からのリレー形式の質問なのですが、きんすから:「10年後の日本に求めていることは何ですか?」

特に制度とかではないのだけど、個人がもっと自分の軸で自分の人生を生きる日本になっていてほしいと思う。もしかしたら、そのあり方としてフリーランスがもっと増えているかもしれないし、働き方は様々だと思うけど…十年後じゃなくても自分の人生をもっと好きになって、自分自身のことをもっと好きになって、毎日キラキラしていたらいいなと思います。

きんすと同じような事を言っていて、ちょっと面白いですね。次の人に聞きたい事はありますか?

「あなたが思う究極の愛情表現は?」

深い。今まで1番レベルで深い質問が来ました。けど、これすごい興味深いですね。

因みに私は生きることと思っています。究極死なないで生きていたら相手に対する最大限の愛情表現だと思う。高校の時にランチ食べてて話していてみんな納得したもん(笑)。

究極(笑)。私は…私のいない所でも私が大事に想っているものや人を大切に扱ってくれる人かな。「私が大事にしているから」という理由だけで。ありがとうございました〜。これにてインタビューは終了です!

以上、まいこさんでした!

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聞いていてワクワクするような内容が多く、共感ポイントもとても多く、マシンガンのように話していたにも関わらずとても楽しいインタビューでした!最近まで携帯が壊れていたようですが、復活したとのことですのでみなさん是非お話ししてみてください!そして究極の質問に答えてみて欲しいです…!

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