見出し画像

10万円のつかいみち

10万円のつかいみち。今多くの皆さんが考えていることでしょう。

私も何に使おうか考えています。
パソコンを買おうか、ネックレスを買おうか、または貯金しようか。

色々考えているときに、ふと大学時代に1年バイトをしていた個人経営の居酒屋を思い出しました。

ふと、「あの店は大丈夫なのだろうか」という想いがこみ上げてきました。

就職してから一度も足を運べなかったですが、たまたま仕事で夜通りかかりました。
しかし、地下に位置し、換気など一切できない店が開いてるはずもありません。
その店は創業80年も続く、地元市民にこよなく愛されているお店でした。
親子夫婦で経営しており、息子さんは2年前に子どもができたばかりです。

現在コロナショックにより、失業を迫られる飲食店も多く、現在住んでいる地域の居酒屋も、
何店舗か店を畳んでいます。

バイトしていた頃、大変お世話になりました。まかないをくれたり、
バイト後余った食材で料理を作ってくれたり、給料を少し多めに入れてくれたり、
私の留学送別会を開いてくれたり、と。いい思い出ばかり記憶に残っています。

いま自分にできることはなんだろう、と自問自答した時、真っ先に思い浮かんだのは、
バイトしていたあのお店に恩返しをすることだと思いました。

たかが10万円かもしれない、なんの足しにもならないかもしれない。

でも、必ず恩返しすると決めて、バイトを辞めて就活をし、いまがある。

特別給付金を受け取ったら真っ先にお店にいこうと思う。
今後も地元市民に愛される店であってほしい。
応援したい。

自分にも、みんなにもできることはあるはず。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?