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【Seedラボ】フォレストラボの2回目を開催しました!

6月24日に、かみくの桃源郷でフォレストラボの2回目が開催されました。

インプット編の2回目となる今回は、「山林の役割を知る」と題し、森林の多面的機能を詳しく学び、その後、久野地区の山林について、多面的機能、特に文化機能の側面から掘り下げていきました。

参加者同士の交流も盛んに生まれており、休憩時間にも外国の森林管理のことや、林業のトレンドについて話が盛り上がりました。

久野の山林の文化的側面について、というと中々想像がつきづらいですが…
実は、久野の山は出雲神話と深く関係があります。

国譲り神話に登場するタケミナカタ神が、天照大御神の使者との戦いに敗れた後、久野にある大岩に荒ぶる魂を封印し、諏訪大社に向かったとされています。
現在も魂が封印されたとされる大岩が残っており、生山神社の御神体として祀られています。


大迫力の巨大な岩

この神様が祀られていることは、たたらの文化にも色濃い影響を与えています。

「林業からみた山林」という視点だけでなく、「たたらから見た山林」「地域文化から見た山林」「出雲神話から見た山林」のように、どの視点から見るかによって、山は驚くほど姿を変えることが分かった、山林の見方や感じ方について視野が広がる時間でした。


次回のフォレストラボをお楽しみに!

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