大晦日の夜にしがみついて

勇気を出して、初めてのライナーノーツを書きます✏︎

☆料理
始めは幸せな二人だけど、徐々に雲行きが怪しくなっていく。やっぱりツマでしょうで仲直りしたのかと思いきや、最後の味付けは涙でしょっぱい…料理という題材で二人の関係の始まりから終わりまでの物語が全て分かる。私自身、好きな人と一緒に食べるご飯は胸がいっぱいでいつものように食べられなかった。だけど今は勿体ないからと無理してでも食べてしまう。

☆ポリコ
ベースで始まるかっこいい曲。便所の落書きという歌詞を聴いたら頭の中に糞ガキという言葉が浮かんで、続きを聴いたら尾崎さんも糞ガキって歌っていてやった!と勝った気持ちになった。日頃のクリープハイプ を聴いてる成果が出ました。ポリコとぽり子は別人なの?

☆二人の間
きました!お気に入りの曲です。屈伸してリズムを刻みたくなる曲。(当たり前体操のように)歌詞カードの表記にも間があって気持ちいい!二人の間は二人にしか分からない阿吽の呼吸で成り立っていて、クリープハイプ の音楽も同じく四人の間がぴったりと合っててやっぱり四人じゃないと。

☆四季
ドラムの音が胸の高鳴りと重なって、冒険が始まるみたいにわくわくする。この一曲の中で四季を感じることができて、一年を過ごすことができる。特に秋からの季節は寒くなっていくけど、メロディーはなんか温かくなっていく感じがする所が好きです。

☆愛す
初めて聴いた時の衝撃が一番大きかった曲。本当にクリープハイプ ?と疑うけど、やっぱりクリープハイプ で。愛すと書いてブスが既に皮肉たっぷりで、愛してると言われるより愛を感じた。言われたことはないけれど。ねじれた愛を伝えられても受けとめられる人になろうっと。

☆しょうもな
出だしの音は眠ってるかのようでかと思えば一気にトップスピードになって、目が覚める。こちらも置いて行かれないように聴くのに必死になって、ついていく。歌詞を言葉を一つも聴き逃したくない。しょうもなくない言葉がつまってる。

☆一生に一度愛してるよ
歌詞の主張とは裏腹に歌い方がとても優しくて今のクリープハイプ が詰まってる。もう一度あたしをの部分では幸慈さんの踊ってる姿が想像つきます。ちなみに私はつまんないなんて思ったことがないし、新曲が出るたびドキドキするし、奥まで刺さってます!でもファーストの曲をライブで聴けるとこれこれ!と興奮してしまう。あれ?私もそっち側?でも安心してください。死ぬまで一生愛してます!

☆ニガツノナミダ
ここはどこからここはここと最後に答えを見つけた感じがする。人生で魂を売らずに生きていくことなんてできるのか。多様性な時代なのだから、魂も使えるだけ使いましょう。このライナーノーツはやろうやろうと思ってたけど気付けば大晦日になっていて、締め切りに抱き締められながら書いてます。評価されますように。

☆ナイトオンザプラネット
イントロは誰が何で弾いてるんだろうと想像が膨らんだ。まさか幸慈さんが弾いているとは。ギターのリフが違和感なんだけど、曲を通してずっと気になる。ライブのアレンジではなく、音源に尾崎さんのラララが入ってることにもこの曲に対する気合いが感じられる。それでちょっと思い出しただけ…誰もが経験するであろう感情。戻りたいわけでもやり直したいわけでもない。ちょっと思い出しただけ。

☆しらす
カオナシさんワールド全開!盆踊りのように太鼓を囲んできつねのお面をつけて、みんなで踊ってるそんな場面を思い浮かべた。全く思いつかない世界観だけど、癖になる。そしてしらす、ご飯、お腹は空くと今回のアルバムにもぴったりはまっている。

☆なんか出てきちゃってる
なんかって何?って気になって気になって仕方がない。太客ならなんかで必ずエロいことを想像してしまうが、ネジ?ネジから出るもの?尾崎さんだからネジは比喩表現で別の物を表現してる?私の想像力では限界が…もう出してしまいましょう!

☆キケンナアソビ
三味線のような音で和を感じる曲。過激な歌詞だけど、首から下だけでも愛してよと、すごく切ない曲。ライブで聴けるピーの部分も太客にとっては嬉しいポイント。夢を見てたけど、馬鹿みたいだと我に返って17時にお家に帰りましょう。

☆モノマネ 
何気ない日常が描かれていて、おっきな幸せではないけれどこれこそ幸せな日々。懐かしさを感じるメロディーもすごく良い。違う〜不幸せ違う〜幸せの部分が特に好き。ボーイズENDガールズの続編ということで、二人の結末が知れて嬉しいような切ないような。これからも探したかったな。

☆幽霊失格
小さい頃から今も幽霊が怖いし、お化け屋敷も入れない。でもこの歌の幽霊からはむしろ温かさ、優しさ、愛情を感じる。亡くなったおばあちゃんも現れてくれないかな。最後まで聴くと涙がこみあげてくる。こんな幽霊なら会ってみたい。

☆こんなに悲しいのに腹が鳴る
もうエンディングはこれで決まりでしょというかこの曲しか考えられない。この曲と共に物語(アルバム)が終わる。それが悲しいけど、また腹が減る、そして料理に戻る。繰り返しこのアルバムを聴き続けることになる。大好きな尾崎さんの巻き舌も堪能できる何度聴いてもも美味しい曲。

やりました!書き切りました!ギリギリ間に合いました!
こんなに真剣に文章を書いたのはいつぶりだろう。大変だったけど、書いて良かったし、達成感に溢れてます。
届きますように!
アルバム発売おめでとうございます!!!

#ことばのおべんきょう
#クリープハイプ  
#夜にしがみついて 、朝で溶かして


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